脚本はいつものモンスターヴァースシリーズと同じく無茶苦茶なのだけど、「ゴジラvsコング」と同じく怪獣たちの対決やタッグマッチにあふれており、「これでいいんだよこれで!」という感じ
今回の敵がコングの>>続きを読む
出てくる俳優も豪華だし、演出も良く、「映画好きが映画好きのために作った映画」という感じなのだが、映画オタクの悪い癖で脚本を煮込み過ぎたのか、登場人物がもともと多い上に、会話上でしか出てこない人物もかな>>続きを読む
演出がスタイリッシュで、かつストーリーもサクサク進むので見ていて疲れないというか見やすい映画だった。
男子中学生が授業中に妄想するような「曲がる銃弾」を始めとするガン・アクションについても「厨二病+>>続きを読む
映像の豪華さは良く、ロビンフッドの伝説を実際の世界史に中に落とし込もうとした努力もまぁ理解できるが、140分の尺のうち、起承転結の「起」と「承」だけで約100分使っている点や、終盤、傭兵くずれの主人公>>続きを読む
戦闘準備の際にグローブを絶縁テープでぐるぐるっと巻いたりとか、空になったマガジンは捨てずに回収したりとか、戦闘や銃関係の描写についてはリアルで「おっ」と思わせる部分がある。
しかしながら、こういった>>続きを読む
あらすじだけ読むとアメリカ映画とかによくある「殺人現場を見ちゃった系ジュブナイル映画」なのだが、こちらがそういう過去に見た物語の経験則から推定するストーリーとは別の方向にストーリーが動いていくのが意外>>続きを読む
予告編の空気感そのままの安心して見れるコメディ&スポ根映画だった。
全体として、コメディ6:ドラマ2:スポ根2くらいの配合割合で、コメディ部分は安心のタイカ監督、という感じだった。
スポ根モノとし>>続きを読む
ガイ・リッチー監督作品は、王道をあえてズラしたストーリー展開やスタイリッシュな演出が特色だと思っているが、本作ではストーリーや演出についてはかなりオーソドックスなものとなっており、従来のガイ・リッチー>>続きを読む
スパイものとして見ると、ストーリーもそこまで斬新でないし、大がかりなアクションもなく、同監督のスパイ作品である「コードネーム U.N.C.L.E.」と比べると小ぶりな映画。
だが、物語のキーを握る武>>続きを読む
「トレーニング・デイ」「クロッシング」等の「汚職警官モノ」の要素・シーンをとりあえず混ぜ合わせてくっつけてみました、という感じの映画。
「ジェネリック汚職警官映画」という表現にしようかと思ったが、混>>続きを読む
あらすじだけ読むとポップなコメディ&ヒューマンドラマかと思ってしまうが、作品の舞台はディカプリオの「レヴェンナント」に出てくるような日射量が少ない陰鬱な辺境で、ストーリーの進行もかなり遅いので特に前半>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
市子の母親や母親の恋人、市子の学生時代の彼氏や、後に市子の殺人を目撃するメガネ同級生など、市子に関わる人たちはみんな積極的な悪人ではないのだが、怠惰であったり無知だったり、自分の願望を押し付けたりと、>>続きを読む
ポスターやCMから想像される血沸き肉躍る戦争スペクタクルを期待するとちょっと違うかなぁという感じ。
基本的にはナポレオンと彼の妻だったジョゼフィーヌの関係性を主軸にしており、途中途中に短めの戦争や政>>続きを読む
監督の「第9地区」「エリジウム」「チャッピー」の三部作はかなり好きなのだが、非常に評判が悪く逆に気になっていた本作。アマプラに来たので鑑賞してみた。
「悪魔に取りつかれた母の頭の中にデジタル技術で侵>>続きを読む
原作者の水木先生が体験された戦時中の日本のどうしようもなさというか、情けない部分を、ちゃんと今の時代に描いていて良かった
あそこまで無理やり原作1話につなげるようにしなくても良かったとは思う
ギャング&悪徳警官たち/彼らを脅して操るロシアンマフィア/巻き込まれて標的にされる警官&その叔父の刑事
と登場人物が多い割には、ダレずにストーリーをそれなりにまとめて終わったので良かったとは思う。>>続きを読む
敗戦後すぐの日本にゴジラが襲来、というアイデアは斬新だったし、「死にぞこないの特攻兵」という主人公の設定や、戦後の物資がない中での今までになかった対ゴジラ作戦に生きてて良かったですね。
ただ、予告で>>続きを読む
リアル感のある近未来のガジェットや街のデザインはジェイムズ・キャメロンやリドリー・スコット、ニール・ブロムカンプあたりを感じさせ、サイバーパンク的な近未来とアジア的な風景が合体した「画」の力は非常に強>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
テレビ放映されていたのを何度か流し見たことはあるが、よく考えたらちゃんと見たことがなかったので、デッドレコニング鑑賞前の予習として鑑賞。
