べりべりべりーさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.9

コングを主役とした王道少年漫画映画であり、ネイチャー番組。コングをはじめとする巨大類人猿達の演技力が高いので、人語を介さずとも言いたいこと、やりたいことが伝わってくるのが一周回って面白い。ただ、知能と>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

『THE FIRST SLAM DUNK』にも通ずる、試合の臨場感を全面に出したような映画。高校生の青春がこの試合に、この映画に詰まっていた。あまりにも眩い。

女神の継承(2021年製作の映画)

-

一縷の望みもない絶望感。お昼に見て正解だった。お決まりもありつつの最後の畳み掛けは少しパワープレイ過ぎたかもしれない。

帝都物語(1988年製作の映画)

4.2

時代設定と陰陽師、1980年代の映像技術が相まって、どこを切り取っても味わいのある映像作品に仕上がっている。加藤の目つきと目元のライトアップが印象的。

Lift/リフト(2024年製作の映画)

3.3

可もなく不可もなく。王道、ど真ん中、ストレート。気軽さと爽快感はある。

炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.4

邦題ほどB級感もなく、上映時間、テンポ感、脚本、キャスト等全方向に程よい感じの映画。物語の起承転結というより、日常に突然ぶち込まれた非日常の一幕を見せてもらった様な感覚。基本的に警察署で完結するせいな>>続きを読む

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

過去シリーズと新章の間に丁度良い、バーニーとクリスマスのスピンオフの様な映画。時の流れと猛烈な寂しさを感じざるおえないが、まずは今作が新章・ニューブラッドと銘打たれ、5をやれるとしたら物語に注視したい>>続きを読む

レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

3.8

ベニチオ・デル・トロの立ち振る舞いも相俟って、良い意味で渋い一作。
庭で捜査方針を決めたり、一緒にご飯を食べたり、賭け事をしたり、公私共にチームワークのとれた前半から、疑心暗鬼にかられ孤独に陥るまでの
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.1

ドミニク・トレットとジェイソン・ステイサムとドウェイン・ジョンソンが揃えば向かう敵なしですわ。

PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

3.3

この作品が出来上がるまでに積み重ねられた土台の他作品を見れていないせいなのか、ストーリーが薄く感じられる。敵の立ち回りが一枚どころか二枚も三枚も上手でパターン大丈夫か心配になった。単体で見るならWAR>>続きを読む

裸足になって(2022年製作の映画)

-

"傷"や"強さ"なんて簡単な一言で済ませられない様なことが追い打ちをかける様に起こっていて、言葉が出ない。物語の様に何かが解決せずとも続いていく人生をどう生きるか。フーリア達が言葉に出せない思いを発散>>続きを読む

K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)

4.9

ロッキーは炎、敵は燃料

ド派手な音楽に負けない位絵面がストーリーが濃厚で、チャプターを超えても変わらず約5時間アツく痺れるほどに魅せてくれる。このシチュエーション、この画面が見たかったという欲求がも
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

独特といえばそれまでかもしれないが、ウェスアンダーソンの世界観が極まった一作。あまりに(世界観が)完成されすぎていて観る人を選ぶなと言う印象はあった。
ストップモーション映画っぽさがある。名だたる盟友
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.4

ナポレオンの本質に迫った上で英雄か悪魔か、今の社会に問うている。ただ私が歴史の流れを理解しきれてないばっかりに、画に迫力のあるシーンだけが多く印象に残ってしまいストーリー性を感じにくかった。伝記や功績>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.6

正に乱世。乱れ振り切り一切容赦なし。
今の世の中この規模でこのキャスト陣でこのクオリティで映画を作れるんだ!という驚きと同時に、北野武位じゃなきゃ作れないだろうなと思った。全体的にテンポが良く、濃ゆい
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.3

乗客も殺人犯も傭兵も機長も副操縦士もキャビアテンダントも会社側の対応も全てがプロフェッショナル。それぞれが課せられた役割を確実に果たしていて、予定調和ではあるのに張り詰めた緊張感がずっとある。会社側の>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.5

夢と希望と優しさと愛とユーモアが詰まったミュージカル映画。チャーリー達がただ真っ直ぐでピュアなだけに、そんな人たちの夢を人生を奪い心を砕こうとする側の醜さたるや。どんな夢も背中を押せる人間でありたい。>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

プロフェッショナル〜仕事の流儀〜
質実剛健でいて、どこかシュールさも感じる。ハム音とはなんたるかを初めて知った。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

