zaizen56さんの映画レビュー・感想・評価

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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

「ジョジョ・ラビット」を鑑賞。しばらくの間、おすすめの映画はと聞かれたら間違いなくこれと答える程素晴らしい映画に出会ってしまった。全てが最高で中盤から最後まで涙が止まらなかった。現実では出来ないことが>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

「ウインド・リバー」を鑑賞。初メガホンを取ったというシェリダンが自ら手がける脚本だからこそ描けた重厚感だったのかもしれない。ジェレミーレナは「28週後」の再来かのようなかっこよさ。寒々とした時代を強く>>続きを読む

愚行録(2017年製作の映画)

2.5

「愚行録」を鑑賞。妻夫木作品にハズレ無し(自分の鑑賞作品では)はここでも見参。愚行録というタイトルが素晴らしくハマっている。結局誰かの人生はいろんな愚かさの上に成り立っていてまた相手の愚かさを論じるの>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

1.0

「ミスター・ガラス」を鑑賞。「アンブレイカブル」は傑作、「スプリット」は微妙っていう見方だったので本作はどう映るかと思ったが、結局のところハマらずだった。半分くらいの尺でやれたのではという点と、もはや>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

2.0

「ピエロがお前を嘲笑う」を鑑賞。この手の話に欠かせないスピード感やサスペンス感は十分でありながらも、どうしても前評の"どんでん返し"がハードルを高くし、どんでん返らなかったことで評価が変わってしまう悲>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

2.5

「エックス」を鑑賞。何だろう、ただのB級ホラーになってしまった、ではなく、狙ってこの絵と物語を撮って魅せられていたことに鑑賞後気付く、そんな映画。サブリミナルや安っちいズームインなどの演出も心地よく、>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

1.0

「黄龍の村」を鑑賞。これは、、、このレベルを笑いながら鑑賞するというスキルが自身に無いからなのか、某映画の再来といった映画体験となってしまった。アクションスタジオのたまご達の発表会的なクオリティ。
>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

2.5

「saltburn」を鑑賞。100人中100人が口を揃えて言う、バリーコーガンの気持ち悪さ。前評以上で主人公オリヴァーは他の役者では絶対できなかったのではと思えた程、凄すぎる。ストーリーはある程度予測>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

2.0

「ヴィーガンズハム」を鑑賞。90分尺くらいの何も残らない映画が見たいと思ってたところアマプラがお勧めしてくれたので見てみたら、何も残らない映画だった(笑)セリフの皮肉っぷりとブラックジョークに所々くす>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.5

「アナザーラウンド」を鑑賞。今を良くしたい、何かにすがりたい、それがたまたま酒だった。酒が云々ではなくこの中年期ならではの心の寂しさがどこまでも刺さる佳作。絵がまた素晴らしくラストが最高。

市子(2023年製作の映画)

4.0

「市子」を鑑賞。凄いこれは。杉咲花がもはや杉咲花ではなく市子にしか見えないという完全憑依を見せていて震えまくった。社会課題も背景にあり重厚な傑作。当分引きずる。

ある男(2022年製作の映画)

3.5

「ある男」を鑑賞。アイデンティティを問う力作。役者陣(特に柄本明)の素晴らしさ、ストーリー展開、演出どれをとっても良。が、全体的に薄味で残り続けるものがない。

女神の継承(2021年製作の映画)

1.0

「女神の承継」を鑑賞。湿気たっぷりの嫌な雰囲気は良かったが、中盤〜終盤にかけては笑ってしまった。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

1.0

「MEN」を鑑賞。見た後全く理解できないものを鑑賞した感があったが色々な方のレビューを見てなるほど納得。とにかく気持ち悪さを映像化した発想力には脱帽。しかし、好みじゃない。。。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.0

「マイ・ブロークン・マリコ」を鑑賞。病的な役を演じる奈緒の入り込みが凄い。画面を凍り付かせる力がある。また永野芽郁のボルテージを越えた爆発力がとても良かった。ただどうしてもオラついた口調がフィットして>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

2.5

「キャラクター」を鑑賞。予想していた以上に面白かった。ツッコミどころがあるのは別に普通のことで、漫画家と殺人鬼のリンクのさせ方なんかは意外と斬新さがあって面白いアイデア。そして圧倒的に引っ張ったFuk>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.0

「ブレードランナー2049」を鑑賞。一般的な所謂アート映画はあまり得意じゃないんだけどこれは全てのシーンがヴィルヌーヴ監督のセンスにより視覚的幸福度が高く、長尺でも全く気にならず見れた。ブレードランナ>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.0

