アンバーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

アンバー

アンバー

映画(210)
ドラマ(0)
アニメ(0)

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.7

生まれ変わりを月の満ち欠けに見立てて、タイトルが付けられていることにはしっくり来ました。

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.6

伝説の騎士の一人、ガウェインを主人公とした作品であるため、思っていたよりもファンタジーで、教訓じみていた。

A24は、どの作品も尖っているため、ハマるのかハマらないのかが、はっきりと分かれるなと思っ
>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

4.7

知らぬが仏という言葉がある通り、自分も、相手も、円滑に幸せに生きていくには、知らない方がよいことがある。

登場するだけで緊張感を感じるほどの迫力がある柄本明さん、コテコテの関西弁で純度100%の小籔
>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.5

女性には2つの種類に分類でき、母と娘に分けることができる。

母として子供に愛情を与えたがるか、娘として母の愛情を欲しがるか。

ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.6

ナチスのユダヤ人迫害を題材にした作品は数多くあるけれど、ペルシャ人を装い、ペルシャ語のレッスンをするために特別扱いを受けたユダヤ人の話ということで、設定から面白いし、それが実話を元にしているというのは>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

4.0

DCEUがいよいよ本格的に始まり、これからが楽しみになる作品だった。

ブラックアダムの強さが尋常じゃなく、アンチヒーローとはいえ、カッコよく見えてしまう。ヒーローチームのメンバーも個性的で、
能力も
>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.2

大ヒットの原作と、デイジーエドガージョーンズさん主演ということで、期待していましたが、その期待にしっかり応えてくれて、上質なミステリーを味わえた。

未知のものを怖がり排除しようとする動物としての本能
>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.6

チャドウィックボーズマンへの弔いの気持ちを、これほど綺麗にまとめてあげるとは。

この作品を観ることで、彼がどれほど素晴らしい人だったのかが分かると同時に、彼のいない世界にも希望を見出すことができる。
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

作画の綺麗さは流石としか言いようがない。
ファンタジー要素も強く、ジブリ映画を見ているようだった。ジブリが好きな人には刺さるのではないかと思った。

お馴染みのキャスティングの神木さんはとっても魅力的
>>続きを読む

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.8

今泉監督の最近の作品に比べると、少し暗めだったけれど、くすっと笑える瞬間はいくつもあったので楽しく観ることができた。

稲垣さんの落ち着いていて、少しミステリアスなところが、主人公の役柄とマッチしてい
>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

マリコにとってトモヨが必要だったのはもちろんだが、トモヨにとってもマリコはいなくてはならない存在だった。

近づいてきたら、うざったいけれど来なくなると寂しくなる。2人はお互いに必要不可欠な存在だった
>>続きを読む

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

4.3

本当に理想の人に出会えるかは分からない。今の人が本当の理想の相手かも分からない。
それなら、今いる相手との関係は大切にしよう、少しの不満があったとしても。

人間皆、それぞれに抱えているものがあって
>>続きを読む

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.1

水墨画を題材にしているだけあって、繊細で無駄のない映画だった。

水墨画について深くは知らなかったが、水墨画というものがどれだけのパワーを持っているのかを知ることができた。

真っ白な紙に向き合い、こ
>>続きを読む

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.8

記憶の表現で、断片的で点在していて、同じ記憶を反芻してしまうところが自分の中の記憶を思い起こしているようだった。

他のA.I.を題材にした映画に比べて、より人間みを持たせたキャラクターだった。

>>続きを読む

劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥(くら)き夕闇のスケルツォ(2022年製作の映画)

3.5

IMAXにて鑑賞。

体に振動が伝わってくる程の、IMAXならではの音響が、戦闘シーンの迫力を増していた。

第五層のボスの見た目がカッコ良かった。

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

4.8

ダイアナ妃の一生を描くでも、全て本当のことを描くでもなく、わずか三日間の出来事を、時にフィクションも加えて、本当の彼女を表現している作品。

思わず、自分も体験したように感じるほど、彼女の重圧が音と映
>>続きを読む

君を愛したひとりの僕へ(2022年製作の映画)

2.9

僕愛→君愛の順に鑑賞

僕愛よりも、テンポ良く進んだので観やすかったが、シーンの使い回しは少し雑だった。

エンドロールのアニメーションは意味が込められていて、良いと思った。

僕愛の方でもレビューに
>>続きを読む

僕が愛したすべての君へ(2022年製作の映画)

2.5

僕愛→君愛の順に鑑賞

この一本だけで、物語の本筋は理解できる。
ここ最近のアニメ映画に比べると、作画の面で他に劣っている気がする。

両方見て思ったが、2本を1本にまとめることが出来たら、もっと素晴
>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

頭使わなくていい、ヘンテコな日本が舞台のブラピがカッコいいだけの映画w

役者が魅力的で、テンポも良かったし、日本の古い曲が時々流れるシーンが面白かった。

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

4.2

終始、落ち着いていて、暗い作品だったが、物語が二転三転して最後には静かに終わったため、観ていて心地良かった。木村文乃さんの黒く澄んだ目が、多くのモノを語っていた。

主題歌の「LOVE LIFE」がま
>>続きを読む

アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後にはとても驚かされた。

牧本さんにも、お葬式に出てもらって、みんなで見送ってあげて欲しかったと思う。

とはいえ、牧本さんが心から望んでいたことが実現したのだから、本人的には悔いを残すことなく、
>>続きを読む

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

5.0

IMAX3Dで鑑賞しました。

3Dによる奥行きと、IMAXの巨大スクリーンのおかげで、今まで味わったことがないくらいの臨場感を味わえた。これこそ究極の映像体験だなと思った。

これだけのスケールで、
>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

-

とても不思議な体験を味わわせてくれた。

現実から逃避したくなるような時もあるよなと思った。

夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.9

すごいSF要素が強めで、微かにインターステラーを思い出した。

犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

4.2

独身の自分にとって、最初は結婚しない方がいいなって思わされて、最後には結婚もいいものだなと思わせてくれる作品でした。

思わず、クスッと笑ってしまうオモシロイ所がたくさんあって、何度か、目頭が熱くなる
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.5

役者さんの能力さえあれば、性別は関係ないんだなと思いました。

いっぱい笑えたし、しんみりできるところもあり、等身大の自分のまま生きていくことが大事と、背中を押されたような気がしました。

裸足で鳴らしてみせろ(2021年製作の映画)

5.0

退屈になるような時間のない、無駄のない作品で、世界中を旅して回ったような充実感を得られました。
ラストシーンには息を呑みました。

ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.7

主人公に感情移入してしまって、辛くなる時もあったけど、微笑み一つで許してしまいたくなるほど、レア・セドゥが美しかった。

ほぼ3時間の長尺だが、レア・セドゥに魅入ってしまい、あまり長くは感じなかった。