Teriyaki88さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Teriyaki88

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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.5

荒削りだけど、力強くてシンプルで見やすい。

映画監督の情熱が伝わってきます。

スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!(2015年製作の映画)

3.7

狂気の世界にどっぷり浸れる映画。10秒先が読めない予想不可能な展開が矢継ぎ早に訪れる。
たまたま観たが、こんな映画があったとは!

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.7

二度目の鑑賞。
全体的な質がとても優れていて、特にアートディレクションが高品質。


ルーニー・マーラー /4 見た目だけではない手抜かりなしのキャラクター作りに脱帽です。

共喰い(2013年製作の映画)

3.7

昭和中期以前の身勝手で狂気な男たちの業をきっかけとしたドラマという時代の切り取り方が秀逸。昭和のあの独特の狂気が懐かしく思い出され、辟易させられた。

生臭くて、イカ臭くて、汗臭くて、カビ臭くて、い草
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

2.6

とてもシンボリックな表現で、予算もかなりある方にも見え、配置演出も悪くないんだが、
「メリークリスマス、ミスターロレンス」のシーンだけの方でも、この映画が表現したいことが伝わる。むしろそのシーンだけだ
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夏時間の庭(2008年製作の映画)

3.7

役者たちのしっかりした演技と気取らない演出、物語全体から伝わる雰囲気が、見終わった後にもじんわりと残る秀作。

生き方によっては両親が死ねば、故郷に戻る意味はない。という子供たちの思いもわかるし、それ
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フル・フロンタル(2003年製作の映画)

3.7

いわゆる映画的なものではない表現方法がとても新鮮。
構成から表現は前衛的でありながら、カメラや芝居そのものは生っぽい不思議なバランスが刺激的で、フィクションなのかノンフィクションなのかの境界線に挑んだ
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

4.0

とてもムードが良く、繊細な話を構成から編集まで全てが出過ぎず最良のバランスでまとめた素敵な映画。

シャネルNo5の歴史を謳うブランド広告CMの元ネタ?を思わせるような映像デザインもかなり好印象。
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奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)

2.5

演出、カメラ、スタイリスト、芝居、編集の品質がかなり高く、映画としては良い。
特にカメラワークが素晴らしく、生き物の温かみ、砂漠の質感、時折でてくる水の美しさを丁寧かつ綺麗に撮っていて、匂いまで想像さ
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リメイニング(2014年製作の映画)

2.8

印象記録


キリスト教と世界の終焉(しかも米国のどこかのみ)を強引にくっつけたローカル映画。

一人称視点をスパイスに描いているが、クローバーフィールドあたりからRECとかと繋がってきた系譜の劣化コ
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トロイ(2004年製作の映画)

3.7

印象記録



半端な歴史ものではなく、とてもスケールが大きく歴史スペクタクルといえる骨太映画。


アクションもちゃんとした決闘シーンが素晴らしい。斬新で品質の高いボーン1-3の劣化コピーが続いてい
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.2

印象記録




もはや清々しいくらいのコント。お笑い文化を取り入れたライトなコメディで奥行きやジレンマは皆無のいかにも日本映画っていう仕上がり。
テーマは爽やかで前向きになれるお気楽なコント。

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アイアンクラッド(2010年製作の映画)

3.5

構成や構図、衣装など品質が高く、戦闘のアクションは今っぽいくテンポが良い。

渋谷(2009年製作の映画)

2.0

印象記録


私が受け取った解釈は
家庭の関わり方が合わないある個人は、そのアイデンティティを薄めるために都会に逃避したくなる。
しかしそんな思いだけで渋谷に来るとスクランブル交差点のように人間関係は
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キャノンレース(2014年製作の映画)

3.4

キャスティングと作風がバッチリ決まった。
スピード狂はタフで恐れ知らずだぜ!ていう路線の◯イルドスピードシリーズとはまったく違う視点が心地よい。

「車好きなんだよねー」ていうカッコ良くないオジさまた
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紀元前1万年(2008年製作の映画)

2.8

・・・
いいところといえば、沢山のキャストをまとめ上げ、色んなロケ地で撮影など、マネジメント力に優れていた。

あとは、別の意味で奇跡ような、みた後にじわじわ笑える映画です。

例えるならロシアあたり
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紙の月(2014年製作の映画)

3.1

印象記録



法を犯し、裏切ってひとときの自由を謳歌する姿を通して、訴えかける奔放の魅力は新鮮で力強い。自分の壁がどこにあるか考えさせられた。

静かにジワジワと引き込む立ち上がりは、全体のトーンと
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.7

キャラクターのメリハリがしっかりしたうえで、ディテールもしっかり作りこみ、よく練られた良作。
筋立ての巧妙さ、見やすいテンポに加えて、ノスタルジックな気分になれるおまけ付き。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

印象記録



芸術性と見やすさを両立した秀作。
いわゆる芸術映画然としたものは見た目の印象よりもかなり薄め。
イージーな気分で楽しめつつ、余韻もじわりと残る。サラッと進むようなライトなテンポ感と、肝
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

2.8

プロット映画100%。完全な段取り構成のキャラクターの機微をすっ飛ばしたテンポの良さはむしろ徹底していて清々しい。
なんかどうでも良いやーと思えるくらいに観るのに頭を全く使わないイージームービー。
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.4

印象記録


北野たけしは邦画の中ではクレイジーで、質も頭一つか二つ抜き出ている印象。役者たちのガンアクション以外の演技も良く品質は高い。おそらく女優への演出を苦手にしている印象があり、ほぼ男だけとい
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彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

4.1

突飛な設定だが、人間関係の設定と展開が巧妙かつ、主人公とヒロインの演技が素晴らしく、生臭いほどに香りを感じる映画。

ストーリーの展開がテンポ良く、見やすさも手伝い、ヒリヒリするようなスリルに引き込ま
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