らんらさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

らんら

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リング(1998年製作の映画)

4.5

流石邦ホラーの名作。怖いです。
昨今貞子はすっかりキャラクター化されてしまっていて怖さが皆無ですが、初代を観ると「山村貞子」の怨念と恐怖がしっかり蘇ります。呪いのビデオの画作りも素敵です。
ストーリー
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

5.0

これ何故か凄く好きで、不思議な作品です。
何がそんなに良いのかと聞かれると分からないんですが。
雰囲気や空気感に惹き込まれます。

『ホラー映画でよく扱われる「幽霊」って結局何なの?』っていうのを深堀
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.9

切なくて、暖かくて、家族に会いたくなる映画です。絵のタッチと空気感も素敵で、心がほわっとします

キャビン(2011年製作の映画)

2.7

色々ぶっ飛んでて2周回って面白いです。
妖怪&クリーチャーの百鬼夜行みたいな感じで怖くはないけどずっとテンションMAXなので満足感はあるかもしれません
軽い気持ちで観れます。

家族と観ると気まずくな
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

5.0

Pixar映画の隠れた名作です。
心の支えになる映画。

メッセージは至ってシンプル、「一瞬一瞬を大切に生きよう」

あえてこの時代にド直球なこのテーマを掲げたのが素晴らしいです。何か凄いことを成し遂
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

4.8

邦ホラー映画の中で一番好きです。
邦画特有の湿っぽさ、終始暗い展開と雰囲気、切なさと少しの暖かさを残すドラマ、凄く良いです。

初めて観ていて「ほんとに怖い」と思ったホラー映画です。恐怖演出もびっくり
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

4.7

めちゃくちゃ好きです。当時劇場に観に行った時は理解できなかった部分が多かったのですが、大人になって観るとそのストーリーの面白さに驚かされます。展開も2転3転してずっと食いついて観てしまいます。
劇団イ
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サイコ(1960年製作の映画)

4.0

サイコサスペンスの元祖。色んな映画のオマージュ、パロディ元になったシーンや演出が満載です。

そしてタイトルバックがめちゃくちゃにかっこいい。私の好きなタイトルバックTOPに入ります!デザイナーのソー
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回路(2000年製作の映画)

4.3

これ、邦ホラーの中でもかなり好きです。
黒沢清監督のつくる暗くて虚無感のある空間と雰囲気が堪りません。
難解な内容ではありますが、映像や演出が面白くて普通に見てるだけでもかなり怖いので
好きです

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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.5

キューブリックのつくるSFの世界観が堪りません。この独特な世界観にハマる人はハマります。酔いそうになります 私はなんか途中から気持ち悪くなりました

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

1962年、冷戦時代のアメリカの雰囲気が堪りません!独特の暗さや湿っぽさを纏いながら車や衣装、小物、全体のカラーリングが可愛らしくてこの時代ならではの不思議な雰囲気を感じられます。

アレクサンドル・
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.1

鬱な人にオススメです。モチベ爆上げ映画

観終えた後の爽快感たるや。暗い気持ちも吹っ飛ぶ異色の明るい(天気的な意味で)ホラー映画

雄大な自然と美しい花々、神秘的な音楽、ずっと明るい白夜、兎に角画面が
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

3.9

フランス映画を観てる!!という気持ちになれます。

色彩や世界観、衣装や小物がお洒落で暖かく、とても素敵。ブラックユーモアも含みつつ可愛らしい少し変わったラブロマンス。
音楽も良い。

日曜の朝に観た
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

好みの分かれる黒沢清監督のサイコサスペンス。 私は大好きですこの独特の空気感。

廃墟のような寂しい空間と雰囲気も黒沢清感があります。
何だか形容しがたい怖さがある。

「お前は誰なのか」「自分は誰な
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

5.0

何度も観たい映画ではないけど凄く心に残った好きな映画。

逆フォレスト・ガンプって呼んでます。

多分今まで観た映画の中で一番泣いた。
中島哲也ワールド全開の、ブラックコメディを装ったハード展開すぎる
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天気の子(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

現代版「火垂るの墓」

これ賛否分かれる作品で「否」の人はとことん酷評してるんだけど、その人の気持ちもわかる…が、私は結構すき。

無知な子どもたちが過信して大人から逃れようとするけれど無知で子ども故
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呪詛(2022年製作の映画)

3.9

びっくり系ではないので(主観)鑑賞中は特別めっちゃ怖い!!とは思わなかったんだけどこれは、ジワジワ怖くなってくるタイプのホラーでした…

私は普段、映画を観終わったら現実世界にすぐ切り替えられるタイプ
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アイアンマン(2008年製作の映画)

