東京銘菓さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

東京銘菓

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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.5

異国の地で恋に落ちた2人が感じるカルチャーショックがとても興味深く描かれています。『風をあつめて』など印象に残る音楽も非常に良いです。

Little Birds リトル バーズ -イラク 戦火の家族たち-(2005年製作の映画)

4.0

戦争の汚いところが大写しになっている映画。戦っている双方がそれぞれの正義の名の下殺人行為を行なっているという現実をしっかりと受け止めければいけないと感じました。監督の平和を願うメッセージが伝わってきま>>続きを読む

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

4.0

4人とも本当に輝いていてかっこいいです。女性ファンの歓声(金切り声?)が頭から離れません。The Beatles が世界一のロックバンドであることが再認識できました。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

都会って綺麗だな、と思った記憶。たまたま新宿の映画館で観てたので尚更。

主戦場(2018年製作の映画)

4.0

「過去に目を閉ざす者は、結局のところ現在にも盲目となる」
このヴァイツゼッカーの名言を思い出させてくれる映画でした。慰安婦問題については色々な意見がありますが、まずはどういった人たちがどういう主張をし
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パッチギ!(2004年製作の映画)

4.5

名曲『イムジン河』が印象深く流れる映画です。「お前ら日本人に何がわかる」といったようなセリフがあり、やはり我々日本人は在日朝鮮人の方々がどのような生活を送ってきたかを知る責任があるのではないかと思いま>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

2.5

差別をテーマにした爽快なストーリーですが、序盤〜中盤がやや冗長に感じられました。ラストの展開はテンポよく面白いです。

「A」(1998年製作の映画)

4.5

サリン事件後のオウム真理教の教団本部を取材した映画。世間がオウム=悪と決めつけていた時期で、森監督はそれに待ったをかけようとしています。オウム真理教に対する新しい視点を与えてくれる映画なので、オウム(>>続きを読む

FAKE(2016年製作の映画)

4.5

佐村河内氏の一件は、特にネット上でネタとして消費されていたように感じます。誰も彼に関する真実を追求しようとせず、簡単に「嘘つき」認定をしていました。この映画はそんな風潮に待ったをかけられるポテンシャル>>続きを読む

森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」(2006年製作の映画)

4.0

最後まで観るべき!どんでん返し自体が森監督が伝えたいことそのものだと思います。

「真実を見抜く」「嘘を暴く」なんて一般の大衆には不可能だと思う。本気で騙そうと思ったら国家ぐるみで情報の隠蔽改竄ができ
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ザ・コーヴ(2009年製作の映画)

3.5

まず、この映画は反捕鯨の立場から撮られているので公平性は全くありません。でもそれがこの作品の評価を下げることは無いと思います。
多くの日本人がイルカ漁や、追い込み漁や、屠殺方法や、イルカ肉の水銀問題に
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山下達郎 シアター・ライヴ/PERFORMANCE 1984-2012(2012年製作の映画)

4.0

動く山下達郎が観れて感謝感激しかありません。生のライブに行きたくなってしまいました。もっと長い時間見ていたかったと思えた映画です。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

面白いのは当然ですが、自分は1つの映画を製作している登場人物たちのチームワークに感動しました。みんなでひとつのものを創り上げることの貴さを感じることができる映画です。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

「家族」に血の繋がりなんて要らないんだと思える映画でした。近年注目されている選択的夫婦別姓制度に反対する人は(お節介かもしれませんが)是非一度この映画を観るべきだと思います。

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

2.5

少しストーリーに中だるみを感じました。しかし全体的に優しい雰囲気が流れていて良い映画です。

ワンダーランド北朝鮮(2016年製作の映画)

4.0

この映画をプロパガンダだと批判する人もいると思いますが、そもそも日本における北朝鮮報道も批判的で一方的な視点からでしか行われていません。たとえプロパガンダだとしても、普段日本では感じられないもう北朝鮮>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

12人の陪審員たちが被告人を罰するか否かを暑苦しい部屋の中でひたすら議論する映画です。周囲の偏見や思い込みに抗う1人の男(陪審員8番)を中心に物語が進んでいきます。
「疑わしきは被告人の利益に」という
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