「アンテベラム」を鑑賞。こりゃあすごい脚本に出会ってしまった。ストーリーに関しては何も言うまい。練りに練られた時系列と、対比、伏線、そしてメッセージ。アメリカの深い闇。おすすめ。

グレイマン(2022年製作の映画)

2.5

「グレイマン」を鑑賞。予想通りではあるけどジョン・ウィックとMIシリーズとボーンシリーズ等をごった煮した感じ。その上でこの作品の独自性は中盤からのノンストップ感とかったるいロマンスのなさ、そしてゴズリ>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

2.0

「ケイコ 目を澄ませて」を鑑賞。16mmカメラで撮られたザラついた映像と、全く華やかではない泥臭い人間達の日常がドラマチックではなく描かれる。カメラも基本は定点で無駄な動きをしない分、より淡々さが際立>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

1.5

「NOPE」鑑賞。今のところジョーダンピール作品は肌に合わない。本作の良かった点はサルのシーンの緊迫感と、広大な大地の写し方。12モンキーズ的メッセージかと思いきやそうでもない。深く考えずエンタメと捉>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.5

「怪物」を鑑賞。是枝節炸裂。子役含め俳優陣がまた素晴らしかった。演出面も脚本も良かったし、非の打ち所がないんだけど、個人的にはブッ刺さるまではいかなかった。傑作なのは間違いない。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.5

「死刑にいたる病」を鑑賞。白石監督の生理的嫌悪感を抱かせる容赦ない描写と視聴者に投げかけてくるメッセージが凄い。あと阿部サダヲはなるほどこの手の役が一番フィットするのか。ハマりすぎて本当に気味が悪かっ>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

2.5

「ちひろさん」を鑑賞。何にも捉われず何にも干渉しないちひろさん。今泉監督はとにかく会話の間を大切にする。今作においても会話のテンポがナチュラル。また子役の2人がとても良かった。弁当食べたい。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

1.0

「ラン」を鑑賞。「サーチ」に出て来たサイト(に似てるものか)が一瞬出て来てまさかと思ったが同監督だった。クロエ役の女優が初出演とは思えない素晴らしい演技を見せていたが映画の中身はそれ以上でもそれ以下で>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

2.0

「プリデスティネーション」を鑑賞。だめだ難解過ぎて頭がついていかない。正直内容はよく理解できなかったが主役の2人の様々な顔を見せる演技力は素晴らしかった。レビューを読み返すこと必至な作品。一発で全容が>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.5

「神は見返りを求める」を鑑賞。超面白い。同監督の「ヒメアノ〜ル」があまりにも過激だったためにこちらでもそこまでとは言わないがディープさを求めてしまった個人的欲求はあったが、それを抜きにしても面白い。ど>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

1.0

「ハッピーデスデイ」を鑑賞。なんかどーでもいいような映画が見たくて鑑賞。そしたらどーでもよすぎてよく最後まで見切った俺。エンドロール手前のアニメーション演出がハイライト。

ライフ(2017年製作の映画)

2.0

「ライフ」を鑑賞。なぜ見たのか思い出したが大体の某ランキングで上位に君臨していたので興味を持ってしまったが故だ。人類への改めての警鐘だろうか、であればどこまでも絶望的なのは一種やり方的にはありだと思う>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

1.0

「ブレット・トレイン」を鑑賞。マイケルシャノンが出てるのを知らず、まさかの役所でその点は最高だった。真田広之は海外では千葉真一的ポジションなのかな。ブラピを前にしても大御所感がしっかり漂う素晴らしい役>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

2.5

「新聞記者」を鑑賞。松坂桃李、田中哲司の静かながらも迫真の演技が胸を打つ。情報操作とはよく聞く言葉だがこれが実態なら日々目にする情報の信憑性が疑わしくなる。残念だったのは、致し方ないかもだがキムウンギ>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

「サーチ」を鑑賞。終始PCやモバイル等画面の中のみで繰り広げられるサスペンス。エンタメとドラマが緊迫感の中どれも良いバランスで繰り広げられ時間もちょうど良く非常に面白かった。画面の中だけという作品は他>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.5

「蜜蜂と遠雷」を鑑賞。松岡茉優と松坂桃李なんて見ない訳にはいかんというぐらいの気持ちで見たが素晴らしい作品だった。必要最低限の主要キャラへのスポットの当て方、人物の程よい掘り下げ感、機微な感情の変化な>>続きを読む

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