HELLOPANDABOOKさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

3.7

ランディニューマンが歌うエンディング曲『old man』に帰結するユダヤ人界隈のファミリー物語。アダムサンドラーにダスティンホフマン、ベンスティーラー、さらに大好きなエマトンプソンとオールドスクールが>>続きを読む

2バッドガイズ(2018年製作の映画)

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女にいい顔して女にまくられる。そのくせ借金しまくり男どもをぶんなぐりまくり、急に理性的なことをいい、散々殴って腕っぷしを誇っておきながら、最後はライフル協会大喜びの、それまで持ったことがない銃で撃ちま>>続きを読む

ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

3.4

アフリカの内戦は問題だらけで、政府側も反乱側も国連もNATOも社会主義国も投資家も入り乱れつ、でたらめなことばかり。正義を掲げた先から、汚職にまみれていく。救援物資が届かない、ユニ●●の募金はどこに流>>続きを読む

トニー・パーカー ファイナルショット(2021年製作の映画)

3.5

これほど完璧な名実ともにスポーツで成功し、栄光だけでなく母国を鼓舞したストーリーはなかなかない。トニーパーカーの才能や努力や技術以上に、その意志力のすばらしさ、強さ、に感動する。そして、とことん栄光を>>続きを読む

Untold:AND1旋風と夢の跡(2022年製作の映画)

3.8

良い話とか良いディレクションという意味で、良いのではなく、やっぱりねという経営者たちの目線と、それに善処できなかった人たちのセレナーデが、意図せずも浮かび上がっていて、面白い。

リディームチーム:王座奪還への道(2022年製作の映画)

4.0

グッときた。コービーのガソルにカマスくだり、誰も真似できない、狂気とラブゲーマー。改めてすさまじい。そして、ドリームチーム初の、選手村での滞在。他の競技も観戦、その意味や時間の大切さ、光景。バスケ映画>>続きを読む

荒野の風(2022年製作の映画)

3.3

また見るか?といったら、もう見なくていいけど、おもしろかった。人種、職業、貧富、居住地、性別……白黒どちらか付けてもどちらも、人間というところで、正しいというより腐敗と偽善で同じという救いのなさ。汚職>>続きを読む

HUSTLE ハッスル(2022年製作の映画)

3.6

バスケ映画では、コーチカーター、ピストルピート、フープドリームと並んで好き。アダムサンドラーはハマり役だね。

ジャドヴィル包囲戦 6日間の戦い(2016年製作の映画)

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今も昔も戦争と多干渉が好きなやつらが兵を繰り出し、戦い方もしらないやつらが上層部で、なおかつ無責任で、でもって、美談に仕立てあげる。茶番の連続で、これが実話だというからお話にならず。お勉強ちゃんだけ
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ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

3.6

エンドロールに入る暮れゆく台北のハイウェイ。高架。渋滞。衰退か、退廃か、進化と成長か。2018年のどんどん変わっていくこの街の音やせわしなさをフレームに入れている。とろくさい車生活する主人公のひとり。>>続きを読む

AKA(2023年製作の映画)

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なんだろうな、このような悪いくせにひとつ逸れて良いことしとくぜ!みたいなエンタメを楽しめなくなった。お年頃。

ステップファーザー 殺人鬼の棲む家(2009年製作の映画)

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アメリカのB級グルメ的な。サイコパス映画じゃない。連続殺人犯がイコール、サイコパスとは限らない。サイコパスはもっと完璧だ。ということで、ただのやばいスリラー映画、で、ひたすら決まった結末までにハラハラ>>続きを読む

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

2.8

ジョージクルーニーという1点突破で見てみて、くそつまらないし、物語の完成度が低すぎた。無重力での血の噴出の絵をやりたかったんだね。

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

4.0

すごい映画だった。ライフルと銃。法を司る者と聖書を司る者。家族と他人。いかに洗脳と神をかたりに不敗と嘘が溢れているか。あの国の終わってる秩序やモラル、あの国のデタラメを、簡素に、残酷に、浮き彫りにした>>続きを読む

アイ・ケイム・バイ(2022年製作の映画)

3.0

たまたま見て、ふむ、設定よさげだが、奥行きなし、おもしろさ、ゼロ。雑味もゼロ。

くれなずめ(2021年製作の映画)

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期待せず見始めたら、最後まで見れてしまった。映画を見ながら、そこに埋没すればするほど、他の作品たちを思い出しながらオーバーラップするという不思議な体験をした映画だった。思い出したのは、なぜだろう、永瀬>>続きを読む

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.3

はじまりかた、序盤の小粋な脚本のセリフ回し、そしてジャックニコルソンにデカプリオにマットデイモン、さらにはアレックボールドウィンにウォルバーグにマーチンシーンと、なかなかのビッグネームのオンパレード。>>続きを読む

ダウト 〜偽りの代償〜(2009年製作の映画)

2.9

どっちもダウト、そして恋愛熱病の女もダウト。こんな人間たち、全部イヤやー。マイケルダグラスの安定した演技だけ印象に残った。

コードネーム エンジェル(2018年製作の映画)

3.0

実在の人物アシュラフマルビンが、果たしてどんな活躍したのか。この映画じゃまったくわからず、この映画だと、単にスネかじりからの逆玉の輿のギャンブル散財で、戒律もオザなりのやつにしか見えない。このあと、中>>続きを読む

ウォー・マシーン:戦争は話術だ!(2017年製作の映画)

3.5


支配者側もアメリカに刈り取られる傀儡政権側を自認する全方位のやつらを見事に描写してる。任期中、1番、爆弾をアジア地域に落としまくったのにノーベル平和賞を戴冠してるオバ●大統領を筆頭に、日本人じゃ口ご
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オペレーション・フィナーレ(2018年製作の映画)

2.7

金をケチり、スキルないのに己のスキル以上の欲をかくと地獄を見る。上から下から、過信した者はいくらでもいて、その分のミスやオゲレツの愚行がうずまく。ピンからトリオのようにピンキリで人類はアホ。

デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

3.3

デビッドボウイは、つくづくルックスがいい。しかも、スター的になったと言われてしまう30歳後半以降、40歳、50歳とどんどんカッコよくなる。正直、彼のヒット曲にピンとくるのはなかったし、今もないのだけど>>続きを読む

刑事ジョン・ルーサー: フォール ン・サン(2023年製作の映画)

3.0

シリアス、リアリティ風で、いい感じにしてるけど、ツメも乱暴なら、ストーリーもめちゃくちゃ、なかなかスカ。

はちどり(2018年製作の映画)

3.0

主演のパクジフのこのスクリーンの中の透明感がないと成立しなかった。目上の人をたてる、儒教文化を垣間見ながら、2020年につくられた1994年舞台の映画。不思議なテンポのまま、不思議なリズムで最初から最>>続きを読む

希望の灯り(2018年製作の映画)

3.8

場面転換少ない、郊外のさみしいモールが舞台。フォークリフトの上げ下げをしてた人が、遠い海やバカンスを思って、その上げ下げのゴムの音が波の音のようだと自嘲したエピソードをたよりに脚本1冊描き上げたのでは>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

2.9

往年のスピルバーグのスピルバーグらしくない?映画。いたるところに、ああという、ああ!という、なんかキネマの道だからこそ!な物語が動き出しそうな気配が散りばめられていて、転がったたくさんのビー玉のように>>続きを読む