TaisukeHorieさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

4.0

円熟期のフレッド・アステアとシド・チャリースのコンビによる映画
ストーリー、役者、ダンス共に2人を代表させるようなものばかりであり、一瞬たりとも飽きる隙がない
同コンビの作品はほかに絹の靴下があったが
>>続きを読む

パリの恋人(1957年製作の映画)

3.5

オードリー・ヘップバーン×パリ+フレッド・アステアという感じ
アステアの切れ味がちょっと物足りないが脂の乗り切った時期のオードリー・ヘップバーンがそれを補う
Bonjour Paris はパリロケのた
>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

3.5

ヒッチコックの演出も優れているが、やはりベルナルド・ハーマンの音楽があってこそのスリリングだと思う。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

英語の授業で初見
この映画がどれほど歴史に忠実なのかはわからないが、この時代の服装は見ていて楽しい

甘い生活(1959年製作の映画)

4.0

松竹でみて面食らった映画
ある作家はこの映画に関して、1つ1つのエピソードはフィクションだが、全編を通すと真実を映し出すと言った。
その真意や如何に

イースター・パレード(1948年製作の映画)

4.5

フレッド・アステアのダンスの中で最も素晴らしいものは何か?
個人的には本作の”Steppin’ Out With My Baby”が極め付き。
燕尾服でない、ポップで目の覚めるようなダンスナンバーであ
>>続きを読む

泥棒成金(1954年製作の映画)

4.5

フランスのニースを舞台に心地よいスリルとロマンスでケイリー・グラントとグレース・ケリーが追う者と追われる者の両者を演じる。
ヒッチコックの美的センスの頂点。

足ながおじさん(1955年製作の映画)

3.0

役者フレッドアステアを見る映画。
フレッドアステアのキザな演技を楽しむ映画。
ファンとしてはそれで満腹だ。

愛と哀しみのボレロ・完全版(1981年製作の映画)

3.5

早稲田松竹にて鑑賞。
非常な長編なので気合のいる作品だが、それだけ見応えはある。
戦前の幸せな空気から段々と戦争の暗さが現れ、戦後を迎えても人びとは以前の生活を取り戻すことはできずに冷戦期へ入る。
>>続きを読む

マルサの女(1987年製作の映画)

4.5

伊丹十三のこだわりにあふれたカットに場面を引き締める音楽、ユーモラスな雰囲気を醸し出す濡れ場。非常にバランスの良い痛快作。
ほんの端役の銀行員にも橋爪功をキャスティングするなど、細部に渡って一切の妥協
>>続きを読む

男と女(1966年製作の映画)

4.0

ジメッと雨の多いパリの湿度が画面から良く伝わる。
フランスの冬は日本の梅雨のように雨が続き気も晴れない日々が続くが、そんな季節の中で車内から起こる感情をうまく描いている気がする。
電話しながら観ていた
>>続きを読む

|<