踏んでしまったっていい。
神は沈黙しているが、全てを見ている。
人の心の奥底は捻じ曲げられない。
きっと彼らの魂は救われたんだろう。
そう思っても、じゃあキチジローの様にポンポン踏めるかと言えば、ま>>続きを読む
前半は年老いた夫婦のロードムービーの様だけど、後半は内容的にも西部劇だった。
悪い奴らが仕切る街にやってきた部外者。
暴力と報復。
それを現代的なテーマで落とし込もうとしてるんだろうけど、スリラーに>>続きを読む
MCUに若干飽き始めてるし、正直ジョン・ワッツのスパイダーマンあんま好きじゃないんだよね。
キャストはいつも良いけど、主に映像面でサム・ライミとマーク・ウェブの監督したスパイダーマンに比べて迫力と面白>>続きを読む
前2作とはまた違って、結構真面目に史実を絡めたファンタジーをやってた。
ラスプーチンの辺りはふざけ倒していて面白かったけど、今までのキングスマンと同じものを求めて見ると少し退屈でもある。
長回しアク>>続きを読む
キャストが贅沢過ぎる。
ごちゃごちゃ考えず、大作アクションはこういう映画が良い。
サービス精神旺盛でめちゃくちゃやってくれて楽しい。
ロン毛のニコラス・ケイジと最後のスティーヴ・ブシェミがイキイキと>>続きを読む
最後までみんな一貫してるのが良かった。
情も生まれるけど、それはそれ。
殺人鬼も追い詰められてもヒヨらないし。
ラストの笑顔が最高。
キレキレの高速タックルが本当にカッコいい。
お互いを一手ずつ詰めていくような最後の戦いもアツいぜ。
“What A Life”
マッツ・ミケルセンの陶酔感を表現した様なダンス。
人生讃歌。
辛い。
タイトルの「空白」は、責任を負うべき人物の不在を指しているんだと思ったけど、それだけでは片付けられない。
「空白」故に、誰かの所為にしたい、悪人を見つけたい心理が物語の推進力になっていて、そ>>続きを読む
かなり久々に見たけど、やっぱ面白いな。
箱のアイデアで惹きつけつつ、限られた空間の中で動き回りながら会話劇を見せる。
このイカレタ箱の中に寄せ集められた人達の築く関係性や役割は社会の縮図の様でもあっ>>続きを読む
専門家や科学者の意見、データという物はどんどん価値を失っている。
YouTubeやSNSの、胡散臭い経歴のどこの誰かもよう知らん奴らの、無責任で過激な主張の方が支持されたりする。
トランプの台頭やコロ>>続きを読む
ポップな表現に惑わされそうだけど、だいぶ悪趣味だし命も軽い。
でもこの軽妙さが面白い。
正直007よりも007しようとしてると思う。
マシュー・ヴォーンは、始まりの物語に関してはハズレがない。
新作も>>続きを読む
真っ当に生きよう、生きたいのは分かるけど、この6人の中にも何の反省もしてない人はいる訳で、赤の他人の立場では何の偏見も持たずに接せられるかは、正直分からない。
それは見分ける術は、その人を知る以外にな>>続きを読む
ガンフーやジョン・ウィックのスタイルよりも、一つのカットの中の動きをちゃんと見せている所が好き。
人間の動きの粗も切り捨てず、見せてる感じ。
スタントも大事にしてる。
アクション面は満足だけど、この>>続きを読む
原作を読んだら、もっと面白いんだと思う。
演出が悪いというか、細かい所が気になっちゃった。
上手く映像にできてない感じ。
序盤の方の回想の仕方が個人的にとても気に食わない。
ズバァ〜ンって感じのやつ>>続きを読む
自己言及、自己否定、自己満足。
アクションが全然パッとしない感じで、それは予告の時点でそんな気はしてたからいいんだけど、そもそもどのカットにも前作までにあった迫力や色気が全然無いのが残念。
これは妹>>続きを読む
ちょっとカンフーが足りないけど、ロボファイトとドラゴンボールで満足。
ドラゴンボールの様な戦いもこの後のCGアクションに与えた影響でかいんじゃない?
