胡麻かりんとうさんの映画レビュー・感想・評価

胡麻かりんとう

胡麻かりんとう

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空白(2021年製作の映画)

3.8

登場人物全員が怪しく見えてしまった。しかしサスペンスというよりは社会派だったので、その点を深読みする必要はなかった。とにかくスーパーの従業員の寺島しのぶが怖かった…

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.6

門脇麦のお嬢様演技がリアルだった。美紀(水原希子)は妙に達観していたし、どちらも美人すぎて引っかかるが、ずっと見ていられる。東京や富山の風景も儚く、綺麗。雨のシーンも良い。幸福とは何か、考えさせられる>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.7

原作を知らなくても楽しめた。ガンアクションすごかった!

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

風景がとても綺麗。思っていより伏線があった。油断してると急にホラーになる。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

トリニティ実験の描写が凄い。
神の力を生み出した高揚と恐怖。あの一瞬は映画においても語り継がれる名シーンだと思う。

観終わったあとからじわじわとまた観たくなってきた。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.4

前作から好きなキャラだったハルコンネン男爵とラッバーン。それに劣らずフェイド・ラウサも存在感抜群で良いキャラだった。(今回のハルコンネン家は悲惨だったけど…)
グレイテストショーマンといいスパイダーマ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

お決まりのパターンでも面白い。
ミーガンへの「電源オフ!」の命令が通用しないのは怖すぎる…
とにかく隣の犬とおばさんがかわいそうだった。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.3

日本の歴史の暗部。
こういう実話が、日本で放映できるようになったのは、良いことだと思う。
一望俯瞰できる立場からこの作品を観て、単に人間の醜さに恐怖するのではなく、条件さえ揃えば、「自らもその醜さを発
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バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

4.2

マドリードでアメリカ大統領が狙撃されるシーンが繰り返し何人かの視点から描かれるサスペンスアクション。
途中で飽きそうになる寸前で一段面白くなってくる。好みのテンポで90分ということもあり、あっという間
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

4.0

また前作を観たくなるという上手い作り方だった。主役イザベルファーマンあってこその映画だが、「エスター」へ繋がる展開もかなり好みだった。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.8

少し間延びするような展開だけど、イケオジたちの対決に次回作からも期待したい。

ノイズ(1999年製作の映画)

3.5

恐怖をじりじり煽るSFサスペンス。
わりと好みの展開。綺麗なジョニデとセロンを見られる。

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.1

イップマン完結。
シリーズ通してドニーイェンの芸術的な身のこなしを楽しめた。時の移ろいや異文化への敬意なども主題であった。四作目にもなると作品やキャラへの重みが増し、非常に感慨深く観終えることができた
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

4.2

イップマン3作目。
ドニーイェンの無駄のない動きが美しい。マイクタイソンとの対決をもっと見たかったが、十分に盛り沢山な内容。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

「今度は今度。今は今。」
常に細胞を分解し合成している我々生命は、次の瞬間には全く別物の動的平衡な「現象」である。木漏れ日のような刹那に美しさを見出して生きたい。しかし、やたらと洒落たトイレばっかり掃
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

優勝シーンはやはり何度見ても良い。
序盤では代表選手選出のリアルとか、調整の関係で本当にギリギリまで誰が出るかわからない感じも描かれていて、面白かった。
岡本の「野球ってこんなに面白かったんだな」も感
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アラジン(2019年製作の映画)

3.5

映像も歌も良かった。イスラム世界の物語は実写化すると綺麗。全員クセのないスッキリする配役だが、特にウィルスミスが良かった。

余命10年(2022年製作の映画)

3.0

地上波で。テーマは意外と広く、命や人生について考えさせられた。
松重さんの顔の演技がすごい。リリーフランキーも流石で本当に、セリフがいらない人たち。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

シリーズ4作目。
相変わらずツッコミどころ満載で良い。キアヌと夜桜はなんか哀愁あったな。地下鉄のシーンはマトリックスしか思い浮かばない。階段のシーンも体張って凄いんだけど、圧倒的な馬鹿らしさだったな、
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

これ以上全てが詰まったストーリー、エンタメはあるのだろうか。
観客が見たいものを見せてくれた。とにかく熱い3時間でした!

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.2

地上波で。話は複雑ではないので前作を忘れていても楽しめる。大沢たかおの仕上がりが良かった。

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.2

時代は違うが、ちょっと学生の頃に戻りたくなる感じ。「上を向いて歩こう」がいい。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.8

シリーズ7作目part1
トムが超人的スタントを重ねるが故に鑑賞側も麻痺してくるインフレ状態。予告編のインパクトも先行し、正直新鮮味に欠けた。シリーズ追ってない人の方が楽しめるのかも。本当に凄いことを
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

なんとなく観始めたけど、設定が面白く、あっという間だった。トムハンクスが出てくるとなんとなくほっこりする。やはりスピルバーグの映画はいいなと思った。音楽も当然良かった。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.2

ソー:ラブ&サンダーのネタ感が合わなかったため、近頃のMCUを警戒していたが、今回は意外とネタ要素控えめで良かった。
このシリーズは、マイノリティへの寛容さが一貫していた。その点で軸がブレなかった。行
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.2

アウトローの続編。
トムの安定したアクションだが、内容もテンポもいまいち。ジャックリーチャー像が前作から迷走した。ジョンウィックは最後までブレないでほしい。

七つの会議(2018年製作の映画)

4.1

日本企業の体質を描く。
風土や土地柄は根強いなと。戦後の成功体験があるし、尚のことだなと思う。
役者がとにかく豪華で贅沢な使い方。全員が圧巻の目力!

96時間(2008年製作の映画)

4.0

観てたつもりで観てなかった。結構面白かった。
リーアムニーソン強すぎる。そしてやり過ぎ…

新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

明確な支持ではなく、どんよりとしたこの停滞感と諦観。時の独裁者が国民に植えつけ利用したいもの。非常に見応えがある。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.5

最高の映像体験ということに尽きる。
IMAX3D、HFRで鑑賞。最初はちょっと慣れなくて若干酔った…
次回作からストーリーも良くないと流石に3時間きついかも??

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.7

展開的にもうちょっとネイモアと上手くやれたんじゃないかと思うところもあったけど…
映像、音楽のカッコ良さとエモいラストでいい雰囲気でまとまってた。
ティ・チャラ抜きでかなり頑張った方だと思う!

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.3

結果として冒頭が1番良かったし、序盤もほぼ完璧だった。これほどのステージが用意されていただけに結末が惜しい気がしたが、東野圭吾らしい気もした。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

未知の飛行物体に対して恐れをなすに留まらず、バズる写真を撮ろう(見る側・支配側になろう)と躍起になる牧場兄妹たちの話。かなりメッセージ性が強いSF。妹の声がデカすぎる。ラストの憎しみに満ちた妹の表情が>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.5

才能を持つ者の必然的な成功話。もうちょい挫折話があるかと思いきやほぼない。
冒頭とラストのこだわりや飽きない構成で楽しめた。シンプルな音楽も良かった。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

カンニングを企てる高校生たちが描かれる。成功するのか?というハラハラ感がある。誰にとって「危険な」なのかを考えさせられる。