エコさんの映画レビュー・感想・評価

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ザ・ライト -エクソシストの真実-(2011年製作の映画)

3.3

友人のおすすめで、鑑賞。
元祖エクソシストのような怖さはなく、また、悪魔との戦いも案外あっけない。
ただ、実際エクソシストは存在するような記述が最後にあった。本当?無神論者の私には、ちんぷんかんぷん。

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.7

評価が高いのでずっと観たかった映画をやっと鑑賞。全体的にまとまっていて特にラストシーンが好き。
でも、あそこまで堅物の秘密警察の人が割と簡単に影響を受け変わったのは、やや唐突感があった。
前ドイツ首相
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前半、役者は良いけど、なんかしっくりこない変なストーリーと感じつつ視聴。どんでん返しのストーリーにならないなあと思ったら、最後に来ました。やはり。そんな上手く行く話なんて映画の中だってないよね。でも、>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

本当に心あたたまる話。
この家族みんな良い人で、見ていて癒される。
主人公の男の子にあまりにリアリティがあって涙しつつ応援しながら見た。生まれつき持ってしまった負荷を背負いながら生きていく辛さは相当で
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.5

事前情報はほとんどなく見たのだが、女性がどんどん騙されていくのを歯痒く見ていたら。こんな展開が待っていたとは。
名優の共演素晴らしかった。

少年の君(2019年製作の映画)

4.2

何気にAmazonで見たのだが、
とにかく、途中、涙が止まらない映画。久しぶりに泣きじゃくってしまった。
主人公2人に本当に幸せになってもらいたいと心から望んでしまう、良い映画でした。

幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.9

日本でも大きな問題である、子どもへの虐待の話。
もちろん加害者である親側の問題でもあるが、周囲の人間の無関心さ、自己防衛を優先してしまう人間の性質に社会の闇を感じる。苦しんでいる人やSOSを出している
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.6

誘われて事前に多くの情報を持たずに鑑賞。あっ、あの事件が公になったタイミングの話なんだ。Me tooの始まり。
芸能人だけでなく、若い一般人も被害者だった。こんな非道なことが繰り返されていたのに、この
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

前回以上に素晴らしい映像美が楽しめ、しかも今回は海の中。得意でないダイビングをしたくなるほど美しい。山の民と海の民の容姿の違いなど、本当にデザインが考えられている。
ストーリーは前回のように人がアバタ
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.3

配役や映画の構成のせいか、リアリティをあまり感じれず、漫画的なお話に思えた。監督が狙ってそのような方向性に持っていってるのかもしれないけど。もう少し現実的に思えたら良かったかな。
また主人公の小さい頃
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.7

本をだいぶ前に読んだけど、本より面白かった気がする。おそらく、よりシンプルで分かりやすく、共感しやすかったのではないかと思う。
映像が美しく、それぞれの女性の人生を最終的にポジティブに描いている。
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HUSTLE ハッスル(2022年製作の映画)

3.5

わかりやすいスポーツもの。バスケットボール、スペインという切り口で、アメリカにおけるサクセスストーリー。
シンプルだけど、わかりやすい話なので、楽しめます。

愛してるよバカ(2020年製作の映画)

3.5

くだらないし、オチもわかっているけど、楽しめるラブコメ。
イケメンの話より、ダメ男君の身近なお話に共感する。
でも、彼女はなぜこんな彼をずっと好きなんだろう???

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.6

前情報全くなく、機内で視聴。
イタリア訛りの英語なので、この女優、イタリア人なのかしら?と思っていたら、レディーガガだったのが驚き。圧力のある眼差しに迫力のあるボディ。演技も女優として素晴らしかった。
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.6

近年ヤクザ映画が数本出てるけど、なぜいま?と思っていたけど。それは、ヤクザの生きにくい時代だからなのか?以前NHKで、やくざから足を洗ったうどん屋さんのドキュメンタリーを見たが、こんなにやり直しが難し>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

大河ドラマ的な荘厳な映像と音楽で綴るコミック原作の映画。
以前見たバットマンの映画のコミカル部分は全くなく、暗く雰囲気のある魅力的なダークな世界を描いている。
俳優陣は、皆個性があり魅力的だが、話の筋
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

3.8

NHK深夜再放送で、2014年のウクライナ、キエフの反政府運動のドキュメンタリーを見たばかりであったが、こちらの映画のほうが、より厳しいシーンが多く、ウクライナ人の自由を獲得するため戦う姿に感銘を受け>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.9

主人公は。極右の白人至上主義者。
えっ、普通の優しい人にこんなことを。目を背けてしまう酷い事件が起こる。
そして、衝撃的なラストシーンで終わる。
こんなに短い映画で強烈なメッセージを伝えることのできる
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ひろしま(1953年製作の映画)

3.5

「壁あつき部屋」の鑑賞後フイルムワークスのおすすめにより視聴。
昔の映画なので、劇風なところは多いが、原爆後シーンは子どもの時見た「はだしのゲン」以来の衝撃だった。
おそらくカラーで撮影できたとしても
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空白(2021年製作の映画)

