神格化しすぎ。
孤高の天才の物語じゃなく、もっと音のピースを掻き集めて。
あまり見たことのないカメラワークで面白かった。
旅ロケのテレビカメラのように被写体の周りをぐるぐる回る。でも役者はちゃんと演技してるしドラマに入り込んでる。夢の中の視界ってこんな感じだなと思った。その>>続きを読む
愛なき時代に 生まれたわけじゃない
テンポが今風
水木がもっと嫌なヤツじゃないとゲゲ郎とのコンビネーションが際立たない
指を切り落とすと黄色いペンキが垂れてくるあたりがいちばん夢っぽくて面白い。終盤はただの追いかけっこでダレるが、狭い空間での振付っぽいバトルにカーペンターみを感じた。
間延び〜かったり〜〜。良い作画・良いセリフ・良い演出をすべて独立した基準で考えてるから実は情報量がスッカスカ。筋肉と骨を繋ぐ腱がない。汗と血だけで情熱は描けない。
短い腕がわちゃわちゃ動くのかわいい。ギャグがキレてる。けったいな生き物たちが横一列に並んでいるだけで楽しい気持ちになる。なんとなくパーティ離脱したメンバーがしれっと戻ってくる塩梅も良き。
ど真ん中アルトマン。結婚式が終われば次は葬式。憂いと語らい。あけすけなファンファーレに引っ張り出されて世迷う人々。
うっすらミソジニー入ってるがおおむね主人公の心情に寄り添ってる。料理を運んできたらその場の全員に数秒間無視されたり、些細なストレス描写の積み重ねが良い。
イザベル・ユペールの痛快なガサツアクションが、>>続きを読む
甘すぎる着地も全然許せる。「人生ってチョロい」と思わせてくれる映画はなかなかない。
めちゃくちゃ面白いわけではないが妙にくすぐったい。
ハンフリー・ボガートとローレン・バコールが物語上の必然で行動を共にするのではなく単に気が合うからつるんでいるように見える。クラスのひねくれ者の男女2>>続きを読む
物語化されきっていない人生。主人公が映画を撮ることが結果的に家族を崩壊させる→カメラを構えることが罪、と言おうと思えば言えるが、別にそんなに関係ないし大して誰も負い目に感じてない。映画って何だ!なんか>>続きを読む
悪くないが、なんてことない映画。主人公がクライマックスで「映画を見る」必然性が特になくて、ハル・アシュビー『チャンス』の「人生とは心のあり方だ」というセリフをそのまま流してなんかそれっぽくしている。>>続きを読む
かなり奇妙な映画で、まだちゃんと言葉にできない。イマジナリーフレンドとの友情は、自己愛の延長線上にあるのか?相手を思いやる愛は持続しうるのか?お互いが孤独なままで、愛し合うことはできるのか?
答えのな>>続きを読む
シンプルで強い演出。打ち上がったロケットをああいう風に撮れた時点ですべてに勝利している。
魅力的な細部をちらつかせつつそれらを深掘りせずあっさり終わる。良心的なアメリカ映画。