主人公の女に共感できない面が多すぎる
権利の主張と言っても一方的だし同じ地域の若者だって違う考えの人もいるだろう
部外者ほど簡単に民族浄化だの差別だのと安易な"正論"の紋切り型の見方をしやすいものだ>>続きを読む
昭和の製造業下請けピラミッドの奴隷的構造を話としては知っていても実感としては知らなかったのでリアルに感じることができて面白かった
ただの解説的な説明文ではない映画という手段で表現されることの価値だと思>>続きを読む
この映画の清張原作が新聞連載されたのが1959-60年、映画化は1961年
真相を戦時中に遡る陰謀ものはこの時代には現在形の話に見えるし元兵士の犯人たちも若い
モノクロで映される当時の事物や街並み、人>>続きを読む
未練なく亡くなる人なんて殆どいないのではないだろうか
描かれていない「その先」にも、どう考えても安心や納得があるとは思えない
でもそういう疑問や矛盾を考えずに見る映画なのだろう
テーマやストーリーは全>>続きを読む
明るいコメディ風味のホームドラマだが60年代の上流階級が舞台なのが石原慎太郎原作っぽい。
石原慎太郎氏の60年代の作品は内容の硬軟はあってもこの階級を舞台にしてるのが共通する特長のような気がする。
敗>>続きを読む
昭和っぽさ全開。
サチノみたいな子や山崎努みたいなオッサンがこの時代以降に大衆化する。
それにしても役者も風景も妙に生々しい。
時代のせいか?映画の力か?
サチノの実家は現在もまだ日の出町に脱色された>>続きを読む