たくはんさんの映画レビュー・感想・評価

たくはん

たくはん

海街diary(2015年製作の映画)

4.2

葬式に始まって葬式に終わる映画。
残された人間たちが故人を悼み、恨みながら生きていく物語。

名役者揃いのキャスティングで、全員が他を邪魔することなく物語の世界観を守っていて素敵だった。
映画を見てい
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

2.0

尊敬に値するゴミ、B級いやC級映画
テーマからなにから本当にくだらなすぎて力抜ける。愛ゆえの2.0です。

狭っまい会議室のシーンはシュールでちょっと好き。

オープニングの歌に中毒性がある。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.4

前評判で聞いてた通り素晴らしかったし、確かに押井守が作る「ビューティフル・ドリーマー」であって、高橋留美子の「うる星やつら」ではないかもしない。

80年代の金も力もかかったセル作画なんでそれだけで良
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.3

お母さんヒス構文映画

ホアキン・フェニックスの脈絡のない悪夢を3時間鑑賞してきた。
長い長すぎる。

A24作品は「Men」しか見てないのだけれど、あの不気味な演出と視聴者を置いていく感じがやっぱり
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

ついに観た。
一作目からの期待値を軽々超えてきて感動。作画は前作と比べて全くクオリティを落とさず、むしろ上がっていた。アメコミの絵と雰囲気をそのままアニメに落とし込んだ映像でずっと見てられる。
2時間
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

三浦春馬の遺作と聞いて視聴。

戦争に行かなかった若者たちの青春と葛藤。戦時下の中でも荘厳してとそこにある京都の街と緑に生命力を感じた。

弟裕之が入水自殺を図るシーン、三浦春馬の演技に鳥肌が立つ。周
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.1

ずっと肉料理が出てくるフレンチみたいな映画。
説明も台詞も殆ど無しにずっとカーチェイス。正直半分も分かってない。男の子が大好きなおっきい車がぶつかり続ける2時間。メカやファッションから作り手の世界観へ
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.4

95年がエヴァで98年に本作。
カメラワーク、ピアノクラシック、自己対話、テロップのカットetc…随所にそのDNAが刻まれていた。
正直カメラワークについてはやりすぎ感が否めないところがある。
仲間由
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.2

金ローもディズニーも久々に見たけど、やっぱり良かった。ラストシーン、ミラベルの顔が反射するドアノブの場面の作画を見てディズニーが世界最高峰のアニメーションスタジオであることを再認識した。
今作特にミュ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

ゴジラ召喚して撮ってるのかってくらい大迫力のVFX映像。上陸したゴジラが銀座を蹂躙する場面は圧巻で、初代へのリスペクトも感じた。劇場で大音量のメインテーマとゴジラの彷徨が聞けて幸せでした。

私がやりました(2023年製作の映画)

4.1

古典落語や吉本新喜劇みたいな分かりやすいレトロコメディ。前半退屈過ぎて心配だったけど、後半になるにつれてテンポ良くなっていった。「犯罪を利用して成り上がる女」がテーマなのにコミカルな内容に仕上がってい>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

学校の道徳教育みたいな授業で見た。
シャワーのシーンはカットされてた。
黒人差別が当然だった当時の米国で成功者の黒人と不精な白人が旅の中で友情を芽生えさせながら、レイシズムに反抗する物語。説教臭いお堅
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.9

グリンデルバルド役がジョニデから変更と聞いた時は凄くガッカリしていたが、「ダンブルドアの元恋人」という設定が一気にマッツ・ミケルセンをハマり役にさせたと思う。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.0

過去のキャラとして名前だけ登場していたキャラが出てくるのはやっぱりアツい。
グリンデルバルドの魅力が出てきて良い。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.1

単にハリポタスピンオフ、では片付けられない映画。時代背景も舞台もキャラクターもハリポタとは違うのに、ファンの好きなところをちゃんと抑えて魔法ファンタジーとして成立させている。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

戦争映画は何本か視聴したが個人的は大傑作だった。序盤はコミカルなナチス風刺、物語が進むにつれて独側の戦況は悪化。ナチス思想に洗脳された少年ジョジョと迫害されたユダヤ人のエルサ、2人の戦争の被害者達が解>>続きを読む

8 Mile(2002年製作の映画)

3.9

EMINEM好きなのに今まで見てなかったことを少し後悔。差別と戦って最後はスキルで分からせるベスト・キッド的な映画でスッキリ。

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.4

長尺の無音と突然のバイオレンス
中毒性のある静と動のメリハリに痺れる。
我妻の加速する暴力、最期は全員キチガイ。

テッド 2(2015年製作の映画)

4.0

吹き替えで視聴、有吉弘行がキレキレで良かったです。
ずっと下ネタ、大麻ネタ、映画ネタ。邦画のコメディがくだらなく思えるくらい、くだらなかった。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

のんちゃんの活躍がまた見れて嬉しい。
日常パートっぽいところにさらっと残酷だったりするのがしんどい。

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.6

幼少期の僕には門の神がエロ過ぎた。
テクノロジーとスピリチュアルが混ざる感じが良い。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.0

目が覚めると世界は崩壊、四面楚歌、同級生は三十路、世界と引き換えにした大事な人救えてない、1人だけ居た優しい奴も隣で爆発、監督も鬱。なかなかの鬱アニメ。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.3

ここでテレビ版と分岐させてくるのが上手いな、と。結局破がいちばんすきかも。

帝一の國(2017年製作の映画)

3.9

叩かれがちな実写化の中ではなかなか成功した方じゃないかな。原作から切り取ってくる部分が上手い。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.3

庵野お気に入りの「愛と幻想のファシズム」読んだけど、彼が「はぐれ者だけど超優秀な人間達が集まって凄いことします」みたいなのが大好きだって伝わってくる。シンゴジ、シンウルは顕著にそうだった。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.2

劇場で見たけど途中寝ちゃった。
このベクトルのコメディが向いていないのかもしれない。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.2

作画表現は現代では完全にロストテクノロジーだし、素晴らしいと思う。
でもストーリー込みで見たら普通って感じ。映画AKIRAをめちゃくちゃ持ち上げてるやつは疑問。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.3

当時社会現象だったので劇場に行った僕ですが、理解出来ない割にかなり喰らった記憶がある。

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.4

夢を与えてくれる映画。
小さい時思わなかったけどチャーリー家の貧乏描写がギャグすぎる。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.6

どうしても北野映画が見たかったのでゲオで借りて視聴。
どこで止めても額縁に飾りたくなるような良い画でそれが90分ずっと流れてるような映画だった。構図、カメラワークから久石譲の象徴的な表題曲や細かい演技
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

BGMなし、主題歌なし、セリフも少ない
静かな映画 だった。
ケイコの感じる世界を想像させる演技で、岸井ゆきのに惹かれた。

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.8

超に入ってから初の悟空ベジータ抜き映画。ストーリー自体は平凡だし敵役にも大した魅力がなかったので残念。前からピッコロ悟飯に焦点を当てた映画は見たいと思ってたけど新形態がちょっとがっかり。CG作画にもあ>>続きを読む

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