らんらさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

らんら

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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

キャスティングが完璧。
聡実くん役の齋藤潤くん最高です。彼のこれからの活躍が楽しみで仕方がない
変声期特有の声質が凄く良くて、こんなハマり役の俳優さんよくいたなと驚かされました。
綾野剛は相変わらず掴
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.7

漫画の実写化としては完璧に近い。

時代劇として観ると、派手すぎるし演出も臭くて個人的にはもう少し渋さが欲しかったけど、その分漫画の世界観と雰囲気を忠実に再現してるので良かったです。

冒頭の203高
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.3

知らん人の家の、ホームビデオと家族アルバムをただただ見せられている気分になります。
あえて普遍的な家族を描いたつもりなのでしょうが、微妙に万人が共感しにくい家族設定なのがどっちつかずで結局共感できる人
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.4

人を泣かせる造りが上手すぎる。
キャラクターも映像も音楽も舞台設定も素晴らしい。何よりストーリーが最高にいいです。流石Pixar…大人にも刺さる設定と物語の完成度が素晴らしすぎる。
かなり捻られていて
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

歌と画を楽しむ映画です。

音楽も映像も素晴らしくて、これぞミュージカル映画という感じです。

この映画には「人生もショーのように楽しんでしまえばいいい」というメッセージが込められており、故に作中で何
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

-

予想以上に良くて、びっくり。
心情描写がとても繊細で感情移入しやすく、綺麗だけど生々しいリアリティもあって良かったです。画も綺麗だし、最後の締め方もすごく好きでした。

成田凌めっちゃ上手かった。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

-

ウエストサイド物語の方を観たことがないから今度観たい。予想以上に重めな内容の作品でびっくりしました。

映画作品というよりもミュージカル舞台を観るという心持ちで観た方が良いです。

私はミュージカルに
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

これ最後、 スローモーションであまりにもわざとらしく希望に満ち溢れた演出をするものだから、絶対ラストで絶望にたたき落としてくるぞと予想してました。普通に外れました。
死にたいと思っていた子どもたちが最
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃ面白い。
これ私にはかなり刺さりました。

Pixar作品の良いところはやはり、製作者の思いや経験が等身大で描かれているというところです。だから毎回ファンタジーの中にもリアリティがあるし共
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美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント(1997年製作の映画)

-

人間の姿だった時の野獣もとい王子の過去が見られるのがとても良い。

この短いシーンで彼が何故こうもワガママで自己中心的な性格になったのかが分かります。
人間の姿だった頃の回想シーンで、彼が家臣からのク
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美女と野獣(1991年製作の映画)

3.8

キャラクターと音楽がめちゃくちゃ好きで何度も観返しています。
アラン・メンケンの音楽ってキャッチーだけどありきたりじゃなくて本当に素晴らしい作曲家だなと思います。

ストーリーも王道の少女漫画らしさが
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.7

映像がめっちゃ素敵です。ミステリー小説をそのまま再現した世界観と雰囲気が最高。
キャスト陣も良かったです。

やっぱり原作が面白いので忠実に映像化したら面白いに決まってます。ポアロの決断と事件の締め方
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

-

脳破壊させられました。
この当時の東大生、学生の博識さ、知能の高さに驚かされます。

当たり前ですけど、三島由紀夫も学生側もめちゃくちゃ頭が良いいので、とても価値のある討論になっています。
ムキにな
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.7

ハーレイ・クインが強烈すぎて観たら絶対に彼女が好きになります。

作品自体は完全にキャラクター映画で、ハーレイ・クインとほかの仲間?達の個性的なキャラクター性で面白くなっています。
頭空っぽにして観れ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

正直鑑賞前は、過大評価されてるんじゃ…って思ったりしてたんですけどいざ劇場に足を運ぶとスクリーンが一気にライブ会場になって鳥肌が立ちました。
特にラストのライブシーンの映像演出は、臨場感が凄まじくて
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罪の声(2020年製作の映画)

4.0

最初から最後まで退屈せず、とても面白かったです。

題材が題材なだけに、登場人物も多く複雑で重いストーリーなのに、監督と脚本家の技量でNHKのドキュメンタリーみたく固くなりすぎず、しっかり情緒的な映画
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.2

癖がなく、軽く観れます。
普通に面白かったです。ホテルの雰囲気も好きだし、長澤まさみと木村拓哉のバディも良かった ただ演出も雰囲気もキャラクターも癖が無さすぎて突出した要素が特にありませんでした。連続
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黒い家(1999年製作の映画)

