盛りだくさんなネタすぎて、人物が立体化する前に、サムネイルでいっぱいになってしまうパターン。最近、実話ベースの映画ってこういうのが増えたなぁと思う。全然ファミリー感なし。
単純でご機嫌。ガイリッチー流の比喩やスラングもありつつ、ザ・ポップコーン🍿ムービー。心おきなく食べて笑って鑑賞。欲を言えば、もうひとキャラ、マイクさんか、味方側に、小気味良いキャラがいたら、最高だった>>続きを読む
アメリカ人の骨格は、太ってだぶついていても、顔だけは小顔でシャープ。自分のその中のステレオタイプを再確認できた作品だった。というくらいホアキンの横顔、モノクロームでキアロスクーロされた顔はフレームに美>>続きを読む
デカプリオの演技や台詞回しについてくるアゴのこねくり具合がニックノルティやジェフブリッジス、さらにはマーロンブランドみたいな感じにしか見えなくなってきて、シルエットの崩れ方も役作りなのか、よくわからな>>続きを読む
アキ・カウリスマキ監督作品。レニングラードカウボーイズが好きで、この監督のレニングラードカウボーイズをキャストした作品を見た以来。かなり怖い。淡々としてるが、ひたすら救いがない。
テイラーシェリダン、脚本、監督。ウエスタンハット似合う若めの野心家な人なんだろと思ってたら、俺と同じ歳くらいのマッチョなおじさんだった。そして、モンタナ舞台の原作をモンタナのていで、ニューメキシコで撮>>続きを読む
アメリカ、の、映画、以上。
ブラッドピットは、若き日のロバートレッドフォードと、リバーランズスルーイットのときから言われて、その映画の監督はロバートレッドフォード、だったすなぁ。
個人的な肌感的には、いつものジブリ、宮崎駿監督作品の公開後の世間の騒ぎ方がないようだった気がしてたので、おそらくいつものような作品ではないのだろうと思って見に行ったが、その予想を超えるものだった。こ>>続きを読む
全編モノクロ。トーキー映画の前衛、サイレント映画のチャプリンやキートンの動きを彷彿とさせるコミカルな動きに、コメディなのに理不尽な感じとか、意欲を感じた。
台湾映画監督が撮った小津安二郎監督へのオマージュ的な作品。と、乱暴に言ってしまうが、本当に小津安二郎映画を愛しているのだと伝わってくる。固定カメラやローアングルのカメラワーク。父もまずは正座で腰をお>>続きを読む
安定のミッションインシリーズ。
トムクルーズは61歳で、このイーサン役をスタントなしでやるって感心してしまう。年下のダニエルクレイグがもう体型つくるのがイヤだと007からの解放を願ったというけど、トム>>続きを読む
オルガ役のオクサナアキンシナが秀逸。この事故のとき、雨を気にしてしばらく家から出なかったガキの頃を思い出す。プリピャチャの廃墟の屋上から石棺をひたすら撮影していたという中筋純さんのパノラマ写真が忘れら>>続きを読む
全部思い込みのお間違い。権力と権威のミスリード。犠牲になるのは無垢で罪のないもっとも善良なもの。この構図、ほんと人類史があるうちになんとかならないのか。映画だとしとも、うんざり。
ガラガラヘビ症候群(俺だけは咬まれない=俺には銃弾が当たらない)な人種の手前味噌的合理主義が満載。必ずコミディシーンも盛り込むのが映画のエンタメたるゆえん、みたいな演出は、舞台チックの名残を感じる。こ>>続きを読む
スピルバーグの自伝的映画というか、スピルバーグ的ニューシネマパラダイスの『フェイプルマンズ』で、個人的には刺さらなかった映画だったけど、唯一グッときたワンシーン、『地平線は真ん中より、上端か下端にある>>続きを読む
ロスアラモス。マンハッタン計画。オッペンハイマー、デーモンコアのルイススローティン、そして、悪なるグローブス将軍に興味があり、ずっと見たかった作品。スローティンは劇中、マイケルという名で、ジョンキュー>>続きを読む
何もない、誰もいない。すさまじい空虚から生まれて消えた涙。涙の重さしかない物語。主演女優の人、すごい。とてつもなく悲壮な役になりきれてるのに、私生活ではあの香港大スキャンダルのわいせつ画像流出の張本人>>続きを読む
好きな映画。テキサスとかカウボーイとかマルボロカントリーとかガラガラヘビとか好みじゃないものだらけなのに、なにもない(住んでる人にはたまらないのか。先住民はもっとたまらないよ)このテキサスの美しいラン>>続きを読む
会話劇。なれそめや過去話やら、悪く言うと根掘り葉掘り、よく言うとフィジカルな関係だけじゃない部分を、理解し合おうとしてる週末の話。2人にとっては、わずかな週末が、これまでとこれからをたくさん物語る週末>>続きを読む
今は亡きヒースレジャーと、ギレンホールが主演。カウボーイハットにチェーンスモーク、ブーツにデニム。トラックに馬の蹄の音、そして瓶ビール。ロデオにキャンピングカーの家。アメリカのカントリーサイドのカルチ>>続きを読む
あ、見当違い、個人的にハズレだなとモノの10分で思ったけども、いつのまにか、途中から父親の心理状態はわからずもこの後(アフターサン)の別離(死別だろうな)までのカウントダウンの数日を追体験できる映画だ>>続きを読む
すくいもない、弱いクソが、さらに弱いものをたたく。その差は、クソに染まれるか、もしくは利己的とはいえ勝ちにこだわれるかの差。その勝ちもいつかはさらなるクソに喰われるかもしれないものだが。この映画が、こ>>続きを読む
プレイも出来ない大人の悪い奴はもっと規則都合良く書き換えて治外法権してビッグマネーしてるのに、首輪のように適用さすカーストのやつには規則、規則。まあ、そりゃ不具合、パグも増えますわ。ルール違反を肯定は>>続きを読む
映像の夜気、テンポ、よい。なにより、舞台装置、ハンバーガー屋のオフィスのプロップスがアメリカーって感じでよい。あの頃ペニーレインと、とかに通じるプロップス。ペンやメモが演出のひとつになる感じ。好き。劇>>続きを読む
ミニマムな登場人物と舞台場面。ミニマムな凶器。そして、くだらないほどのちんまい古い男のエゴと短絡的な殺意。予算がないからではなく必要なら一瞬の絵でも遠くの場面はある。これほど、ミニマムなことでもホラー>>続きを読む
主演のチャーリーの、風呂に入らなくても清潔感があるような透明感と、役的に生まれつきやさぐれないプリンシプルがちゃんとある感じかよかった。というかそれだから、このストーリーが成立した。ブシェミとクロエの>>続きを読む
原作『憚りながら』を読んでから見るとよいかな。その本のダイジェストというか走馬灯というか、昭和史B面という感じ。役者としてのエグ⚫︎⚫︎ルの松井氏の技量云々のレビューも散見されるが、このモデルになった>>続きを読む