べりべりべりーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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バブル(2022年製作の映画)

2.9

背景だったり映像効果を大きな画面で楽しむ雰囲気映画。顔アップの見せ場になると顔面の画風が変わる。葬儀屋のリーダーのAI音声がとても素敵なアイデアだったと思う。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.8

ダンブルドアとグリンデルバルトが主役の映画。マッツ・ミケルセンが演じるグリンデルバルトが大変良かった。一見穏やかで静かな風貌も、暖かさも冷たさも感じられる目も、一挙一動目を引くような美しい動作も、紳士>>続きを読む

劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-(2013年製作の映画)

3.6

良くある映画だけの全員集合的なストーリーではなく、アニメ1期の続編としてストーリーが展開されている。ライアンのストレートではっきりしたキャラクター性が良い。タイガーは忘れられたりクビになったりよく一方>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.0

"映画体験の半分は音だよ"
映画館で映画を見るという体験の真価を改めて知ることができる貴重な映画。無名有名問わず、一本の映画の奇跡才能の輪が連なって今の才能の輪がある。『素晴らしき映画音楽たち』が作品
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スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

3.7

12時間ごとに体が入れ替わったり、オチだったり、地から足の浮いたSFちっくな設定を捻じ伏せるテンポの良さとアクションとサスペンス要素の塩梅がよい。韓国映画の十八番。

THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.7

各国から制裁を受けている中、国として成立しているのには訳がある。淡々と繰り広げられる工場建築から兵器製造、密輸までの道のりに、"現実は小説より奇なり"とは言うけれど目を疑った。
映像・音声を交えて実情
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猫とピットブル/キットブル(2019年製作の映画)

5.0

温かみのある画風が良い。猫の威嚇ダンス可愛すぎる。二人一緒に幸せになれて良かった。

デイ&ナイト / Day & Night(2010年製作の映画)

4.5

昼も夜も黄昏時も愛おしい。古のディズニーアニメを思い出す動き方とキャラデザが良い。

アラジン(2019年製作の映画)

3.6

映画というよりミュージカルにより近い。背景と人が馴染んでなくて、致し方ないがグリーンバック感が目立ってた。ジーニーの人肌感が違和感を超えて面白いのと、魔法の絨毯とアブーの絡みが可愛い。

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.3

ポスドク問題は世界共通。ソウスリャナンデモ キープ.イット.グリージー

オンネリとアンネリとひみつのさくせん(2017年製作の映画)

3.7

この作品に出てくる悪役ポジションの大人は、根っからの悪ではなくて何かに追われて心の余裕をなくしてしまった大人。それを優しく受け止め包む優しいアンネリとオンネリを中心としたバラ通りの人達。2作目を見ても>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.8

テレビアニメではあまり前線に出てこなかったグッドルッキングガイ五条先生の戦う姿をがっつり堪能できて良かった。4DXは今まで見たどの作品よりも揺れて怖いを通り越して笑いが込み上げてくる。シートベルト欲し>>続きを読む

ブレイブ ストーリー(2006年製作の映画)

3.3

声優に太極宮の御三方がいらっしゃってびっくりした。

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

惑い惑わされ騙して騙されているのは誰か。予定調和な所と妖しくて幻想的で不気味ででもクラシカル世界観が相まって『本当は恐ろしいグリム童話』の様なお伽噺感。最後の終わり方がとてもよかった。身近な人の忠告に>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

3.4

お金のかかったB級映画感。壮大な兄弟喧嘩。作り込みが浅い気がして『ヴェノム2』といい本作といい、全てがマルチバースへの序章程度にしか見えない。

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.9

激動も日常も葛藤も子供ならではの行動も鮮明に暖かく鋭く映っている。途中からは特に白黒映画なんて意識する事なく映像美を堪能した。人々の繋がりあってのベルファストである。地域との濃ゆい繋がりや二等親以上の>>続きを読む

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

3.4

不思議の国のアリスの様なヘンゼルとグレーテルの様な映画。だんだん情報量が少なくなり空白を彷徨いまた構築されていったり、足元から突然崩れていったりする魔女の世界の表現が好き。