一番好きなシーンは、セラフが銃を確認する所。
ウォ>>続きを読む
セカンド・ルネッサンスとキッズ・ストーリーも良いけど、ワールド・レコードが一番好き。
衝動と躍動感が伝わってくる。
この感覚はREDLINEに引き継がれてると思う。
ビヨンドも変わった切り口で面白い。>>続きを読む
私、私、私、私・・・。
メロビンジアンのデザートのシーンがくだらなすぎる。
モーフィアスが活躍するカーチェイスは最高。
ツインズはビジュアルから戦い方までカッコいい。
構図と編集、セリフの掛け合いのリズムが気持ち良すぎる。
実際の未解決事件を扱っていてカタルシスに欠ける結末だからか、フィンチャーの作風が他よりも目立ってる。
好奇心は猫をも殺す。
連続殺人鬼の狂気、>>続きを読む
面白くはなかったけど、優しいね。
トラウマを乗り越えられない人にもあんな優しい結末を与えてくれるんだね。
タイカ・ワイティティ、初期作からジョジョ・ラビットまでそこまで作風変わってないと思った。
他>>続きを読む
今までのガイ・リッチー作品よりテンションが抑え気味で渋いけど、なんか構成のややこしさが目立つな。
ジェイソン・ステイサムのノールック射撃がカッコいい。
でも後半は、強盗集団の方が好きになった。
普通>>続きを読む
冷徹に見えるぐらいに淡々と意味を足しては、ひっくり返していくカットの積み重ねに震える。
リドリー・スコットお爺ちゃん恐ろしい。
羅生門が引き合いに出されてるけど、構成だけで言うほど羅生門じゃなかった>>続きを読む
ハートフルを感じさせるポスターの印象とは全然違う。
認知症の視点であることが頭にないと混乱する。
そこに気づくまでは軽くホラーなんだけど、実際本人からしたら恐怖以外の何でもないんだろうね。
悲しすぎる>>続きを読む
ヒナコに尺をさいたドラマ部分がちょっと退屈。
同じ瞬間、同じカットを使い回す様な編集も気になった。
見慣れた光景を活かした団地の戦いはカッコ良かった。
岡田准一のアクションをもっと全面に押し出した映画>>続きを読む
テイラー・シェリダンのこれまでの映画と同じようにプロフェッショナルな人物が描かれてるが、今作は主要人物がみんな自分の役割を全うしようとしてる。
それを証明するように上映時間も100分と無駄を削ぎ落とし>>続きを読む
エンターテイナーだね。
ジェームズ・ワンはカメラワークだけでもエンタメを仕立て上げられる様な監督だと思う。
初めから内容よりそっちに期待してた。
リー・ワネルの『透明人間』に近い物を感じた。
疑心暗>>続きを読む
インシディアスと死霊館とアナベルが頭の中でごっちゃになってるけど、ジェームズ・ワンの監督作はカメラワークですぐ分かる。
長回しでお化け屋敷の様に演出したり、面白いズームもあった。
パトリック・ウィル>>続きを読む
人は見た目や周囲に与えられた属性に縛られてる。
それをものともせずキスできちゃうあいつは相当イケメン。
スリラーというよりは、ヴィンス・ヴォーンが笑かしてくれるコメディ。
最後は、デスプルーフ+ハロ>>続きを読む
写真だと全然パッとしないけど、動いたらカッコいいね。
バスファイトも良いけど、ビルの戦いのカメラワークが一番好きかな。
ナイフバトルとビルの側面を駆け抜けていく所とか最高だった。
鞭や弾丸の様に画面を>>続きを読む
暴力を振るった後の役所広司の笑顔にカタルシスすら感じた。
「すばらしき世界」というタイトルは皮肉だろうし、怒り、後悔、虚しさ、複雑な感情が込められていると思うけど、もう半分は本気なんだろうな。
少な>>続きを読む
ウィルスの症状が主要人物には有って無い様なもんで、設定がもったいない。
もっと理性なんて欠けらも無い殺し合いをしてほしい。
会社を駆け上がって、てっぺんのクソ社長をぶちのめす物語自体は面白かった。
サ>>続きを読む
チャーリー・ハナムとヒュー・グラントがイチャついてた。
結構複雑だが、ガイ・リッチーらしい軽妙な語り口。
“ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ”や”スナッチ”の様な方向性で、より上品で>>続きを読む
ベイビーわるきゅーれも黄龍の村も国岡も都内でしかやってないから、とりあえずこれを見た。
低予算ながら、後半に集中させたアクションは良かった。
みんなキャラが立ってるのも良い。
伊澤彩織の動きのキレが>>続きを読む