らんらさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

らんら

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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.7

偏見が人の命を奪うこともあるのだと教えてくれます。短いですが重いメッセージが込められた作品です。兎に角辛くて悲しいですが良い映画でした

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

初めて劇場で観た時の鮮烈な印象が忘れられません。
素晴らしいラストシーンで後味が凄く好き。エンドロールが流れた途端涙が止まらなくなりました。
余計なMEや感傷的なBGMがなく、自然音と人の声だけが聴こ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.1

シリーズ1作目、2作目とは毛色の違うシリアスめなテイストの作品です。
これはこれで楽しめます。
史実に基づいたキャラクター達がもうめちゃくちゃで面白い半面、この辺りの歴史に詳しい人が観るとツッコミどこ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

前作もですが、「そうそうこういうのが観たい!」っていうツボを押さえてくれる作品です。役者もキャラクターも皆かっこいい!!
何も考えず、とりあえずかっこいい英国紳士達のアクションと台詞回しに惚れる為の映
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.6

軽く観れて楽しめます。
英国紳士のカッコ良さが詰まったスタイリッシュなコメディアクション。台詞回しも雰囲気も素敵!キャラクターも皆魅力的で推せます

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

5.0

全てが好きで好きでたまりません。
幼い頃狂ったように何度も観ていて、大人になった今現在も狂ったように観続けてます。

世界観が兎に角良い。刺さる人には凄く刺さります。
小さい頃に観てトラウマになった人
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

5.0

昔から繰り返し観てますが、何度観ても大好きな映画。ティム・バートンとヘンリー・セリックのつくる世界観を存分に楽しめて最高です。

兎に角、美術が素晴らしい……
エドワード・ゴーリーっぽさのあるタッチ。
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

2.7

ストーリーは軽く観れてリトル・マーメイド
の世界観と歌を楽しむための映画です

昨今のディズニー実写化映画は元のアニメが好きな人だけ観ればいいって感じで、映画として良いと思えるのはティム・バートン監督
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

-

ヴィオレッタが兎に角美しくて目を奪われます。ノンフィクションなのでヤマもオチもないですがヴィオレッタを観るための映画という感じなのでそれでも全然いいかと。

しかしこの映画によってヴィオレッタ役の少女
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.7

とても心に刺さった映画です。ただのロマンス映画だと思って観始めると、全く違ってて、すごく考えさせられる作品でした。

「生きていればいつか幸せになれる」ってよく言いますが、それってある意味突き放す言葉
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

-

ティム・バートンって言われないと分からないくらいティム・バートン味が無くて新鮮です。
ですが内容は面白かったです。
フィクションのようでこれがノンフィクションだから驚きです。新興宗教によって主人公の人
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.2

深いことは何も考えず、ひたすら観て楽しむエンタメです。
映画を観てる!という実感が強く湧きます。
もう全てがかっこいい。どのシーンも強烈で名シーン。台詞回しも今の映画でやると気恥ずかしくなるくらいくさ
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大いなる遺産(1998年製作の映画)

3.6

幼少期のパートが幻想的ですごく好きです。
廃墟のようなお屋敷でダンスの練習をする少年と少女、特に水飲み場のキスシーンは映画史に残るくらい美しいキスシーンだと思います。子ども同士のキスなのに妙な色気があ
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.5

カッコよすぎる。ツイスト映画の金字塔です。驚きのストーリー展開ですが、結末を知っていても何度も観返したくなるくらい面白くて魅力のある作品です。
事前情報なしで観たので観終わったあと暫く呆気に取られてボ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.9

大好きな名作。サイコサスペンスの金字塔
映画を好きになるキッカケになった作品です。
昔の映画とは思えないくらい今観てもスリルがあって面白いですが、当時はまだプロファイリングものの刑事ドラマって少なかっ
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ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.4

ハンニバルシリーズの中でも雰囲気とテイストが違う異色の作品です。
ストーリーは博士の生い立ちと復讐劇で、他の作品よりスリルと重厚感はないけれど普通に楽しめます。レクター博士も若い頃は余裕が無いところや
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.9

レクター博士のファンになります。
人間殺して料理して食べちゃうヤバいサイコキラーだけど紳士でセンスも良くてかっこいい……博士の魅力が詰まった作品です。
フィレンツェが舞台なのも風情があって好きです。
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.8

レクター博士とウィルのバトルがスリル満点で最後までドキドキしながら観ました。
「羊たちの沈黙」程のインパクトはないですがこちらもめちゃくちゃ面白いです!
まだ新米でむしろ博士に助けられていたクラリスと
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

名刺バトルをはじめ、ビジネスマンのプライドの張り合いが面白い。
唐突にうっきうきでバンドの話を始めながらレインコートを着て斧を振りかざすシーンがまさにサイコという感じで、クリスチャン・ベールの演技も最
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

