これのために昨日『バルタザールどこへ行く』を見返した。
再現されたのは「現代的な寓話性」、「多様な人間の罪」など。あとはラストシーンが他の動物の群れに囲まれて死ぬところか(他の動物も死んじゃってるが>>続きを読む
アイドルの原義は「偶像」。
カットが重要な本作の編集はジャン・ユスターシュ。でなければ観なかっただろう映画。
本作のテーマは「国境、難民」というよりは、「居場所のないという感情」であるという。
酒場で言葉もなく見つめ合う男女、国境の河を挟んだ婚礼、電線を架ける作業。人に満ちた映像詩。
スロウで粒の粗い映像パートに、季節や愛の詩が乗せられる。一部滑らかな映像はただ男と男が体を重ねている。
ファスビンダー映画を初めて観た時を思い出した。ニュー・ジャーマン・シネマの姿勢が詰まってる。
残念だけど、調べたらやはり訴訟が起こっていた。
「20世紀のヨーロッパはサラエヴォに始まりサラエヴォに終わる」
当時のバルカンを切り取っただけでない。
ダンスシーンでは過去作に出てくれた人々が踊り(それも、蛍の光の音楽で)、キャストの台詞には縁>>続きを読む
アジズとアジザの話素晴らしい。エロティック、スラップスティック、様式美。
様々な時代を回想し、映画は最初に戻って来る。親切な字幕はギリシャ語訳者としても活動し、監督とも親交のあった池澤夏樹による。
監督は「病院まで襲ってしまうと、その先はない」と暴動を語る。
イエジー・スコリモフスキの大傑作。犬とかスローモーションとか、スコリモフスキらしさがあるんだけど、監督のフィルモグラフィーの中ですら限りなく異端。
ヴェルナー・ヘルツォークの出世作。最後まで徹底的に小人だけを映す、強烈な風刺作。ヘルツォークの方法論はこの頃から顕在。
青一面の外、暗がりの内、色づかいの開放された婚礼。最後の独白は映画風にアレンジ。
プロデューサー:ヴァンサン・マル(ルイ・マルの弟)
撮影:ピエール・ロム(ブレッソンの『白夜』、『ママと娼婦』)
助監督:クレール・ドゥニ(下積み時代、20代後半頃か)
上記スタッフ陣からのこの仕上>>続きを読む
英語字幕で。
ジャン・ユスターシュの短編。『不愉快な話』と似た手法が取られる。語り手の男はジャン=ノエル・ピック、『不愉快な話』の第二部の語り手と同じ人。
タイトル通り、ヒエロニムス・ボスの『快楽>>続きを読む
フェリーニの、というよりマシーナの悲喜劇映画。脚本はフェリーニ作品の常連に加え、パゾリーニも参加。
『デカメロン』のようにタイトル字幕もなく、突然始まり突然終わるオムニバスの編集。最後の物語の絵面が頭から離れない。
そう長くない上映時間の3分の1を占める運転シーン。制作手法をさらけ出すような演出。
サラ・ドライバー監督脚本、ジム・ジャームッシュ(サラ・ドライバーの夫)共同脚本。
VHSで。モザイク荒すぎて萎えた。
1つ目と2つ目が段違いに面白い。
夢の方が素晴らしいのになぜ描き続ける?
FINE
やっと観れた。クソおもろい。
Apocalypse When
Apocalypse Forever
とかいう煽り