TaisukeHorieさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

4.5

新しいことを始めれば、その分だけ世界が広がって生活も充実してくる。
さらに打ち込んでいけば、その世界の楽しさをどんどん発見していき夢中になっていく。
趣味の基本原理ではあるが、なかなかはっきりと実感し
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.5

初キューブリック
エヴァンゲリオンとかのやらかした系エンディングはこの映画の影響なのか?

示唆的なセリフ、シーンを散りばめて曖昧に終わるため解釈の可動域がかなり広い。

エンディングシーンではプロパ
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(1963年製作の映画)

3.5

鳥の大群を見るたびに本作を思い出す。

ヒッチコック得意の演出法による恐怖に加えて不条理から来る得体の知れない恐怖、という新しいスリルが提示されている。

人間の恐怖心理を突き詰めた巨匠の挑戦作のよう
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.5

これも映画界で最も有名なネタバレ

でもフィクションといえども流石に時間経過の年数の桁が足らない気がする…

クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.5

久しぶりに見た。
中学の時に見て初めてボブスレーという競技を知った。
こういう成長系(?)のストーリーが好き。

オリンピックイヤーに見たい映画。

魅惑の巴里(1957年製作の映画)

3.0

ストーリーはMGM版羅生門
踊りは素晴らしいが何か物足りない

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

3.5

姉妹という設定で行われる前半の食事の嫌がらせの陰湿さ。

同じ年頃の大御所女優なのに、陰と陽がひとつの画面でこうもはっきりと分かれているのも不気味さを増す。

姉妹という設定が最もおぞましい。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.5

理想を追いかけて現実から目を背けて行く様。
理想への憧憬とそれが叶わない現実に絶望する。
美への憧憬と現実への絶望ということに対しては、まさにマーラーのアダージェットがピタリと当てはまる。

心理描写
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会社物語 MEMORIES OF YOU(1988年製作の映画)

2.5

群像劇にしたかったのか、どういうストーリーでなにを伝えたかったのかよくわからない。
窓際族をリアルに描きたいのか、クレージーキャッツ再集合のノスタルジーを描きたいのか、全く掴みどころがない。
著名なC
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ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

3.0

CG前夜の実写とアニメ融合の集大成
ディズニーの得意な技術であったが、カートゥーンのキャラクターはワーナー・ブラザーズ色がとても強い。ルーニーチューンのキャラも多数出演。
それとセリフのないディズニー
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.5

話は面白かったけど、レイアっていつからお姫様なんだ?

あとおっさんが多い。

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

3.5

エピソード4へストーリーが一気に加速して、皆が知っているスタート地点へきれいに収束していく運びがいい。
倒叙が大きなスケールでよく効いている。

ドロイドや宇宙生物のデザインはエピソード4〜6の方がど
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.5

話がグッと進む。
大迫力のCG戦闘シーンに加えて、帝国のマーチのライトモチーフが印象的。

演技かわからないけどオビワンがだんだん元祖アレック・ギネスに似てきてる気がする

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.5

パロディなどで使い古され、もはや陳腐化してしまった例の有名すぎる展開だが、先入観なしで見たらめちゃくちゃ衝撃的で面白い展開だと思う。

最後の幕切れ、これからが物語の山場へ向かうというところで強制的に
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.5

お涙恋愛系かと思ったら意外と話がしっかりしてて面白かった

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.0

アニメーションのNG集をわざわざ創るユーモアセンスあふれる発想

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.5

昔よく見てた。
改めて見てみると、バズが自分は選ばれた宇宙戦士ではなく、量産されたオモチャだと気付かされる場面が印象深い。

あとシドの妹がちょっと怖い。

知らなすぎた男(1998年製作の映画)

3.5

B級かと思ったら結構面白い。

ベタベタなドタバタでビル・マーレイ節大炸裂

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.5

超高層ビルの竣工式当日に起きた大火災のパニック映画。
いわばタイタニックの高層ビル版という感じであった。

ところで、この映画はこれまでのアメリカ映画史を彩った4人の名優が一堂に会した映画でもあった。
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.5

多分初ニューシネマ。

同キャストのスティングとはまた違った、互いに信用しきっている仲の逞しさが印象的。

列車強盗に銀行強盗、駅馬車、ウィンチェスター銃、保安官、そして無法者が跋扈していた西部開拓期
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シャレード(1963年製作の映画)

4.0

個人的にこの時期のオードリー・ヘップバーンが一番好き。
幼い娘役から離れて、未亡人役としてケイリー・グラントの相手が務まるまでに至り、その円熟しかかった魅力をスクリーンに程よく振りまいている。ジバンシ
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荒野の七人(1960年製作の映画)

3.5

ウエスタンに着想を得て撮られた七人の侍がウエスタンでリメイクされて合わないわけがない。

敵方もストーリーに噛んでくるなど多少の書き換えもあるが、コンパクトによくまとめられている。

ただ、七人の男た
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

2.0

お下劣なネタのニンではない。
ビル・マーレイのマネをしても仕方がない。
前作のゴーストバスターズがいた世界線ではないのも二番煎じ感を強くする。

時々のカメオ出演がかろうじて見るモチベーションを保たせ
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彼奴(きやつ)は顔役だ!(1939年製作の映画)

3.0

ひとりの男を通じてアメリカ暗黒時代の興隆を見れて楽しい。
戦前のクラシックなギャングファッションも良い。

七年目の浮気(1955年製作の映画)

4.0

昔よく観ていたが久し振りにまた観た。
妻子はバカンス中、自分は一人で家に残り黙々と職場と家の往復で夏を過ごすつもりの亭主。一方で凄まじい妄想癖の持ち主。そんな亭主の隣の部屋にマリリン・モンローが越して
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.0

ジャパニーズ・ウェスタンと位置付けられるらしい。
色々な事件、要素があるが全てがきちんとまとまっていき、当然のごとくめちゃくちゃ面白い。
天と地ほどの身分差があった農民と武士とが一丸となっていく様、キ
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