TaisukeHorieさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

フック(1991年製作の映画)

3.5

あらすじ:「40歳の大人になって中年となった永遠の子供ピーターパンが宿敵フック船長と再び戦う…」
典型的なB級と思ってみたら結果面白いし、スピルバーグ×ジョンウィリアムズのマジックがすごい
おまけにジ
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.5

ひとつひとつのシーンをゆっくり噛み締めていけば味わいが段々広がっていく。
と同時に早く次の展開を欲する自分を発見する。

天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

3.5

メロドラマ。オセロ。

バチストのパントマイムが惹き込まれる。
今もこういう芸能が残っているなら見てみたい。

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

3.5

内容ゼロの最高に楽しいドイヒーリバイバル
全員30年前とほとんど変わっていなくてビビる
ラヴェルのおじさんが出川にしか見えない

プレイタイム(1967年製作の映画)

3.5

初ジャック・タチ
無機質で単色な高層ビル群の中に彩る人々の営み、おかしみ

愉快なおじさんのドタバタコメディかと思いきやある種の群像劇でもあった。

また見たい

カサノバ(1976年製作の映画)

3.0

フェリーニの描く乱痴気パーティーは毎回度肝を抜かれる。

カサノバはてっきりヴェネツィアで投獄後、処刑か獄中死したとばかり思っていたが、それなりに天寿を全うしてドイツで最期を迎えた。

耐久勝負前の謎
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あげまん(1990年製作の映画)

3.5

誰でも運はツイていた方がいいと思う。
しかし運はいつも気まぐれで、求めればそれに翻弄されてしまうのが関の山か、
運はとてもデリケートなものだ。

宝田明がミンボーの弱気な総支配人とは対照的な人物となっ
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大病人(1993年製作の映画)

3.5

「僕ならこう死ぬ」で一本映画を撮った。

人生は死を意識してから初めて生き始める
延命ばかりが正義ではない

この辺をコメディベースでいい感じに織り込まれている。

いつかは自分の「僕ならこう死ぬ」を
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マーニー(1964年製作の映画)

3.5

ジェームズ・ボンド以外のショーン・コネリーを見たくて鑑賞。
胸毛は出てきます。

犯罪者のトラウマと精神分析がテーマ。

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.0

マリリン・モンローのシグニチャー・ミュージカル。
オリンピックチームの衣装が50年代当時に流行してたアイヴィ・スタイルで、このスタイルのお手本の様。
本国アメリカでは廃れたが、アイビー派諸兄は一見すべ
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.0

両極端なものを取り合わせて混乱させてくれる。
ツァラトゥストラ、ドナウ、宇宙船の意匠や、宇宙空港、感情を持ったコンピュータあたりは時代がかったSFっぽくてそれなりに盛り上がってたけど、やっぱりやらかし
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情婦(1957年製作の映画)

3.5

王道法定サスペンスにがっつりとドンデン返しする。
模範的ともいえるけど、しっかり面白いし展開にもアッと驚く。
それにやっぱりワイルダーの書くキャラクターと小ネタがお好き。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

3.5

ウェスタン映画の傑作らしいが、あまりビビッと来なかった…
役者の好みの問題かもしれない。

マルサの女2をマルサする(1988年製作の映画)

3.5

マルサ2でも懲りずにメイキングを作る。
映画のテクニックや苦労話はさておいて、今回の見所は俳優・三国連太郎の仕事を事細かに見れるところ。
納得がいくまで何度も自分でNGを出すところや、厳しく叱責する演
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マルタイの女(1997年製作の映画)

3.0

平坦な伊丹映画に企画協力した三谷幸喜の三谷節コメディが加わった感じ、
ちょっと不思議なコラボレーション

マルサの女をマルサする(1987年製作の映画)

3.5

2時間の映画に対して110分のメイキングを作るというトンデモ企画。
マルサの女のほぼ全ての工程、シーン撮影のメイキングが1本の映像として記録されている。
とは言ってもとてもテレビ的な演出で、映画、特に
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.5

ラストは現実逃避妄想の極致を見た気がする

フレンジー(1972年製作の映画)

3.5

「サイコ」、「鳥」以降の盛りを過ぎたと言われる時期の5作品のひとつ。
50年代にスケールの大きい傑作を華々しく連発してきたヒッチコックだったが、今作は原点回帰というような、コンパクトでいながらスリル満
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大脱走(1963年製作の映画)

4.5

何度見てもトンネルのセットそのものから匂ってくるスリルがたまらない。
厳しい監視をかい潜り、命や人生をかけて作られたということを語らずとも伝えてくれる。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.5

ほぼ本人役と言っていいジェリー・ルイスが映画のリアルさを増す。
パプキン自身は至ってシリアスだが、とにかく自分の芸が当りであることを証明したい一心、周りの百凡の様に扱われるのに我慢ならない様子など深層
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.5

みんな集まれ〜!

このレジェンドシリーズを最後の最後に映画館で観れて良かった

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

4.0

東宝の朝10時で再見
英雄となったロレンスの英雄と私人の間の葛藤も去ることながら、ひとつのアラブということがなかなか理解できないアラブ諸民族たちが印象的だった。
普遍的と思われている西洋の論理が通じな
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めまい(1958年製作の映画)

4.5

先の展開を読ませる余地を一切与えず、鑑賞者はただ霧の中を歩くように目の前の画面へマゾ的に引きずり込まれる。
その中で暗示される緑色のモチーフ。

サスペンスの技術、ストーリー、演出共にこの映画こそがヒ
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リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986年製作の映画)

3.0

80・90年代を代表するコメディの名優たち
ディズニーの名曲を手掛けたアラン・メンケン
これだけ揃って作り上げた予想を裏切らないドB級クソ映画
クセになる
歌・音楽もいい
個々のネタも際立っている

サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.0

庭の東屋での二曲が好き。
特に後者の方は数多あるミュージカル映画のラブソングの中でも一頭地を抜くシーンだ。

モンティ・パイソン/人生狂騒曲(1983年製作の映画)

3.0

不謹慎厨なんぞ地獄に落ちろ!!
ナンセンスとブラックジョークを煮詰めて煮詰めて最後に残るコゲと言うか、破壊力が凄まじい。
時代を問わない風刺皮肉もあるけど、当時の英国時事を知ったら何を標的にしていたの
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ミクロキッズ3(1997年製作の映画)

3.0

3作目だけど…
オチをもうちょっと捻り出してよ!!

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

ビートルズをよく知る人は小ネタとか面白いんだろうと思った。

予告編で大まかな設定、何が起こるのかはみんな知っている。だから後半からの展開に期待したが、ややありきたりな展開だったのが惜しい。

もうち
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ジャイアントベビー /ミクロキッズ2(1992年製作の映画)

3.5

前作よりこっちの方が荒唐無稽で面白い。
冒頭のパパのごまかし方がいちいちツボ
Peek A Booの破壊力