-

アメリカン映画を観てる!という実感が湧く

この映画を観て私はアベンジャーズシリーズ制覇を諦めた。

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.0

主人公の陰キャ感が良い。
ヒーローものは普段観ないけど青春ムービーとして素敵な映画だった。悪役が魅力的で、「完全な悪」ではないのがとても良い。

ザ・セル(2000年製作の映画)

4.9

前にWOWOWで流れていて偶然観たのですがオープニングの砂漠のシーンで完全に惹き付けられ、今思えば運命の出会いだった…
芸術ポイントが高い。
この世界観、好きな人はハマる。

内容云々よりまず画面と独
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.2

オードリー・ヘップバーン、最高に可愛い。
舞台がローマなのも改めてロマンチックだ…
ストーリーも面白くてしっかりエンタメ。切なさの残る素敵な王道ロマンス

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.5

ムーンリバーが良い…
ワンシーンワンシーンがオシャレで素敵。
ホリーが一見ファム・ファタールぽいのに実は純粋な少女らしさも持っているのが魅力的です

狂った一頁(1926年製作の映画)

3.0

これ、下手なホラー映画よりも怖い。
白黒なのと精神病院が舞台なのも相まって雰囲気が兎に角怖い…
アングラ感が漂っていて、ヤバいものを観てる感じがします。
そして女優さんがめちゃくちゃ綺麗。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

こういう時期ってあるよね…

サブカルぶってみたり、他の人とは違うんだってどこか優越感に浸ってみたり、同じ価値観の人と付き合ってそういう時間を過ごすのがたまらなく楽しい時期ってあるんだと思う。典型的な
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

流石のスピルバーグ、上陸シーンの規模感が凄い。
音響がすごく良かった…MEがなくても迫り来る戦車の音だけで緊迫した状況が作られる

キャラクター皆に魅力があるがなんと言っても、作戦を通して変わっていく
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.3

1967年版よりもドラマ性が高い。人物一人一人に寄り添っている印象。観やすいと思う
スタイリッシュな演出になっていることもあって、熱量は1967年版の方が感じるかも

相変わらず松坂桃李の演技が迫真で
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.4

特定の人物にスポットを当てるというよりも終戦間際の政府、軍内を客観的に描写した作品。白黒ということも相まって実際のドキュメンタリービデオを観ているかのような臨場感と迫力。

当時天皇陛下(昭和天皇)を
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

この手のサスペンス映画を観慣れている人は結末が読めるかもしれない。
しかし雰囲気が最高。
安定のデヴィッド・フィンチャー、オープニングクレジットがカッコよすぎる。
モーガン・フリーマン、ブラピ、どちら
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

2.8

画面の鮮やかな色彩、奇抜な構図、ファッションが素敵。エル・ファニングも役負けしてなくてほんとに目を惹く美しさ。あどけなさが残っているのも良い。ハマり役

ただ雰囲気が独特で得体の知れない気持ち悪さを感
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

こういう訳分からん最先端高級料理出てくる映画すき。

何だか癖になる奇妙な世界観と理解できない恐怖が襲う。あのシェフの両手が打ち鳴らす「パンっ」って音が妙に怖くて頭に残る

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.0

60年代イギリス、スウィンギング・ロンドンのファッションや雰囲気が好きな人にハマる世界観。色彩も綺麗。

怖さはないが切ない。主人公が服飾学校で成り上がっていく場面もあったり、青春ホラーっぽさもあるか
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.6

この絶望感ある雰囲気と曇天。

終始淡々と物語が進んでいくのが良い。
かっこよく描いたり大袈裟な悲壮感で描いたりせずただその場で起きた事象を描いているのが臨場感ある。
ダンケルク、ダイナモ作戦というと
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パプリカ(2006年製作の映画)

5.0

今敏監督の最高傑作。
何度観てもストーリー、映像、世界観にのめり込んでしまう
平沢進の音楽もこの理解不能な世界観に合っていて素晴らしいです

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

5.0

ウェス・アンダーソン作品の中で一番好きなストーリー。

面白可笑しく笑えて、でも最後は切なくて少し泣ける、素敵な家族ムービー

ウェスの作品はタイトルバック、オープニングからお洒落で素敵。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.5

ブラックユーモア溢れる素敵な作品。
色彩、構図、画面構成、衣装、アレクサンドル・デスプラの手掛けるサントラ、建造物、小物に至るまでセンスがずば抜けている

どの要素をとってもウェス味が溢れていて素敵。
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.8

何故か凄く好き。何度も観てしまう。宗教観や哲学、生と死、深いテーマが込められた家族の映画。バラバラだった家族が何かをきっかけに再び集まる構図はウェスの過去作「ザ・ロイヤルテネンバウムズ」と同様だけどこ>>続きを読む