ふみさんの映画レビュー・感想・評価

ふみ

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関心領域(2023年製作の映画)

4.0

勉強して、かつ察する能力が求められる
レベルの高い映画でした。

これは私が知らないから悪いんだろうな
という場面が沢山あって、
出直して来ようと思います。

ミッシング(2024年製作の映画)

4.0

これまでの吉田恵輔監督っぽくないオチで、こんなに「終わらないで」と思う映画は初めてだった。
折り合いがつけられない人達の映画とは、まさにこの事。
何一つ無駄なく、ひたすら観客ににナイフを突きつけてくる
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

4.0

全編カットで銃声が鳴り響き続ける。

もし自分が現場にいたら、
どんな判断ができるだろうか、
何を知っていればより良い選択ができるだろうか、

ずっと考えていたらあっという間に終わった。

日本では知
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

予告などのインプット全くなく観ましたが、人怖でした。
初っ端臓器の映像で始まりますが、その後流血シーンはあれど、血糊でごまかしてくれるので意外に優しい監督👏
ストーリーはどんでん返しなどなく、逸れずに
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変な家(2024年製作の映画)

3.8

あまり評判が良くなかったので期待してませんでしたが、
終盤がアイデア勝負感があり、それやっちゃう?!という意味でとても面白くて満足でした。

ホラー映画あるあるが盛りだくさんだし、
ツッコミ要素もかな
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

観ててとても複雑な気持ちになった
正に特別な作品。

色々と思ったことはあったけど、
とりあえず、
大事に作っている事が伝わってきた、
それで十分な気がする。

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.8

胸糞映画として有名な作品、やっと観れました。

グロい描写が多く、意外と展開が早い。
主人公の心理描写が比較的少ない所が、他の作品とは違う本作の特徴かと感じました。

その少ない時間で主人公の人間性を
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

アリアスター作品初めて観ましたが、
この性格の悪さはとても好きで、
「この人ただ実家に帰りたいだけなんだよな〜」
と思いながら面白く鑑賞しました。
これは好き嫌い分かれそうで良き

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.5

アクション、カメラワークが良くて「ザ・お金かかってる映画!」という感じでした。
映画だとやっぱりストーリー性重視してしまうので、その点残念な印象でした。
純粋にガヤガヤしながらアクション楽しむのにはと
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2

人生初の応援上映

良い意味でテレビで観ている様な感覚で楽しました。

脚本・監督も実力派ということで、
ストーリーも演出も最高でした。

シンプルに楽しかった!

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

展開も早く、気づいたら終わってたし、
何もかも申し分ない。

2の方がもっと面白いらしい、、、
うそやん・・・名作やん。。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

鈴木Pがくれた特別な映画体験。

宮崎駿作品にもう会えないのか、、
と悲しくなったのを覚えている。

不思議な要素は多かったけど、
アニメーションとして楽しかった。
そして主題歌良すぎる・・・。

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃにグロかったけど、
配慮あるグロさな感じ。

ストーリーも展開早くて面白いし、
ゴリゴリにコ◯しまくるサンタという設定も良い。
音楽も良ければ、ユーモアもありでスカッとしたいクリスマスにオ
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.0

素材は良かったけど、シェフが良くなかった料理みたいな映画。
悔しさが残る、、

せっかくimaxで観たのに。。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

何気にアクションがすごい!!

妖怪もしれっと沢山登場するし、
胸糞系好きだったらより楽しめると思う。

※鑑賞前にアニメ「墓場鬼太郎」1話を予習することをオススメします。

幼い依頼人(2019年製作の映画)

4.2

2013年に韓国で実際に起こった漆谷(チルゴク)継母児童虐待死亡事件をもとに作られている。

「母とはどんな感じか?、母親がいない私に分かるわけがないだろう」
という加害者の言葉が印象的だった。

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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

4.0

シャマラン作品は久々に観たけど、
シンプルなテーマでこれだけ想像力を膨らます事ができるのは流石でした。
観たくないところは映さず、「最後まで観てほしい」という想いが伝わりました。

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.8

90分という短い作品。
役者の演技力を存分に活かし、少ないセリフで多くを伝える事に成功していると感じた。
ハッピーエンドではないが、様々な視点で現象を感じ、考えることができる素晴らしい作品。

この作
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

5.0

謙虚さと傲慢さについて、その考えの解をひたすらに追求されている様な気分になる映画。
演出も特殊で3時間の大作だけれど、全然観れる。

赦す、赦さない。
悔いる、を与えること。

この映画は、今後の人生
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ある程度のネタバレを見た上で鑑賞。
久々に胸糞系を観ました。
主人公は頑張っても報われず、希望が全く見えない。しかも女性にとっては最早リアルなホラーです。

「何を伝えたいのか」が終盤まであまり明確に
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ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

4.5

監督が自身の両親をカメラに収めたドキュメンタリー映画。

母がアルツハイマーを発症した事をきっかけに、二人暮らしの両親の生活の変化や、彼らの日常が記録されている。
「ぼけますから、よろしくお願いします
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.7

何も考えずに観れる系のコメディ。

映画会とかする時に観ると良さそう👍

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

カメラワークがめちゃめちゃにカッコよかった。
監督の集大成ともいえる作品で、かつ「楽しいでしょ?」と言っているようなアクションシーン満載。

私としては、あの設定だと「なぜお前(私)が私(お前)じゃな
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

小説を映像化した作品として、すごくこだわりを感じた。

登場人物だけでなく、作品内の舞台内容も素敵で、村上春樹の作品は読んだことは無いが、彼はとてもセンスの良い人なんだと素人でも分かった。

人物の五
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最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

3.8

頭を空っぽにして楽しめる作品。
めっちゃいい!って訳ではないが、「人っていいな」という内容なので、私はメンテナンス的に観るかなと。

355(2022年製作の映画)

4.2

「予告編観なければよかった」と本気で後悔した映画だった。

"孤独なエージェントが、ミッション達成の為に本当の仲間(本当に信頼できる相手)を見つけ、チームワークで敵に立ち向かう"というシンプルな構成。
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

12分のショートムービー。

孤独=家の広さ
時の流れ=水位
水面に顔を出していない家=家主の死
という表現の元、上下で時を遡り、思い出を現在に持ち帰る、という物語。

作画の独特なタッチが、この物語
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

4.0

最近の邦画ホラーで一番好き。
怪談好きの中で評価は高いけど、ホラー好きには評価が低い印象。
怖さと恐さの違い?

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