酸基さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

酸基

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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

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ほとんどバトル漫画みてぇになっていって笑う。除霊師のおっさんの小さめの「えい」が萌えポイント。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2012年製作の映画)

4.0

トイレの花子さん×時空ワープという発想が頭おかしいし「ここからはノーカットです」という撮影難易度をカチ上げるような制約を自らに課していく白石くん。やはりスゴイ。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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パヤオが物語るということに興味がないのは今に始まったことではないが、今回は特に説明よりも具象化である。具象化されたイメージには既視感や発展力の大人しさもあり、流石に老いを感じもするのだが、所々に散見さ>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

4.0

走ることでしか削がれていかないものの沢山あること。

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.6

捕縛された人間に対する所業の数々はアブグレイブ刑務所、アウシュビッツ強制収容所等々を想起させる。全体として直積的な描写は一歩手前までにとどめ、不快な嫌さだけを抽出している。結局、グリーンのペンキが何を>>続きを読む

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.8

連続殺人事件を軸に社会構造の邪悪さ、大いなる目的に取り憑かれた人間精神の深淵を描くという点でアラン・ムーアの傑作コミック「フロム・ヘル」を想起させる。ここでは街そのものが巨大な蜘蛛の巣であり、殺人者で>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

4.0

パートナー作りに失敗したら動物にされまっせというお話。中盤あたりから目的が完全にすげ変わり始め、いよいよ混迷してくる。動物になるという設定があまり活きてないようにも思うが、森林を徘徊する男女は完全に動>>続きを読む

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ペルージャ英国人留学生殺害事件がベース。実際の事件はプライバシーを侵害した報道の激化、容疑者家族がマスコミを駆使し無罪を主張、判決結果が二転三転するなどカオス。この映画においてはそこはザックリと割り捨>>続きを読む

クラッシュ(1996年製作の映画)

4.5

セックスよりも自動車の後部格納庫からシートが組み上がる動きや事故車が解体されるシークエンスが官能的。なんやかんや愛の不感を克服する物語であり、それゆえ、最後に草っ原で情愛を交わす2人と大破した車以外、>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

リングと同じ話。母親が娘を助けたいがために取る行動が行き当たりばったりで中々にイライラする。(リアルとも言えるが)。途中、眼鏡男が呪文の意味を尋ねにかなりの距離移動をしている筈なのだが、フライト中だか>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

「取り敢えずこれだけ要素をブチ込んでおけば何か1つは引っ掛かるだろう」という試みは成功していると思う。個人的に全体を通して見所総集編のような構成が余り好きではない。あと、妙に某ハッピーサイエンス映画味>>続きを読む

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

4.0

爆発音の一本槍のみで話が構成されている。鳴りそうな場面で鳴らず、鳴らなそうな場面で突如として爆発音が鳴り響くため、動きも展開も希薄ながら、奇妙に緊張感が持続していく。何と言えど、最後の瞬間に尽きる映画>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.8

G.I.S.MとRUDIMENTARY PENIのTシャツは100点。主人公のバンドがスラッジっぽく、映画全体も輝度が明るめながらもそういう雰囲気がある。リズ・アーメッドの凶暴ながら怯えた犬のような空>>続きを読む

しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.0

川島雄三の映画大体が面白いを超える瞬間があるぜ。

ロッジ 白い惨劇(2019年製作の映画)

2.5

めちゃくちゃ朧気な記憶しかないが、最初の方で壁にかけた猟銃だかのインサートが入り、察した以上のことが何も無かった。

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