ジジーノさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ジジーノ

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七人の侍(1954年製作の映画)

4.7

ちょっと、、全部入り過ぎない?泥仕合が堪らなかった。映画だなあ・・。

チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

3.4

述懐が生む愛がテーマ。土着の喜怒哀楽が四季の様で美しかった。

ただ、やっぱり引っかかるのは言語。チリってスペイン語でしょう?なぜにチリ人役ヒロインにフランス人を?そこはかとなく何かが違う感は、その辺
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LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

5.0

作り手にとって最大の賛辞とは何だろうか?自分はそれを「次に何を作りますか?」だと確信している。

内容が、物凄く、良かった。渋さに腰を抜かした。ピアノのシが続く演出にゾクりとした。実にコンプレッション
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ペーパー・タウン(2015年製作の映画)

-

(今回はバイアスが強く掛かっているので評価しません)
通して今風。動くカーラが観たかったので。

スクリーンテストでも観てた方がマシな内容でも、特に問題は無かった。設定や捻りが稚拙な割に、OSTは不思
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用心棒(1961年製作の映画)

5.0

ハー、やっぱりこれが彼の中で理由飛ばして一番かも。好き過ぎる。テーマ曲も佐藤勝の中で一番好き。

余談で。用心棒とインペリアルマーチが似ているので調べていた。結局その謎は解決できなかったものの、三船に
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

2.9

本が酷かったけど、彼だからまだ観れた。やっぱり格好が良いなあと改めて。そしておかえりなさいな感覚。

ただ、相変わらず役に入ってるのかはっきりしない演技。続編もいいけど、そろそろアクション離れしていか
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オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン(2011年製作の映画)

4.5

泣かすなあ。。男性目線からもファントムのあの魅力には惚れ惚れしてしまい、、こんなにも辛く、カタルシスをも感じさせられた。最高の悲劇のひとつ。

キングスマン(2015年製作の映画)

3.1

小気味の良さが残った。威風堂々のシーンといい、良い感じでイギリス愛。

天国と地獄(1963年製作の映画)

4.4

旧東京オリンピック直前の寓話。キレッキレのカメラ。完璧な出捌け。群衆。圧倒的な可逆性につい目を奪われた。

シーンにも出てきていたが、当時の物価は現代の1割程度。街は若者で溢れかえって居たらしい。その
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

1.3

睫毛が実に美しいドロンに何を感じるか?で別れると思う。つまりこれ程まで演技のできない彼にある一定のバイアスでも掛かってなければ、通して薄っぺらいものから何も感じられない。

本がどんなに退屈であっても
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オデッセイ(2015年製作の映画)

2.4

宇宙遭難者のビデオログがリードする。誰知らず宛てる形が独白となっているので、マニアックな状況にも観ていて迷子にならない。表面麻酔に無針注射器を使っていたり、ちょっとした小道具が好奇心をくすぐる。全体を>>続きを読む

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

4.4

一人芝居を贅沢に味わえる。

化けの皮を1枚1枚剥がれてゆく男は、電話越しに質問しかされない。離人感すら漂い始める車中に、同乗させられている様な距離感がドラスティック。時計を見ることが無かった。ひさし
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ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナツアー(2012年製作の映画)

1.0

前作とアリーナに挟まれて、記憶としても薄い。なんでだろ?で観直した。映画としてはカットも編集も色々残念。あと演者に華が無い。本は良いのに演出しょっぼいなあ。。

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

1.9

もう一声か、もう二声。掴みが悪すぎる。ヒロインのお陰が過ぎている。

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.1

いつも祭りが終わった後の様に、草臥れた流俗でパンパンなお国柄を、リアルに魅せつけてくるカメラや編集がおもしろい。現地ならではの魅力ゆえに勿体無く感じたのは、いくら返還前とはいえ日本よりも銃規制の厳しい>>続きを読む

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.9

癌ステージ4のティーン女子の恋バナ。投げる前から全面同じサイコロ、それがどう転がっていくのか?にも関わらず心情が鮮やかに惹き付ける。彼女はきちんと観客を背負っていく。これはその転がり方を観る映画だ。俯>>続きを読む

ジーザス・クライスト・スーパースター(1973年製作の映画)

5.0

仁愛の報われなさが最大の見所で、神とは何者か?と投げ掛けてくる。疾走感のある悲劇。

楽曲が!屈指のインパクトを誇る序曲を筆頭に、名曲が連なる。台詞が無く、全てが歌われるものだから、気が向くと音だけ流
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劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス(2014年製作の映画)

3.0

5分に1回くらい予想外にシュールだった感覚。絵と音がこんなに綺麗だったのも知らなかった。

(1985年製作の映画)

3.8

群衆、カメラワーク、芝居、自然なカット。何かを眺めていてこれほど飽きないことは珍しい。映画の醍醐味を存分に体験できる希少さ。ただ、期待していた程テンポが良いとは感じられなかった。

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.9

不思議と飽きず、毎回新鮮な気持ちでなぜか観られてしまう、大好きな作品。

おかしなおかしな訪問者(1992年製作の映画)

1.4

フランスのコメディって、どうもしつこく感じてしまう。でも小物が気合入ってて見てるだけでも興味深かった。あと、下品なものがダメな方はこれNGかも。

大統領の料理人(2012年製作の映画)

1.7

2つ酷い。作品中で主人公が全く成長しなかった。故ミッテランの取り扱い。

フランスの諺にも「À Rome, fais comme les Romains」(ローマではローマ人らしくしろ=郷に入っては・
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カルテット!人生のオペラハウス(2012年製作の映画)

4.2

丁寧な作り込み、好きな演出。天気を上手に使ってる。老練って素敵だな。乾杯の歌やボッケリーニのメヌエット等、ジュークボックス状態なので飽きなかった。

オーケストラ!(2009年製作の映画)

3.6

ラストの協奏曲はハンカチ必須だった。思わず鑑賞後にフロイデでアマチュアコンサート探してしまったw 歩きながら奇想曲弾いてたり、空港でゴニョゴニョしてたりと、好みは別れるであろう大筋も意外と乗れた。次回>>続きを読む

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

5.0

この映画らしさを表すような、他と間違えようの無い素晴らしいカットが多かった。良い意味でコンパクトなストーリーのお陰で、キャラクターが思い思いに息衝いている。

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