Fsukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

罪の声(2020年製作の映画)

4.0

宇野祥平の演技が素晴らしい。

真実は、誰かを傷つけるかもしれないし、救うかもしれない。

“あなたは、どんな人生やったんですか?”

こんなことを言わせちゃいけない。
自分の罪は、自分で背負って終わ
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.5

エドワード・ホッパー
“Nighthawks”
「夜ふかしする人々」

完璧よりも、前進。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

暗黒サクセスストーリー。
ブラック企業誕生の瞬間。
そもそも報道の世界にサイコパスの様な側面があるように思う。
報道倫理を踏み越えてしまえば、それは利益の為に人の感情や好奇心を不必要に煽って、他人の不
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.0

アメリカのアニメ映画って、ネタや情緒が隙間なく詰め込まれている感じで、見ていて結構疲れちゃうんだけどそれでも面白かった。
ネットミームみたいな演出が面白いし、変わった表現がちゃんと画面の中で統一されて
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あなたに降る夢(1994年製作の映画)

3.0

ジェーン・フォンダかわいい。
ニコラス・ケイジも思いやりのある人を嫌らしさを感じさせず演じていて良かった。

ガール・イン・ザ・ボックス(2016年製作の映画)

1.5

何も知らずに身始めたから、実際の事件がベースの映画なの知らんかった。
淡々と再現ドラマみたいで映画としては微妙だけど、胸糞悪いね。
逮捕されてよかった。

アーミー・オブ・シーブズ(2021年製作の映画)

2.0

登場人物の設定を、映像付きで順番に説明する演出やめない?
物語に直接関わるならともかく、そうじゃないなら仕草や反応、発言で掘り下げればいいんじゃない?
ましてやこの映画が回想みたいなもんなのに、物語を
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プレデター(1987年製作の映画)

3.5

“血が出るなら殺せる”

余計な説明なんかしない。
闘争本能のぶつかり合い。
マッチョ達の色気が凄い。

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

5.0

前作よりは一本の映画としての魅力はないかなと思ってたけど、見直してみたら終盤のボロボロのアレハンドロが立ち上がってからの一連の流れがとても良かった。

前作では、”君は狼じゃない”と凄んでいたアレハン
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0

監督はドゥニ・ヴィルヌーブ、撮影ロジャー・ディーキンス、音楽ヨハン・ヨハンソンで見応えがある。
そして何よりも、残酷な世界で働くプロフェッショナルを描く、脚本テイラー・シェリダンの作品だと思う。

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カルト(2012年製作の映画)

3.0

視聴者が舐めてかかってくるのは織り込み済みで、あえてぶち壊す力技。
NEOみたいな奴を出しても一応破綻してない。
というかもうヒーロー物のノリだよね。
このバランス感覚は結構すごいと思う。

怖くなる
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

面白かった。
ちゃんとミステリーしてた。
動機がちょっと単純に見えたけど。
翻訳家らしく言語で立ち向かおうとするシーンは良かった。
でも、ただの被害者もいて可哀想。
悪党じゃないんだから、そこの罪の意
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ドライヴ(2011年製作の映画)

5.0

シンプルでありふれた物語だからこそ、レフン監督の演出が受け入れやすく発揮されている。

残心の様に、影に消えていくライアン・ゴズリング。
エレベーターの中で起きる急転直下のバイオレンスは名シーン。
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バートン・フィンク(1991年製作の映画)

3.5

「おれの家に入ってきて、おれの部屋がうるさいと文句を言うのか?」

人の人生を覗いて、適当に文句言うな!
解釈するな!
考察するな!

炎の中、汗だくで佇むジョン・グッドマンがど迫力。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

乗り越えようと足掻けば、罪の意識に耐えきれなくて押し潰されてしまうんだろう。
乗り越えられない。
それでも日々の営みの中で心が軽くなる瞬間もある。
少しずつ、少しずつ。
ポジティブな決断が最善って訳じ
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イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

3.0

ムカつくから大量の草刈機で突っ込みたい。

CUBEを撮った監督だから、全編草だらけでも飽きることはない。
でもヴィンチェンゾ・ナタリは、もっと小難しい話の方が味の出る監督だと思う。

ウィジャ ビギニング ~呪い襲い殺す~(2016年製作の映画)

3.5

前作と出来が違いすぎる。
マイク・フラナガンらしく背景に色々潜んでいる。
所々チェンジマークとか昔の映画を思わせるけど、それはサービス程度の演出に見えた。

原作、前作ありきの映画でも個性を発揮する監
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麻薬密売人 プッシャー(1997年製作の映画)

