TaisukeHorieさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.5

ビル・マーレイの最高傑作
欲望に忠実な唯我独尊の男を演じているが終始面白おかしい。
ワンシチュエーションながらこれほど笑った映画はここしばらくなかった。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

BGMはほとんどなく、全てが密室内の会話によって話しが進む。
12人の会話以外何もないが次第にドラマが作られ、事件の真相に迫ってくる。
そこにサスペンスに勝るとも劣らないスリルがあり、脚本の妙としか言
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真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.5

テキサスの若造が見た夢はフロンティアなきアメリカだった。
フラッシュバック的に挿入される祖母の回想シーンがやや難解。

(伊集院光の週末TSUTAYA推薦)

市民ケーン(1941年製作の映画)

3.5

ここまで光と影の演出を微に入り細に入り突き詰めて表現しきった映画はない。
まさしくフィルム”ノワール”の最高傑作と言える。
オーソンウェルズは当時26歳とは到底思えない貫禄を見せる。
映画ではオーソン
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書かれた顔 4Kレストア版(1995年製作の映画)

3.0

玉三郎のインタビューを彼の舞台映像を交えながら映す。
途中インタビューで言及された杉村春子と武原はんのコメントも挟む。
同じ白塗りの舞踊としてか前衛舞踊の大野一雄の女装の踊りも象徴的に挟まれる。

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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.5

ほとんどジョン・ウィリアムズの傑作による音楽劇と言ってもいい。
この音楽が魔法界の印象を決定つけた。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.0

グリンデルバルトの印象がだいぶ違って混乱する。
指名手配ポスターで頑張ったがどうしても変身してる感が否めない。
ジョニデで見たかったことよ

あとハリーポッター本編の要素にちょっと頼りすぎている。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

3.5

こうしてロンのパパとママは魔法界のゴッドファーザー、ゴッドマザーと呼ばれて最強魔法ファミリーとなった

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.5

ジョンウィリアムズ参加作だが曲がイマイチ冴えない
エンドクレジットのメドレーが一番良い

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

一本の映画としては秘密の部屋が一番面白い。
学校の危機、仲間の危機、怪物退治、三枚目の無能教師(オチも含めて)
ストーリーもドラえもんの映画的に謎解きで展開され、危機が頂点に達したところへ秘密の部屋が
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

音楽がカッコいい
ラストは2001宇宙風(?)
親友が巨大な肉塊になっても助ける
漫画読む

トパーズ(1969年製作の映画)

3.0

キューバ危機前夜のインテリジェンスの攻防を描く
話が複雑な割にエンディングがあっさりしている

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.5

初新海誠
ムビチケで鑑賞
ファンタジー味が強いけどそれぞれの要素が単発気味で詰め過ぎの印象を受ける。それゆえ全体の軸が捉えづらくなる。

もののけ姫っぽい。
広告用のタイアップアイテムがやや目立ちすぎ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

急に大人になっちゃってどうしたんや
心情変化もちょっと不自然さがあるし、本編のみでは周りの各々の犠牲の必要性もいまいち鮮明でない。

個人的にはぬるぬる3D-CGも好みじゃない(ロボ系とは言え、90年
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

酩酊状態で鑑賞。

主題曲の中で女と戯れてるシーンがイケてる
ティアドロップのサングラス
角刈りでもかっこいい

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.5

映画オリジナルの楽しいシーンも多いけどなんだかんだ鬱展開を求めている自分を発見する

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.5

昔より何となくわかるようになった気がする
中学生の時より共感できる部分が増えてきた

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.5

実は今更初見シリーズ
もののけやラピュタのノリで見たらやや難解さもあり、なかなか深淵な世界観だった。

虎の尾を踏む男達(1945年製作の映画)

3.0

不思議な作品
虎の尾を踏むとは勧進帳、能の安宅のフィナーレの詞「虎の尾を踏み毒蛇の口を逃れたる心地して、陸奥国へぞ下りける」から。
歌舞伎十八番の勧進帳をベースにしているが、原作にはないエノケン演じる
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.5

King of Popのライブドキュメント
全てが桁違いのライブパフォーマンスである。
ひとつひとつの曲にブロードウェイの大ミュージカルの如く仕掛けが用意されており、マイケルは微に入り細に入りチェック
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.0

ある意味サスペンス演出がメイン
もうちょっと捻ることもできたかもしれないが史実だから如何ともし難い。

クインシーのすべて(2018年製作の映画)

3.5

クインシー・ジョーンズが作る音楽、
シナトラ、ベイシーからマイケル・ジャクソンまで全てが自分の好きな音楽ということがわかった。

男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋(1982年製作の映画)

3.0

先代仁左衛門の綺麗な関西弁が心地いい
満男の実質メジャーデビュー作

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

3.5

ナット・キング・コールの名曲「スマイル」がこの映画のための曲で、しかもチャップリンの作曲とは思わなかった。(なんて多才なんだ!)
小ネタ満載、何かと警察に捕まる、ほっこり。
でもエンディングのスマイル
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.5

歴史的背景はさておいて、メロドラマとしては一番好き。
ハンフリーボガードの苦い顔がいい甘さになる。

007/カジノ・ロワイヤル(1967年製作の映画)

3.5

英国紳士そのもののデイビッド・ニーヴンがジェームズ・ボンド!
まさに理想ではないか!

その理想をピーター・セラーズとウッディ・アレンが打ち砕く。

デイビッド・ニーヴンのスパイを見るカルトコメディ。
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あなただけ今晩は(1963年製作の映画)

3.5

真っ直ぐなワイルダーコメディ
「アパート」とは対照的に終始明るくドタンバタン
ヒモで満足したくない男の奮闘記

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

タクシードライバーと客の人間模様
日常の風景のようで、非日常な出来事が起こる

起承転まで進み、さあここからクライマックスだと言うところでスルリと次の話に移ってしまう。

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

志村けんはいかりや長介の家に突撃してドリフに入った。
タモリは赤坂不二雄と同棲を始めてテレビに出始めた。

ではビートたけしは?

ビートたけしを生んだ浅草の芸人たちの美学が詰まっている、芸人にしか撮
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