何年経っても色褪せない、どの世代が観ても刺さる映画。
マチルダとレオンの名前の無い関係性がたまらなく愛おしい。
家族でもないし恋人でもないし師弟でもないけれど、不思議な絆と限りなく純粋な愛情が二人の間
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

評価されているだけあって、とっても良い映画。ほんとに上手い映画だと思います
初見ではあまりハマらなかったけれど、観る度に新しい発見があって何度でも泣ける

ジャックとローズのロマンスが主軸だけど脇役ま
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

凄く良かった。第二次世界大戦下を描いた戦争映画というよりも、第二次世界大戦下の時代を生きていた「すず」という女性の日常を描いた映画です。

過剰な演出やお涙頂戴の劇的な展開もなく、「戦争」が普段の生活
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1941(1979年製作の映画)

-

スピルバーグが凄いお金をつぎ込んで製作した映画らしいんですけど、ほんとにストーリーなんてあってないようなものでめっちゃ下らないです笑
映像はスピルバーグなので凄いです。三船敏郎の無駄遣いすぎる
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25日・最初の日(1968年製作の映画)

-

ショスタコーヴィチの音楽に合わせた切り絵のアニメーションは、キュビズムやロシア・アバンギャルドを思わせるタッチで、存分にソ連の革命の雰囲気を感じさせてくれます。
ソビエトが誕生してから初期のロシア芸術
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恐怖人形(2019年製作の映画)

-

シュールすぎて面白い。友だちとやじ飛ばしながら観ると楽しくて良いと思います
デカい日本人形意外と怖い
色んなホラー映画のオマージュがあってそれを見つけるのも結構楽しいです

ファンタジア(1940年製作の映画)

4.3

素晴らしいです。今観ても圧巻のアニメーション技術、ファンタジアというタイトルに相応しい完璧なディズニーの世界感。
幻想的な雰囲気がすごく良い…
物語のあるアニメ映画というよりも、アニメーションという手
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ウォーリー(2008年製作の映画)

5.0

Pixarの隠れた名作。幼い頃からずっと好きで何回も観ていますが飽きません。
物語だけでなく、映像や音楽、世界観まで全てが魅力的。壮大でどこか切なくて、ノスタルジックな雰囲気がたまりません。
改めて今
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.1

賛否両論あるラストだと思う。
1からずっとウッディの信念にあった『子供に好かれること』を4のラストでは「自分の意思だけで生きる」という考えに覆した訳だから当然だろうけど
どちらを選んでも正解だったと思
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.0

劇場に足を運んでまで観る映画では無いかもしれないけれど、くだらなくて好きです。良いくだらなさだと思います。軽く観れて笑って楽しめるコメディ群像劇です。役者が謎に豪華なのも面白い

新聞記者(2019年製作の映画)

-

役者の演技も、ラストも好きですがストーリーにそこまでの新鮮さを感じなくて特別面白いとは思わなかったです。
リアリティがあると思いきや内閣の情報調査室の描写があまりにもフィクションっぽいというか、やりす
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ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ(2005年製作の映画)

3.0

幼い頃に観てトラウマだったのですが、大人になって観てみるとびっくり。記憶にあったラストと違う!!
どうやらこの作品、媒体によって何パターンもエンディングがあるみたいで私はやっぱり幼い頃に観た方のエンデ
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渇き。(2013年製作の映画)

4.0

この映画謎の中毒性があってとても好きです。

中島哲也監督の画作りはかっこよくてお洒落で好きです。
音楽のチョイスやはちゃめちゃな映像が良くて癖になります。まじでLSDやってるんじゃないかと疑うテンシ
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着信アリ(2004年製作の映画)

3.0

少女のサイコパス性が面白かったです。
とてもいいキャラクター。
想像以上に面白いストーリーでした
個人的には着メロの方よりもプシュッという音の方がトラウマになりそうです

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

凄く良かった。軽い気持ちで観れないです。観ていて常にしんどいし、美化されずそのままを描いたリアリティが胸を刺します。
昔、ヤクザ映画や任侠もので強くかっこよく美化されていたヤクザを、何のフィルターもか
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.9

凄く面白かった。邦画の中でもとても好きな映画です。
ハッピーエンドではないけれどとてもかっこいい、好きなラストです。
日本の大きな象徴となり、沈むことが約束されている戦艦…ロマンがあります。

11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

2.8

映像が味気なく陳腐に見えてしまう。
NHKのドキュメンタリーや再現ドラマの方が余っ程質が良いと思います
ただ、三島由紀夫の最期を知るには良い映画だなと思いますし、終盤の演説シーンは凄くリアリティがあり
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