3.5

ドツボにハマった借金男。
状況が悪くなっていくほど映画は面白くなる。
自滅的な行動の果ては、絶望。

カメラワークは荒々しいが、暴力シーンでは、時折レフンの映像に対する拘りを感じた。

ロッキー(1976年製作の映画)

5.0

試合に…負けてもどうってことない
脳天が割れてもいいさ
最後までやるだけだ
相手は世界一なんだ
最後のゴングが鳴ってもまだ立ってられたら
俺がゴロツキじゃないことを…
初めて証明できるんだ

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.0

オリジナルの方が良かったな。
イメージ的に映像を挿入したり、最後の電話を聞かせちゃうのは無粋だと思う。
表情だけでも魅せる演技をするジェイク・ギレンホールは流石。
山火事は心象風景かな。
主人公の罪に
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狼の死刑宣告(2007年製作の映画)

3.5

ジェームズ・ワンのダイナミックなカメラワークはこの頃から発揮されてる。
壁越しの刹那の撃ち合いは、ジョン・ウィックで見た時もカッコいいと思ったけどこっちの方が先だったし、キマってた。
チンピラと素人の
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.0

変わらない一日の中で楽しく過ごし続けられればいいけど、怖くてもいつか終わる明日を求めないと過去も未来もなくなってしまう。

テンポよく90分でまとまっているけど、もっとゆるゆるグダグダで2人のループを
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グリーンルーム(2015年製作の映画)

4.0

ジェレミー・ソルニエはヒーローを描かない。
絶体絶命な状況下で、いざ立ち向かう決意をしてもへまをして格好がつかないし、一緒に乗り越えてもロマンスが生まれるわけではない。
ドライだが、痛みと恐怖はしっか
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呪い襲い殺す(2014年製作の映画)

1.5

あっさり。
場をかき乱すようなやつもいないし、サクサク話が進んでいくのはまだいいけど、ホラー描写もサクサク。
そんなに溜めもなくポッとでできて、襲ってくる。
そんであっさり殺されていく。
あっさりすぎ
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ハロウィン(2018年製作の映画)

5.0

“Gotcha”

マイケルの殺人が、如何に無軌道かつ確実に迫って行っているかを見せつけるようなカメラワークと、ローリーとマイケルの立場を反転させるような演出が良い。
オリジナルをリスペクトしつつも、
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コンティニュー(2021年製作の映画)

3.0

ループ物で、編集が時系列を行ったり来たりするのが余り上手く行ってないと思う。
最後は、それで終わるんかい!

でも、フランク・グリロが軽やかに死にまくりながら戦いまくるのは楽しい。
メル・ギブソンに素
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

青い瞳のジェームズ・ボンド、完結。

ダニエル・クレイグがボンドに決まってから、見た目は何度か取り沙汰されてたと思うけど、今回は意図的に青い瞳を取り上げていたと思う。

そもそも見た目に限らず、クレイ
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初恋(2020年製作の映画)

4.0

これは面白い方の三池映画。
邦画にありがちな外しのユーモアが好きじゃないけど、電車のシーンでは、2人の関係を縮める演出として機能してたり悪くはない。
オープニングの、首が吹っ飛んでくる非日常と日常の対
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ヴァイラス(1998年製作の映画)

2.5

ガラクタと生体のツギハギみたいなクリーチャーのデザインがカッコいい。
まるまるCGじゃ出せない味がある。
ドナルド・サザーランドみたいなベテランが、ああいう面白い感じになっちゃうと見ていて楽しい。
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.0

俺の仕事を邪魔するな!!!
休憩いただきます!!!

ブラックな仕事にも屈しない男、ニコラス・ケイジ。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.0

オープニングの一日目は、長回しで緊張感を引っ張っていっていてハラハラするけど、後半は、別行動でカットが増えて、それが薄れているのが残念。
化け物も前作で弱点を見つけたからか、弱くなっちゃったように見え
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パニッシャー:ウォー・ゾーン(2008年製作の映画)

3.5

これは良いバイオレンス。
アクションがあったら、一回は顔面を狙うしつこさ。
パルクールの奴らは、吹っ飛ばされためにいた様なもんだな笑。
悪役のジグソウに多く尺を取っているのが良い。
アクション映画は、
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デイライツ・エンド(2016年製作の映画)

2.0

大量のゾンビ引き連れて戻ってきちゃいかんでしょ笑
ビルを駆け上りながら戦うアクションはカッコ良かった。

死画像(2015年製作の映画)

4.5

夜中に見るべきじゃなかった・・・
これは久々に怖すぎた。
「霊感テスト」でちょっとビビり、「歌声」のオチと「貫通」の痴話喧嘩でちょっと笑わされた所で、最後は一部で有名な「クニコ」ですよ。
青い画面と不
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