なださんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.9

映画好きが集う呑み屋で教えてもらった今作。

沢田研二(ジュリー)扮する中学校物理教師が、原子力発電所からプルトニウムを盗んでお手製の原子爆弾を作り政府を脅迫するストーリー。

原爆って個人で作れんの
>>続きを読む

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 4Kリマスター(1978年製作の映画)

5.0

思入れが前回の100倍クドいので興味のない方はスルー希望で!!🙏

小6から50回以上は鑑賞している「さらヤマ」(勿論DVD有)
未知の敵「白色彗星帝国」のテーマが重厚なパイプオルガンで始まる感動を再
>>続きを読む

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ポトフというと西洋おでん
シンプルだか複雑に素材が味を出し合う美味しい料理だ

優しい料理の数々
料理には作り手の優しい気持ちが無いと美味しく感じない。

美食家ドダンの考案したレシピをイメージ通りに
>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

願いは叶えてもらうものではなく、自ら叶うように努力するものなんですね。

クリス・パイン、アリアナ・デボーズの歌は聴き応えあって素敵でしたが、ストーリーはハマれず。
王様が願いを隠す理由が理解出来なか
>>続きを読む

ヴィクラムとヴェーダ ヒンディー語版(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

タミル版もあるが、コチラはヒンディー版

犯罪者撲滅の為に偽装襲撃をして犯人を撃ち殺す警視のヴィクラム(サイフ・アリー・カーン)
弟を偽装襲撃で殺されたヴェーダ(リティク・ローシャン)

相対する立場
>>続きを読む

ただ空高く舞え(2020年製作の映画)

4.3

空にも貧富の差があったなんて…

貧しい者は飛行機も利用出来ない差別。既存の航空会社は高級なサービスで運賃を高価にする。

お金が足りなくて飛行機に乗れず父の死に目に会えなかった男が立ち上げたインド初
>>続きを読む

特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

3.5

キャスト一新の評判が芳しく無いので観ていなかったが、キングダムで北欧熱再燃。

列車でデンマークに不法入国しようとしたロマ人の少年。
保護されるが一言も話さない。だが持っていたパスポートは公費横領の疑
>>続きを読む

後継者(2023年製作の映画)

4.0

昨年公開タミルの大将ヴィジャイさんの作品早くも日本で観られて幸せ(ジャケ写ないけど…)

大会社の社長の三男のヴィジャイ(ヴィジャイ)留学から帰ると父の会社に入れとレールを敷かれていることに反発して家
>>続きを読む

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.7

シリーズ全然観てないし、評判も上々ではないけれど、目的はジャーっと行こうぜ!のトニー・ジャーとステイサムおじさん
爆発🔥とムキムキ💪メンバーが勢揃いで面白かったですね。

ストーリーは本当にド・ストレ
>>続きを読む

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.7

平時ならクロックワークス配給なので面白い作品と踏んで鑑賞なのだけど、能登地震の被災者の方を思うと今作を選んで観てしまったことを後悔。1日も早い救済や復興をお祈りします。

でも作品としてはイ・ビョンホ
>>続きを読む

マジック(2017年製作の映画)

4.5

キネカ大森IMW2023にて今年初のインド映画🇮🇳
昨年末から公開されていたけれど滑り込みで鑑賞。

「マスター」「ビギル」に続いて観るタミルの大将ヴィジャイは今回3役!!
ずーっとヴィジャイさんを観
>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.7

今作に感動している若い人たちが沢山いらっしゃるのは喜ばしい事です。

強壮薬「М」の秘密を牛耳る龍賀一族の当主が亡くなり跡目争いの為に人が殺される。
王道のミステリーを交えつつ国民的キャラクターのゲゲ
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい。終演後劇場で拍手したかった👏
ネタバレもしているので未見の方はまた後で😊


箒で掃く音で目覚め
歯を磨き制服に着替え
朝食に自販機のコーヒー
空を見上げ木々を愛でる

公衆トイレの清掃を
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

『パディントン』のポール・キング監督は勧善懲悪ながら明るく楽しい映像で、悪人を成敗する事を残酷に思わせない作りがうまい。

シャラメ君が楽しく歌っているうちに良い者が報われているので、自分も今日はツイ
>>続きを読む

ブルービートル(2023年製作の映画)

4.0

「コブラ会」のミゲル君が主役抜擢というので公開を楽しみにしていましたが、上映されず配信に来た!
DCなのに何で〜面白かったので勿体ない😅
スクリーンで観たかったなぁ。


軍需産業を手掛けるコード社の
>>続きを読む

宇宙戦艦ヤマト 劇場版 4Kリマスター(1977年製作の映画)

5.0

思入れが強く長文なので読むの面倒な方はスルーして下さいね😄💦

今回の46年ぶりにリマスター版を劇場で観る事が出来て嬉しい限りでした。
赤茶けた大地と夕日に染まる廃船ヤマトの朽果てた絵は大画面に映える
>>続きを読む

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

4.3

yuki さんと2ヶ月ぶりの同時鑑賞✨お忙しいのにありがとう!yukiさん♪
のんchanさんのレビューを読んで観たかった作品です。yuki さんとご一緒出来て嬉しかったです🥰

もしもあの時、違う選
>>続きを読む

キングダム エクソダス〈脱出〉(2022年製作の映画)

4.2

前作のキングダムから25年後に制作された続編〈エクソダス脱出〉オープニング曲が全く変わらないのが💯

DVDで「キングダム」を鑑賞していた老女カレンは中途半端に終了した前作の結末に不満。そして呪われた
>>続きを読む

キングダム II 第3章/第4章(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

時間の都合でⅡから劇場鑑賞。
そしてWOWOWで再鑑賞。

ラース・フォン・トリアーは今作をどう着地したかったのだろう?

