丸福さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

4.7

「大人になんかなりたくない」
大人の都合で溢れかえった世界に嫌悪感をもってた子供時代。その頃の自分を思い出す作品。

郷愁とは別物の子供時代に感じたやるせなさ、閉塞感。
鬱屈とした気持ちをその当時の時
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.9

改めて再鑑賞。
再発見が色々あった。
そして初めて観た時より断然面白いと思った。

シリアスなんだけど、どこか可笑しみがある展開。
こんなんどう考えたって人災でしょ。

いつも巻き添えを食らうのは力の
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.7

スタイリッシュな映像、センスのある選曲、癖のあるメンツ。
むはぁ〜と㊚臭全開の映画。

タランティーノ作品で1番好きな作品。
このポスターが欲しかった。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.3

ブラピが老いても尚カッコいい😮
様々な人が交差して点と線が繋がる爽快感!
嗚呼…タランティーノすげぇよ。
シャロンテート事件をタランティーノが味付けするとこうなるか(゚д゚)!
してやられましたわ💦的
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.8

キキの少女性。魔女としての成長。彼女を通して見つめる人間達。ユーミンの主題歌と甘酸っぱい空気感が良作な映画。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.9

実際の迷宮入り事件を元にした映画。
映像は流石!
シーン毎に臭いたつ世界。
食堂、草っぱら、狭い室内。 犯行現場の臭い、雨に濡れた土や草の臭い。
そして気の行き届いたカメラワーク。
捜査は足でかせぐ昔
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長くつ下のピッピ(1997年製作の映画)

3.0

ピッピは荒唐無稽でおてんば。
時には達観した言葉と視点で破天荒な事をしでかす。

常に子供目線から見た作風。大人の考える子供らしさが介入しない良作。子供の持つ伸びやかな感性と行動力。教訓めいたお説教く
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.1

ウィル・スミスがやたらかっこいい。 
娯楽映画に徹したこの作品。
天才的な詐欺師と美女の眼福映画。
✦✦✦
ストーリーの捻りも気が利いて、肩ひじ張らずに気楽に鑑賞。

俺達に墓はない(1979年製作の映画)

3.6

濃い! 
ひたすら濃い!

松田優作も勿論濃いが、志賀勝も濃い!岩城滉一も濃い!
その濃いメンツの中の紅一点、森下愛子もアタマのネジがゆるそうな舌っ足らずなこれもまたある意味濃いヒロイン(笑)

濃縮
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ホットロード(2014年製作の映画)

2.4

原作最後まで読んだこと無いんだけど、能年玲奈が可愛かった。
原作のテイストを崩さない様に丁寧に撮ろうとしてる姿勢に好感は持てる。
でもそのテイストを延々とやられるとダルい。
原作の繊細なニュアンスを実
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REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

2.5

いやはやリベンジ、復讐ッスよ。
観ている側のストレスを極限まで溜めさせておいて、最後にドバァー!ズバァー!っと復讐する側の気持とシンクロさせてくれるあの爽快感!
復讐モンはそうでなくっちゃ!
……って
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.0

兎に角ヒロインが凄かった!
自分の容姿にコンプレックスがあり、仕事も恋愛もうまくいかない毎日。そんな主人公がある日突然!とびっきりの美女になって仕事も恋愛もノリまくり。
そんな順風満帆の日々も長くは続
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