-

生活は質素になり、健康な男は街から消え、学校や街に戦争を鼓舞するポスターや絵が貼られ、天真爛漫な子供が健やかに生きていた社会にじわじわと確実に侵食してくる戦争の波が恐ろしかった。とっとちゃんの見る夢の>>続きを読む

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(2023年製作の映画)

3.4

良くも悪くもアニメの延長戦。アニメシリーズ好きなのでそこそこ楽しめたけど、もう少しジオルドやキース達の活躍シーンがあると良かった。自分の力だけでは事足りない時に真正面から助けを求められる、そして応えて>>続きを読む

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.3

構成の問題か、映像技術の問題か、動きが早くて暗くて黒いので見にくいにも関わらず粗は目立つ。前作を見ていなければこれこれで楽しめたかも知れないが、前作が良作だっただけに期待値が高すぎた。3部作の真ん中ら>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

視覚から聴覚から表現の嵐。140分常に全力で嵐が吹き荒れていた。ヒーローは常に自己犠牲の精神を問われる。大人側の言い分も痛いくらいにわかるし、子供の言い分も分かるけど、その子供の言い分で行動した結果ヴ>>続きを読む

ドミノ(2023年製作の映画)

3.7

よくいえば王道、悪くいえばn番煎じ。ただこういう映画は定期的に見たくなる。ベンアフレックの演技に捧げる⭐︎3.7。困り顔や傷ついた男がよく似合う。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.9

ほぼジャスティスリーグ。スーパーマンという同じかそれ以上の速さの友達に出会えてすごいよかったね、と親戚の人みたいな気持ちになった。スーパーガールの単体映画お待ちしております。総じてキャラにチャーミング>>続きを読む

プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

1.0

映画を見ながら退屈になることは中々ないが今回がそう。怒りすら感じない。プーとピグレットが被り物をした男性にしか見えなくて違う意味で怖さはあった。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.6

ガイ・リッチーとジェイソン・ステイサムはもう間違いないタッグ。ガイ・リッチーらしさが従来の作品よりは薄い様な気がしたが、その分エンタメ映画要素が強い。音楽は今回ももれなくいい。重厚な音に負けない絵作り>>続きを読む

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.0

キャラクター設定、世界観、衣装、素材は揃っているのにストーリーが生かしきれてない。良いカットや良い静止画を繋げただけの様に感じた。綾瀬はるかや長谷川博己は勿論シシドカフカ、古川琴音、清水尋也、佐藤二郎>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

マリオブラザーズは異世界転生ものだった。聞き慣れた音楽やゲーム要素がちゃんと落とし込まれたストーリーは勿論、映像がゲームプレイ画面をみんなで共有して楽しんでいる様な空気感があった。個人的にヨッシーに思>>続きを読む

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.5

自分を取り戻した時に家族との関係も再び結べ直せる、そんな展開が暖かくて優しい愛おしい気持ちにさせられた。娘の態度や、人への理解の示し方からバーナデットが母として親友として娘と真っ直ぐ向き合ってきたこと>>続きを読む

リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.5

ディズニーアニメの中でも特に音楽が好き。表情や動きのディズニーアニメ特有の躍動感はいつ見ても褪せるものがない。
トリトンの父親としての苦悩だったり葛藤に寄り添う様な見方をする様になった自分に老いを感じ
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

5.0

グリッドマン総結末に相応しいアツい一作。映画館で見れてよかった。
アニメ映画定番の展開ではあるものの、作品と次元を超えたマルチバースという新要素とアニメ2作がそれぞれ土台としてしっかりあるので、見応え
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

映画を見たというより、試合を観戦したに限りなく近い感覚だった。花道編、流川編、赤城編、木暮編、三井編も作ってほしい。最高の試合だった。

ドラキュラ/デメテル号最期の航海(2023年製作の映画)

3.2

ドラキュラに、シチュエーション、キャラクター性と面白く出来そうな材料は揃っているのに、生かされるどころか相殺されていた。特に船員のキャラクター性はそれぞれ豊かで良かったのに、それが生きる場面が少ない。>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.6

ジョンウィックにやらせたい殺しのシチュエーションを全部詰め込んだような映画。NEOジャパンだったし多分NEOパリ。ジョンウィックはもちろん、シリーズ最初から脇を固めているバワリー、シャロン、ウィンスト>>続きを読む

ヒンターラント(2021年製作の映画)

3.0

ストーリーは至って堅実。世間の世界の歪みがわかりやすく表現されている、ペルクの心象をそのまま移したかのような映像だった。戦争が残す社会の傷と心の傷の大きさたるや。エンドロールの英語に変換されていくの新>>続きを読む

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