最近のMIシリーズはトム・クルーズ演じるイーサン・ハント以外>>続きを読む
前半は正統派エクソシスト映画なのだけど、後半はキアヌの「コンスタンティン」みたいな感じだった。
特に2000年代以降のエクソシスト系映画は実体を持った悪魔が登場せず、結末まで「そもそも悪魔は実在する>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」「エンドゲーム」「スパイダーマン ノーウェイホーム」にキングの小説「11/22/63」の要素を加えたような内容。
かつて殺されてしまった母親を救おうとして、並行世>>続きを読む
ストーリーはトレーラー映像とかあらすじの通りで、それ以上のひねりはなく、シンプルな内容のまま最後まで突っ走るので、映画好きの人なら大体の展開はすぐ読めます。
とはいえ、展開は読めても、自分はホラー耐>>続きを読む
Amazon Primeで鑑賞。
聴覚障害のある主人公が殺人鬼に狙われる、というアイデアや、犯人から追いかけられる場面は面白かったのだが、殺人鬼は一応知能系の設定っぽいのに、事件を起こした後自分から>>続きを読む
原作者であるジェイムズ・エルロイの作品が好きなことと、脚本が「トレーニングデイ」のデヴィッド・エアーということで鑑賞
カート・ラッセル演じる主人公が追う強盗殺人事件がストーリー上の一つの軸なのだが、>>続きを読む
予告編からマーベルの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズをかなり意識した作風を感じ、「ヒット作を真似た映画は駄作」というのが自分の中に経験則として刷り込まれていたので鑑賞予定はなかったが、S>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前作はコメディ要素の多いヒーローモノとして面白かったし、同時に、「家族」をテーマとしたドラマものとしてもよく出来ていてちょっと感動してしまったくらいには好きだった。
続編となる本作では、主人公が前作>>続きを読む
孤独な老人の人生が隣人との出会いにより変わっていく…という「お決まり」の感動モノをちゃんとやってくれてる映画です。ストーリーもあらすじを読んだ方が大体想像する通りに進みます。
こう言うと批判のように>>続きを読む
トレイラーやポスターでは「カオス」を売りにしていて、実際、絵的には突飛な場面は多かったのだが、ストーリーはしっかり起承転結があるし、夫婦愛や親子の確執、という普遍的なテーマがそのストーリーの軸になって>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
あらすじのとおり、豪華客船の難破により無人島で「男性と女性」「金持ちと貧乏人」といったヒエラルキーが逆転してしまうお話。
客船は現代社会の比喩のようで、豪華なクルーズを成立させるためのコックや掃除婦>>続きを読む
AmazonPrimeで鑑賞。
映画サイトやamazonレビューでの評価が低く、「タランティーノ意識しすぎ」「アウトレイジっぽい」「GONINっぽい」みたいな評価は目にしていたので、てっきりオリジナ>>続きを読む
「主人公と友人が勝手に進入禁止の電波塔に上って頂上に取り残される」という自業自得としか言えないストーリーなので、Youtubeでトレイラーなどは見ていたが、「見ても感情移入できなさそうだなぁ」と思い見>>続きを読む
「製作が『ジョン・ウィック』や『Mr.ノーバディ』と同じ!」(デイビッド・リーチのことかな?)という文句に釣られて鑑賞。
「とはいえ予算もそんなにないだろうし、期待はしないでおこう」と鑑賞前から期待>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
SFアクション史に名を刻む第1作となんとか差別化を図ろうとして色々な方向性が試された「プレデター」シリーズであったが、本作は第1作目と同じく人間 vs プレデターのシンプルなガチンコバトルに回帰してお>>続きを読む
「家の中に謎の空間があって…」というプロット自体はホラー映画でよく見かけるものであり、大概そのような作品は途中で中だるみしてしまうものだが、本作は最後まで緊張感が持続するような構成がとられており良かっ>>続きを読む
てっきり「ドラゴン桜」のような教育スポ根ものだと思って鑑賞(というか本作の日本国内向け広報は意図的にそんな風に宣伝してたように感じる)
前半は実家の経済状態により苦労した主人公の半生が描かれ、中盤に>>続きを読む
劇中に登場する謎の飛行物体であるが、これまでの「UFOモノ」映画に対する観客の思い込みを逆手に取っており、「そうくるかぁ」とうならされてしまった。
また、この飛行物体の存在に気づいた主人公の日常に、>>続きを読む