DemiLeeさんの映画レビュー・感想・評価

DemiLee

DemiLee

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.5

 母の愛は偉大なんです。最後のボートのシーンで母からの呪縛からやっと逃れられるのかしら、なんて希望を持ったのだけど。結局彼は胎内に帰ったんでしょうか。 
 
 

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.0

 映画自体は期待していた通りではなかったけれど

 結局は自分の選択なのね、全ては。
 みんな最初は自分は特別だと思うのよね。だからヴィンテージとか好きになったり。

 60年代どうこうより、10代後
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

 共感してしまうことは多いけれど、やはりフェミニスト制作映画は苦手である。

 計画性が無く感情的で、結局は自爆してしまう女のそれへのアンチテーゼかな。

 ステレオタイプな男のタイプ満載だけど、「か
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ランガスタラム(2018年製作の映画)

3.7

 途中でめっちゃ踊ってる女の子が出てきたシーンが本当に意味不明なので誰か解説してほしい笑
 ラムチャランがたくさん見られてヨカッタ

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.0

 アダムが林檎を食べた瞬間から、与えられた性質は、結局永遠に消えないんだろうな。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

なんだろね、これ見て「地球が明日なくなるかもしれないから1日1日を大切に生きなきゃ」とはならないけど、大切な人はいた方がいいな、とは思ったよね。
ジェニファーローレンス好き。

カルメン故郷に帰る(1951年製作の映画)

3.8

 『あれよ芸術、これよ芸術、あたいは芸術の申し子なのさ!』
 芸術のことなんて分かってないくせに、田舎者相手に、自分の芸が芸術なんだと、丸め込もうとする娘たちの青さの微笑ましいこと。
 芸術が何かなん
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ベルサイユのばら(1979年製作の映画)

3.8

 ピンクのドレスに薔薇色の会話、青いアイシャドウ。オスカルが闇にゆっくりと消えてゆくシーン、好き。アントワネットとフェルゼン様の密会のシーンはメリーゴーランドみたい。

わが恋せし乙女(1946年製作の映画)

3.9

 ヒロインのスカートが揺らめくのを鄙びた美丈夫たちが、ぽかん、と口を半開きにさせて見てるのが色っぽい。眺めることしかできないのよね。その歯痒さが、いい。
 

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

 何よりも怖かったのは、最後の、聖母みたいな祖母の声。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.8

 よく、「君は汚れを知らなくてなくて純粋だね」だなんてフレーズがあるけれど、純粋さと無知って全く異なることだと思う。無知だからこそ残酷になれるし、人の苦しみを知ることで純粋な気持ちを取り戻せることもあ>>続きを読む

スパイク・ガールズ(2019年製作の映画)

2.0

 正直レビューするのも躊躇するくらい。
 women are not funny っていう典型的な皮肉を映像にしちゃったのかな。結局映画で女は体出してなんぼ、っていうのが言いたかったのかしら。結局おバ
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フェイフェイと月の冒険(2020年製作の映画)

3.8

某ディズニー制作ベイマックスなどの、欧米サイドのステレオタイプなんちゃってアジアン文化をフューチャーしたアニメーションはもう嫌だ!っ方々が作られたのでしょうか。声優もほとんどアジア系で、アジア人キャラ>>続きを読む

ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

3.6

 安っぽーい邦題の文字からは予想外に話がしっかりしてたな。ありきたりな設定って言われたらそこまでなんだけど、観てる人を騙すのが上手い。
 なんだかんだ人間に振り回されるブラームス人形が一番かわいそう。
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