3.2

大竹しのぶが迫真すぎる…役者みんな演技が上手すぎてめちゃくちゃ怖かったです。

ヤバすぎるけど実際にこういう何考えてるのかわかんないぶっ飛んだ人っているんですよね…

中盤までの雰囲気が凄く好きだった
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.3

こちらは日本側の視点で硫黄島の戦いを描いた作品ですが、
アメリカ側の視点で描いた「父親たちの星条旗」と併せて二部作で作られているのが面白いプロジェクトです。

主人公の西郷のキャラクターが素敵です。そ
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.8

キューブリック作品って人物描写が独特であんまり感情移入出来ないんですけど、それがキューブリック特有の魅力なんだろうなって思います。

キューブリックの描く狂気とベトナム戦争が上手く融合していて、唯一無
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.4

キューブリック作品の中で一番好きです。

原作とはかなり違うテイストで、ホラーというよりもサイコサスペンス寄りですがまた違う面白さがありました。幽霊がおどろおどろしく出てくる訳じゃないのにしっかり怖い
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.0

冬に観たくなる心暖まる映画。

気取ってなくて、高尚じゃなくて、今敏監督のエンタメ性と暖かさの詰まった素敵な作品です。陽気でハチャメチャだけど、どこか切なさもあるのが良い。雰囲気が最高です

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何度も観返したくなる名作。
個人的にアメコミ映画ってなんだか世界観に入り込めなくて苦手なのですが、この作品はかなり入り込めましたし、凄く好きです。

そもそも「バットマン」がそこまで王道のヒーローとい
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.3

雰囲気や舞台が凄くいいです。ストーリーもトリックも面白くて見応えがありました。湯川先生がこの作品で子どもと触れ合うことで変化していくのが素敵です。

メメント(2000年製作の映画)

3.8

ストーリー構成がかなり斬新。主人公の設定も相まって物語が逆再生していくのが新しくて面白い。ラストの後味も凄く好きです。
初見だと結構置いてかれるので何回も観て新しい発見をするタイプの映画です。

許されざる者(2013年製作の映画)

3.5

オリジナルよりも先にこちらを観たので普通にめっちゃ楽しめました。 役者みんなかっこいい…ジャパニーズハードボイルドって感じがします。この作品の柳楽優弥すきです。

怒り(2016年製作の映画)

3.9

ストーリーもキャラクターも雰囲気も凄く良い。最後までどうなるのか読めないサスペンスは久しぶりに観ました。

群像劇って中途半端になりがちですがこの作品はどのキャラクターもしっかり描き込まれていて素敵で
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来る(2018年製作の映画)

3.9

シン・ゴジラ的な中毒性があります。
ファンタジーだと思っていた存在や事態がもし実際に起きたら…という感じで、メタ的でもありロマンもあり。
「そうそうこういうのが観たいの!」っていうところをいっぱい描い
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.2

東野圭吾原作映画の最高到達点、名作だと思います。 ストーリーも演出もキャラクターも後味も凄く良い。邦画サスペンスの中でも凄く好きな作品です。
堤真一ほんとに良い演技をする…

39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

4.2

初めて観た時、あまりにもショッキングで観終わったあと暫くフリーズしました。

堤真一、本当に素晴らしい役者さんです…

テーマ、ストーリー構成、役者陣の演技、全てにおいて圧巻。内容がかなり重いので何度
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キャリー(2013年製作の映画)

2.6

分かりやすい虐められっ子の逆襲ストーリー、宗教とヒスママ、今となってはよくありそうな要素で全体的にB級スレスレな感じですがスティーブン・キングの青春ホラーらしさはしっかりあって良かったです ラストのな>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

2.7

あまりにもカロリーが高くて特にアクションシーンでもうお腹いっぱいになります
そこがこのシリーズの魅力なんですけど
起承転結というよりも常に転なので息付く暇もなく観ていてかなり疲れました。
この映画はキ
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

2.8

ほぼアクションシーンがメインで前作よりも一層カロリー高めです。
最早内容どんなんだったか記憶にありません。でもたまにこういう頭空っぽにして楽しむ映画観たくなります

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

普段観ないジャンルだけどめっちゃ面白かったです。
ストーリーはシンプルで、エンタメに全振りという感じなので軽く観れて楽しめます。アクションシーンやキアヌ・リーブスの演じるキャラクターがとにかくかっこよ
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.5

最高。
ヤクザ映画や反社がかっこよく美化されて描かれてる作品って苦手なんでけど、この作品は 一族が何故裏の世界で暗躍しているのか、マフィアの一族であることの息子の葛藤、彼等なりの仁義、狡猾さや汚いとこ
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.1

何も罪のない、ただ無知な子ども達がどんどん社会から隔絶され、本人たちも気付かぬ間にドン底に落ちてるっていう火垂るの墓タイプの映画です。
こういうやるせない鬱展開って実際の世界で起こりうる話だからほんと
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