ごろうさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ごろう

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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.0

ジャームッシュはつくづく「すれ違い」が好きで、ボタンの掛け間違えのようなユーモアを持った作品が多い。微妙な遠さが笑いを生むとはこのことなのだなと理解する。一方で、「変な顔」ことスティーヴ・ブシェミはや>>続きを読む

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.0

社会的連帯とも本物の孤独とも距離を置く主人公アリーは、虹の彼方が夢の地でないことを知りつつも旅に出るしかないということを、陰鬱な鐘の音とひょうきんなサックスの音の不協和が教えている。途中、主人公が車を>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.5

パターソンはどこか醒めていて、常に何か面白いまたは感動的なネタがどこかにないかと遠目に観察しているようだ。彼にとって詩は夢を見るためのもので、逆に言えば、夢うつつな妻ローラとは対照的に、彼は自然に夢を>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

まさかの『300〈スリーハンドレッド〉』展開にはやられた。白目剥いて笑うとこは感動もへったくれも無くただのギャグ。逐一おもしろく、とにかくウケた。サイコー!

少林寺拳法(1975年製作の映画)

3.0

ナニを貪る犬の咀嚼感に笑い、The Killing Machineというこの映画のテーマを全無視した英題に納得してしまう。

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.5

俺も背中にサソリ飼いたい。
ライティング、色使い、構図、演技等、全てがキレッキレ。

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

4.0

みんな色々あるけど、色々あるから、飲むんじゃい、闘うんじゃい
っていう素直な思いがアクションとコメディに結晶してる。

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.0

ややしつこくて飽きてくるが、ラブパワーと自尊心パワーでイエイ!って感じ。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.0

自分が今までに見たエドガーライト作品はフィルムを脇の下に擦り付けてんじゃねーかっていう匂いがしてたと思う。
けどこの映画ではそういう匂いをあまり感じられなかった。
「俺はこーいうのが大好きでたまらない
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暴力脱獄(1967年製作の映画)

3.5

「あと2年で刑期が終わるのに、お前がトラックに乗って逃げるのを見てつい」と、後悔しているものの、後悔しきっていないドラグラインが好き。
そりゃあんな爽快な逃げ方を目の前で見せられたら、問答無用で付いて
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RE:BORN(2015年製作の映画)

2.5

アクション目当てで観に行ったが、正直いまいちだった。
全体としてゼロレンジコンバットのスマートな動きを堪能できない映像、そしてアクションだった(マガジンを使った即席スペツナズナイフ、フラッシュライト、
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雪之丞変化(1963年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ好きな作品。
鋭く引き締まり輝く映像。
太陽のように照る役者。
晴天の下、風に波打つ幟のショットがお気に入り。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

滾らなかった。
スピットファイアとメッサーシュミットよりも海だった。
トム・ハーディーよりもジャック・ロウデンだった。

山椒大夫(1954年製作の映画)

4.0

面白い、カッコいい、美しい。
木や泥や髪が時折まざまざとしてる。
香川京子がきれいかわいい。

トップガン(1986年製作の映画)

3.5

ドッグファイトがまじカッコいい。
ドラマはベタだが王道でいい。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.5

ファイナルカット版最高だね。
SFとして、映画として、洗練されてると思った。

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