のうこさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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昼下りの女 挑発!!(1979年製作の映画)

4.0

セックスレスの歯医者の妻とゲイの元柔道家がボーイミーツガールし、なんだかよくわからないうちにキチガイのるつぼにダイブ。恐怖の田舎のドライブイン映画。途中でてくるダンプカーも意味不明。終盤の大乱交シーン>>続きを読む

枝葉のこと(2017年製作の映画)

3.5

カメラと人と、人と人との距離感が絶妙。主題的には人との関係性の話だと思うが、冒頭のおばさんが落としたハンカチを拾ってあげるところからしてキレキレで、その距離感がよく映像で具現化されてる。そういう俯瞰し>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.3

全編細かく視線のやりとりがなされていて良い。ダニエル・デイ=ルイスとヴィッキークリプスの初めての視線の交わし合いからしてたまらない。新年のパーティーで、ダニエル・デイ=ルイスが彼女に近づいていくのを切>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

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お話は好きだけども、全体がダイジェストのようになっていて、つまらない。そのせいで内容も薄いし、見るところがないというか。

ピンサロ病院2 ノーパン女医(1998年製作の映画)

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何となく見てしまった。
5組のセックスの力で迫りくる彗星から地球を救おうとする話。
セックスサイコキネシスの予行演習の4組+1人オナニーのシーンで、ストップウォッチの秒読みとともに一斉に果てるところを
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泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)

4.0

傑作。まるで幽霊のような父親の幻影をおいかけていく少年。父親が家から出ていく場面は繰り返されても、家に帰ってくる姿はなく、すれ違っていく。街の中で微妙に迷子になってる感も怖いが、昼間に父親の勤めている>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

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2018.4.30感想
2週間休みをもらったが、映画を見る以外何もやることがないのはまずいと思い、いろいろと考えたが何も思いつかない。完全にマリーリヴェールとシンクロしてしまったので、改めて再見。理想
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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映画の都合のいいように「孤独」が利用されている気が‥‥。
後半からどうでもよくなってくる。
映画の出来としてはいいんじゃないですかねー。

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

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バスの洗車シーンは大好きだけど。洗濯機が壊れるのも遅いし、そのあとのコインランドリーの孤独についての話もウザい。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

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傑作!!最高の移動映画じゃないか。
イーストウッドのベスト3に入る。
ファーストショットは3人で車に乗って走っている。幼少の頃から素行の問題で学校が変わり、3人がバラバラに。どこか居場所のない3人。そ
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大江戸の侠児(1960年製作の映画)

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子供が馬にはねられて、その馬を追いかける大川橋蔵の移動ショットやばすぎ!
いちいち画面の奥と手前が充実していてたまらない。相変わらず乱闘シーンはどれもこれも最高。
少し寝てしまい残念。

かげろう笠(1959年製作の映画)

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「何かを落とす」ことの連鎖によって物語を進行させている。最初は香川京子のカンザシだが、そこから長谷川一夫が金を無くしたり、サイコロを落としたりなど。ラストは長谷川一夫が刀を置き忘れたことで、盲目から開>>続きを読む

怪猫トルコ風呂(1975年製作の映画)

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室田日出男によってトルコ風呂の嬢に落とされ、壁の中に埋め殺された谷ナオミが化け猫となって復讐する話。谷ナオミのシャワーシーンからの排気口アップからの猫の目のドアップなど要所要所がなかなか見ていて楽しい>>続きを読む

女獄門帖 引き裂かれた尼僧(1977年製作の映画)

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なんだこのグルーヴ感。
無理やり母乳を飲ませるシーンなど◎

家族生活(1971年製作の映画)

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傑作!!親父が倒れた?と聞いて、同僚の車に乗せてもらって実家に戻ると、
廃墟同然の家に頭のネジが一本飛んでる姉と年老いた叔母とアル中?の父親に出迎えられるという一日の話。姉の登場シーンは木に登って果物
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結晶の構造(1969年製作の映画)

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YouTubeにバキバキの高画質のものが上がってたので鑑賞。

田舎でひっそりと暮らす化学おたくの四十路男とその妻の元に、大学時代?の旧友が訪れ、その3人の無為に過ぎていく日常を描く。
最高。40近く
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マッド・メアリー(2016年製作の映画)

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まあまあ面白かった。街、街言う割には街を撮れてない。グッドバイブレーションも同様。

早射ち犬(1967年製作の映画)

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観て何分か後には記憶から消え去ってる。刑事役の天知茂がイケメン。

再会 第一部かりそめの逢瀬 第二部相寄る魂(1953年製作の映画)