3.5

事故で死んでしまった中学生のお父さん、こんな人いるのかしら思うくらい、嫌な感じ。生きている時には子どもに対して関心を持たなかったくせに、亡くなった途端娘に対する熱い想いを事故関係者に自分勝手にぶつけて>>続きを読む

壁あつき部屋(1956年製作の映画)

3.5

サンシャイン隣、東池袋中央公園に、慰霊碑があり、ここが、昔、巣鴨プリズンと呼ばれた場所だったことを知る。戦犯の収容所であり東條英機など戦犯の処刑場の跡地でもある。
この史実をより知りたくて検索したとこ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.5

ゲームの中のキャラクターが、自分の意志を持っていく過程を描くストーリー。
ゲームのモブキャラが主人公という視点はユニークだし、ゲームの世界の描き方は面白かった。
しかしながら、ストーリーが、お決まりの
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.5

ビートたけしの実話を劇団ひとりが脚本、監督した映画。
大泉洋、柳楽優弥、鈴木保奈美、門脇麦など俳優陣はとても良かった。ナイツ土屋さんのおかげで漫才シーンもリアリティがあった。
お話は、ビートたけしの毒
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ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

3.4

表面でしか知らないインドは、とても魅力的。でも、こんな格差社会は、いたるところに存在する国。
実際、インドにかかわらず人間は、第三者的には誰しも正論を吐ける。しかしながら自分のこととなると、自分を守る
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.8

ピアノレッスンしか知らないけれどジェーンカンピオン監督らしい映画。
ずっと見続けたいと思わせる美しい映像と、人間の不穏な一面を見せてくれるストーリー。

主人公は、男らしさ、男尊女卑、差別があたりまえ
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.6

なんか不思議な雰囲気を持つ映画。
韓国人が、日本人役で日本語を話している。珠子役の日本語がだいぶヘンテコ。他の俳優たちは頑張っていた。
また、アートとして春画が出てきて、エロもあり。
不自然さや可笑し
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ブエノスアイレス恋愛事情(2011年製作の映画)

3.2

ブエノスアイレスの不器用な男女の何気ない毎日と恋愛模様を淡々と描く。街並みは綺麗だった。会話が主体の映画なので、スペイン語の勉強には良かったかな。
※少し前鑑賞

人生スイッチ(2014年製作の映画)

2.5

人に勧められてみたものの。
全然楽しめず。
人生本当に何があるか分からず、怒りのスイッチを入れてしまうことがあるかもしれない。でも、ここまで?映画の上と知ったうえでも後味がなんか悪い。
友人はとても面
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.6

これを見た監督か脚本家が、「愛の不時着」を思いついたのではないのかと思うくらいに、ヒョンビンの北朝鮮人刑事がハマり役でカッコ良い、いやカッコ良すぎ〜。
あらすじは定番的なシンプルなストーリーだが、2人
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

3.7

途中までやや見るのが辛い映画。
自分に対するもどかしさやあせりのため苛ついている主人公のヒステリックな行動が見ていて嫌になった。

勝手な思い込みだけで、他人を評価し批判してしまうこと、これは、誰しも
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.6

北朝鮮の現状を描くアニメーション映画。
この映画に出てくる強制収容所は、まるでアウシュビッツのよう。支配する人に加えて、そこで生き抜くために互いに牽制しあう人々。アニメなので、悲惨さが少し和らぎ見やす
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花咲くころ(2013年製作の映画)

3.6

ジョージアというソ連から独立し、日本では昔はグルジアと呼ばれていた国。あまり身近な国でないが、その国に少し触れることができる。
ソ連からの独立後内戦下、パンは配給で配られ、貧しい人々は自分たちのことで
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別離(2011年製作の映画)

3.8

先日NHKのドキュメンタリーで、イランにおける女性の権利活動や反政治活動家への逮捕・死刑などの特集を観た。この映画は、それをテーマにした映画ではないが、この映画の根底にもイランのこの深い問題があるよう>>続きを読む

(2020年製作の映画)

3.3

最近2人が結婚されたので、Amazonプライムで視聴。豪華俳優陣が織りなす平成元年生まれの男女の人生の交差を描く恋物語り。

榮倉奈々が良い味だしていたけど、話の進み方が日本のドラマ風で、自分的にはあ
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最後の日々 生存者が語るホロコースト(1998年製作の映画)

3.9

ナチスによるユダヤ人迫害、アウシュヴィッツの怖さを知らしめてくれる映画。ただ、ユダヤ教を信じるユダヤ人というだけで、普通の人たちになぜこんなことが、行われたのか。過去日本人においても近隣諸国、特に朝鮮>>続きを読む

マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白(2016年製作の映画)

3.6

北朝鮮出身のたくましい中年女性のドキュメンタリー映画。
中国に出稼ぎにいったところ、農村へ売られ、そこで貧しい男性と結婚させられたが最終北朝鮮の家族のために韓国へ亡命。話の経緯だけ聞くと、あまりに辛い
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