リトル・ブラザーのウド・キアは造形の不自然さとあいまって気持ち悪い…16億人
>>続きを読む

キングダム(1994年製作の映画)

4.1

♪キンッダム〜ABCDキンッダム〜桶に水はって〜キンッダムタカタカタッタカ〜♪(空耳)

ラース・フォン・トリアー監督のデンマーク巨大病院を舞台としたオカルトスリラー。
毎回最後に「善と悪とがあるのを
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.8

合戦、合戦
時々コント

北野武監督の映画はちゃんと観たことがないのですが、今作の戦国時代の合戦に臨場感を得られたのはの素晴らしかった。

従来の戦国時代作品など絶対にあんなにキレイじゃない。本当の合
>>続きを読む

ヘッド・フル・オブ・ハニー(2018年製作の映画)

3.8

認知症のお爺ちゃんと孫娘の愛情を描いた作品

独居になった認知症の父アマデウス(ニック・ノルティ)を英国に引取ったニック(マット・ディロン)
奇行を繰返す義父に怒る妻
両親が仕事に忙しく一人ぼっちのア
>>続きを読む

ヤマドンガ(2007年製作の映画)

3.7

ヤマ→閻魔
ドンガ→盗賊

「RRR」のビーム役NTR.jrが泥棒のラジャ役。ビームがくせ毛の顔丸な体力おっさん(失礼)と思っていたけれどそんなイメージを覆すイケメンぶりと突出した身体能力に驚いた。
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

観終わって、映画ではあまり見かけない舞台劇のような感情を大きく魅せる芝居が私には相性が良かったと思う。

特に敷島役の神木隆之介の戦争で生き残ってしまった者の苦悩や葛藤、逃げてしまった後ろめたさ。
>>続きを読む

マスター 先生が来る!(2021年製作の映画)

3.8

タミルの"大将"ヴィジャイ初鑑賞!こぐまちゃんのような可愛い顔したヴィジャイ。

17才の時に悪者から命拾いしたバワーニ(ヴィジャイ・セードゥパテイ)は、少年院に送られで虐待されながらも独自で力をつけ
>>続きを読む

サイラー ナラシムハー・レッディ 偉大なる反逆者(2019年製作の映画)

4.5

日本で例えると歌舞伎の梨園に近い感覚でインドのスターも血縁で映画界に貢献している。

今作含む「南インド映画の世界」のパンフには役者/スタッフ相関図が出ていて興味深い。監督で有名なS・Sラージャマウリ
>>続きを読む

相撲ディーディー(2023年製作の映画)

5.0

東京国際映画祭にて

インド初の女性力士ヘタル・デイヴさんの事実に基づくストーリー。
タイトル訳『相撲ねぇちゃん』

インド映画で女性が主役の作品にはなかなか出会えない。
予想を超える良き作品でした。
>>続きを読む

13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.3

毎年ハロウィンに開催するまだ観ぬ伝説のホラーを1人で観る会🎃
だいぶホラー嫌いが克服されてきました。

今年はジェイソン

クリスタル湖キャンプ場は過去にアベックが殺され子供が湖で水死した「呪われた」
>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.8

1人でロシア兵300人を倒した伝説のフィンランド無双おじさん物語。
不滅の魂「SISU‐シス‐」を持つこのおじさんはとにかく死にそうな目に合ってるのに生きてる。

1944年フィンランドのラップランド
>>続きを読む

フィンチ(2021年製作の映画)

3.7

Filmarksのジャケ写無いんです…😅Apple tvに多いですね。

トム・ハンクスとケイレブ・ランドリー・ジョーンズに引かれて鑑賞。良い掘り出し物でした✨

太陽フレアでオゾン層が破壊され人類が
>>続きを読む

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.3

大好きなタイカ・ワイティティ監督の新作!!
第36回東京国際映画祭で観られました。

0対31でワールドカップ予選を伝説的に大敗した米領サモアの最弱サッカーチームを立直し公式戦ワンゴールを目指す実話ベ
>>続きを読む

プシュパ 覚醒(2021年製作の映画)

3.9

プシュパは妾の子として親族から認知されず名字を持てない私生児の境遇。
だが一介の労働者から密輸業で成り上がる物語。

「熱風!!南インド映画の世界」
4作品を順次公開。その第一弾が今作。主演アッル・ア
>>続きを読む

サーカス(2022年製作の映画)

3.7

『ガリーボーイ』のランヴィール・シン主演(右横ジャケ写と同一人物)
シリアスな『ガリーボーイ』からの弾けっぷりがすごいぞランヴィール・シン!!🤣🤣🤣
君はコメディアンなのか!?面白過ぎる。

作品はカ
>>続きを読む

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.5

ガリーボーイ
ガリーとは路地裏のこと

ムンバイ、スラム育ちの大学生ムラド(ランヴィール・シン)
大学祭でラッパーと出会い作詞から自分のラップの才能を開花させる物語。

インドの貧しい底辺で、鬱屈した
>>続きを読む

燃えあがる女性記者たち(2021年製作の映画)

3.7

不可触民
最近よく聞く言葉だ。
カースト制度から外れ、さらに底辺にいる人々。

その不可触民〈ダリット〉の女性達が立上げた新聞社
「カバル・ラハリヤ」のドキュメンタリー。

華やかなインド映画の銀幕か
>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

やっと鑑賞。レビューに2週間かかりましたが良い作品でしたね🥰
IMAX前から4列目中央の没入席でジョン・ウィックを浴びる。

ビル浴
ドニ浴
キアヌ浴…眩しいぃ〜✨🤩

ビル・スカルスガルドのお坊っち
>>続きを読む