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音楽堂の演奏に誘われて、右方向への横移動で出会う二人。以降もなぜか右方向への横移動で2人は再会する。
爆撃の中で桜舞い散る音楽堂での二人。森雅之の尻に敷く久我美子の白い手袋。無言の二人の視線の交わし合
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

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ミュージカルの割に物語を停滞させない描写の素早さや省略のうまさはいいのだが、なんだかノレない。
個人的にこういう見せ物根性な話も大好きなはずなんだけど‥‥。
レベッカファーガソンが劇場で初めて歌う場面
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偽大学生(1960年製作の映画)

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キチガイじみてる。傑作!
どれだけ努力しても、大学に落ち続け、何者にもなれずに、気が狂ってしまった男の話。ジェリー藤尾の頭が悪そうな人相も素晴らしい。若尾文子の顔が常に疲れてる。

ジェリー藤尾が大学
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闇を裂く一発(1968年製作の映画)

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ワンショットにおさまる、汗でテカテカの顔面を寄せ合う刑事たち。冒頭、蝉の鳴き声の中、射撃練習の3人の立ち姿がめちゃくちゃかっこいい。真夜中の刑事ばり。

オリンピックを目指す射撃のエリートである若者と
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真珠の頚飾/真珠の首飾り(1936年製作の映画)

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真珠の首飾りが物語を進行させていく。まあまあ面白かった記憶が。

春の序曲(1943年製作の映画)

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冒頭の汽車のシーンからしてやばい。ミュージカルの作曲家フランショットトーンをホームに残しながら、下着屋を噂の作曲家と間違えてディアナダービンが自分の歌を披露するシーン。最高。この時もそうだが、ディアナ>>続きを読む

名前のない女たち ~うそつき女~(2018年製作の映画)

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全く話題にならないので、心配だったが、映画は今まで見たサトウトシキで一番つまらなかった。映画より監督と川瀬陽太のトークショーの方が面白かった。『団地の奥さん、同窓会にいく』の話も少しありで良かったです>>続きを読む

裁きは終りぬ(1950年製作の映画)

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殺人事件の裁判の陪審員の群像劇。まあまあ面白かった。火の接吻の元検事のキチガイ親父といい、カイヤットは人を裁くということについて何か思いがあるのかも。知らないけど。裁判シーンで時折挟まる真正面ショット>>続きを読む

火の接吻(1949年製作の映画)

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大傑作!どのショットも構図がバキバキにきまってる。
ロミオとジュリエットの映画の撮影にエキストラとして参加した男女2人の恋愛がロミオとジュリエットの話に微妙にリンクしていく話。エキストラというのがなん
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愛せない息子(2017年製作の映画)

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乗り物映画に弱いので、母が交通事故で死んでからの車の修理の反復にはグッときてしまった。ああいうバスに乗りたいダニエルの気持ちわかる。良かったのはそれぐらい。
コロンビアに行ってから長すぎ。

オルハイム・カンパニー(2012年製作の映画)

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家族でキャンプに行くところは何か起きるサスペンス感があって良かったがほかはあんまりピンとこず。ヨーネルの演技力に頼りすぎじゃないか。

ストロベリー・デイズ(2017年製作の映画)

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イチゴ農園の恋愛ものと聞いて見てみたが、イチゴ農園をまったく魅力的に撮れていないし、どうでもいい映画だった。ヴォイテクと恋に落ちる女の子役のひとが知り合いに似てた。男女で頻繁に交わされる視線のやりとり>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

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傑作!
赤色の靴下一つで囚人服をパディントン色に染めてしまうアイデア!
ラストの列車でのアクションも最高!サリーホーキンスが橋から飛び降りるシーンは冒頭シーンの反復か。しかもロングショットで撮ってたね
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

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音楽の使い方が致命的にダサい。
ラストのタイトルバックとかあんなダサいタイトルの出し方あるかってくらい。ところどころで挟まるイメージシーンみたいのにも辟易。それでもよかったのは、姉妹の話だったからかも
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苦い銭(2016年製作の映画)

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休日出勤後に鑑賞。16歳の少女が親元を離れ、出稼ぎ労働者の町へ向かうところから映画が始まる。
街が文字通りゴミ溜めの街!
傑作!

縫製工場で働くひとたち。
作業の手際の良さは割とすごいと思う。
作業
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明日は来らず(1937年製作の映画)

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家を失った老夫婦が大人になった息子、娘たちの家にそれぞれ分かれて住み始めるが煙たがられ、結局老人ホーム送りに。
おばあさんが、揺り椅子をギィギィ鳴らして、周りの人を苛立たせるシーンが最高。おばあちゃん
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