うちゅうゴミさんの映画レビュー・感想・評価

うちゅうゴミ

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三重スパイ(2003年製作の映画)

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仕事と愛、『スパイの妻』はこういうことだったのね。

映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

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神格化しすぎ。
孤高の天才の物語じゃなく、もっと音のピースを掻き集めて。

父は憶えている(2022年製作の映画)

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あまり見たことのないカメラワークで面白かった。
旅ロケのテレビカメラのように被写体の周りをぐるぐる回る。でも役者はちゃんと演技してるしドラマに入り込んでる。夢の中の視界ってこんな感じだなと思った。その
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子猫をお願い(2001年製作の映画)

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君の20年後へ 僕らはそっと有るだけのチップをベットしよう

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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テンポが今風
水木がもっと嫌なヤツじゃないとゲゲ郎とのコンビネーションが際立たない

ファンタズム(1979年製作の映画)

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指を切り落とすと黄色いペンキが垂れてくるあたりがいちばん夢っぽくて面白い。終盤はただの追いかけっこでダレるが、狭い空間での振付っぽいバトルにカーペンターみを感じた。

傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)

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間延び〜かったり〜〜。良い作画・良いセリフ・良い演出をすべて独立した基準で考えてるから実は情報量がスッカスカ。筋肉と骨を繋ぐ腱がない。汗と血だけで情熱は描けない。

ムーミンパパの思い出(2021年製作の映画)

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短い腕がわちゃわちゃ動くのかわいい。ギャグがキレてる。けったいな生き物たちが横一列に並んでいるだけで楽しい気持ちになる。なんとなくパーティ離脱したメンバーがしれっと戻ってくる塩梅も良き。

ウエディング(1978年製作の映画)

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ど真ん中アルトマン。結婚式が終われば次は葬式。憂いと語らい。あけすけなファンファーレに引っ張り出されて世迷う人々。

沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇(1995年製作の映画)

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うっすらミソジニー入ってるがおおむね主人公の心情に寄り添ってる。料理を運んできたらその場の全員に数秒間無視されたり、些細なストレス描写の積み重ねが良い。
イザベル・ユペールの痛快なガサツアクションが、
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

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甘すぎる着地も全然許せる。「人生ってチョロい」と思わせてくれる映画はなかなかない。

脱出(1944年製作の映画)

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めちゃくちゃ面白いわけではないが妙にくすぐったい。
ハンフリー・ボガートとローレン・バコールが物語上の必然で行動を共にするのではなく単に気が合うからつるんでいるように見える。クラスのひねくれ者の男女2
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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物語化されきっていない人生。主人公が映画を撮ることが結果的に家族を崩壊させる→カメラを構えることが罪、と言おうと思えば言えるが、別にそんなに関係ないし大して誰も負い目に感じてない。映画って何だ!なんか>>続きを読む

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

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減点方式で100点。予告で抱いた期待を漏れなく満たしていく消化試合。

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

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悪くないが、なんてことない映画。主人公がクライマックスで「映画を見る」必然性が特になくて、ハル・アシュビー『チャンス』の「人生とは心のあり方だ」というセリフをそのまま流してなんかそれっぽくしている。>>続きを読む

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

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かなり奇妙な映画で、まだちゃんと言葉にできない。イマジナリーフレンドとの友情は、自己愛の延長線上にあるのか?相手を思いやる愛は持続しうるのか?お互いが孤独なままで、愛し合うことはできるのか?
答えのな
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約束の宇宙(そら)(2019年製作の映画)

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シンプルで強い演出。打ち上がったロケットをああいう風に撮れた時点ですべてに勝利している。

レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙/刑事グラハム 凍りついた欲望(1986年製作の映画)

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魅力的な細部をちらつかせつつそれらを深掘りせずあっさり終わる。良心的なアメリカ映画。

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