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.7

"傍観者はもう終わり どっちかにつかなきゃ"
アクション×シンプルで王道のストーリ運び×設定のコテコテ感は何処となくキングスマンシリーズを思い出した。顔面アップが多い。スカーレットの武器や病院内の盆栽
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健康って何?(2017年製作の映画)

3.0

総じて企業や専門家と消費者間のリスクコミニケーションが不足していると思う。
この監督は専門家の語らない部分を突くの(もしくは突いたかの様な演出)が上手。ある方が仰っていた『陰謀論の一つの魅力は「賢さと
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鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

3.3

質感がジブリっぽい。ユンとヴァンの物語であると同時に、医療技術の発展繁栄に奮闘するホッサルの物語である。色々な要素は見せつつ突っ込まないあたり、原作未読だが色々端折られているのだろうなとは思った。

フレッシュ(2022年製作の映画)

3.5

そこはかとないB級感。まずこれをディズニーが配給してるという事実が面白い。タイトルの絶妙な入り方と、パワーと感情で完結させたのが個人的に好きな所。友情ほど強くて眩いものはない。

エターナルズ(2021年製作の映画)

4.2

話の規模や、クロエ・ジャオ氏特有の撮り方があってか宗教画の様な荘厳さを感じられる映画。セナを演じるアンジェリーナ・ジョリー氏の全身から溢れる神々しさが眩い。もっとギルガメッシュと絡んだ話が見たかった。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.4

ウェスアンダーソンのこだわり抜いた世界観にどっぷり浸り引きずれる映画。アニメーションも交えて展開する誘拐のお話が好き。数々の表紙や場面ポストカードなどグッズ展開してほしい。隅々まで理解しようとじっくり>>続きを読む

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.4

暴力表現が目玉の映画。追い追われるそのひと時のみを写している様で、キャラクターやストーリーの背景にあるものを感じにくいが故に内容が薄く思えてしまった。

355(2022年製作の映画)

3.5

良く言えば無駄のない、悪く言えば遊びの少ないスパイ映画。キャラクターを裏付ける"キャスト力"を感じられる。ファンビンビン様の合成感?映像の浮き具合が気になった。複数の言語が飛び交い、女性も中心となって>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

トム・ホランドの身軽かつパワーが感じられるアクションシーンが素敵。 4DXやIMAXでアトラクションのように楽しむのに向いていると思う。トレジャーハント類には珍しく、スマホやイヤホンを駆使する姿に現代>>続きを読む

パイプライン(2021年製作の映画)

3.3

展開がなかなかに泥臭くくどい。お互いもうちょっと上手くやれなかったのかと思ってしまった。EDが可愛いのと、イ・スヒョクのスーツ姿が大変美しいです。

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.7

一つの朝鮮を思った南北の2人の男がいたからこそ今がある。北朝鮮のミサイル発射と軍事的威嚇行為の影に、こんな風に政治の思惑が絡まっているとは思ってもなかった。芸能も含めどんな事業も政治とは切っても切り離>>続きを読む

神在月のこども(2021年製作の映画)

3.0

主人公カンナの演技が全てを無にしている。配信で流し見るのが丁度良い。

さがす(2022年製作の映画)

4.3

大阪の光も闇も鋭さも鈍さもある雑然とした下町とどこかにいそうでいない演技のナチュラルさがリアリティを、後に後に明かされていく脚本の構成が適度なエンタメ感を出していて大変良いバランスの映画。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

改めてシリーズを見返したくなる映画。良くも悪くも想定を裏切ってきて面白い。ラスプーチンを演じるリス・エヴァンスの怪演が光り過ぎて黒幕が霞んでた。

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

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作中で誰かが"立体的な魅力"と彼を評していて、なるほどなと思った。作品を愛し誰かを応援する事は、少なからずその誰かの人生を消費してしまう。言葉もわからぬままに会見に連れて行かれて、ルキノ・ヴィスコンテ>>続きを読む

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.9

ノンフィクションものとして大変真摯なつくりだなと思った。利益と利便性、大量生産性を追い求めた結果の公害。自社が有毒性が明らかにしているのに抗おうとする巨大企業の意地汚さに呆れたし抗う余地があるという事>>続きを読む

ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

3.6

ダークな色調の室内でホラー感をだしつつ、イリアナの能力のせいかSFちっくさも感じられる、爽やかな王道青春成長ストーリー。気軽に見れる。