HIGHINLETさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.9

笑えてお気楽に見れるファンタジー娯楽傑作。

そうそう勝てそうにない時間を止める闇魔道士にも、魔法と豪腕とずる賢い機転で立ち向かって手に汗握った。

ポンコツで噛み合っていなかった仲間も、最後には絆が
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.6

ちさととまひろが前作よりシェアハウスに板についてきて、
部屋もファッションもオシャレでビジュ爆発。

相変わらず金にダラしなく無駄話を永遠している。
今回は周りもゆるくて、バイト先のおじさんも映画「花
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.6

ギリギリで打撃をかわすハイスピードの格闘が、実戦的でキレキレ。

殺し屋の女子高生2人のまったりダラダラした無駄話の掛け合いがほんわかしていて、
ボソボソ喋るコミュ障のまひろがかわいい。
ちょっとテン
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.7

「『ワイルド・スピード』を全作観て学んだ」

シャザムが神々との交渉のために書いた手紙の内容が、頭が悪くて面白い。

「この台詞決まった」や「敬具で締めよう」とか
大人っぽく見せようと気の利いたことを
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オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン(2011年製作の映画)

3.8

ファントムの服従せざるを得ない圧のある歌声に惹き込まれた。

音楽を教えこんだクリスティーヌは、ファントムが惚れ込んだだけあって抜群の歌唱力。

2人の関係性も歌の対話で伝わってくる。

クリスティー
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.4

殴り潰す音、蹴り抜ける音か交通事故の衝撃音のようで怖い。
化け物の制御できていない力。

爆進するサイクロン号の登場シーンは、ギミックいっぱいでカッチョいい。

対改造人間戦になると、露骨なCGが多く
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

真正面からジャズに向き合う姿に泣けてくる。

サックスプレイヤーの大は、
ただいい音楽を届けるために、
毎ステージ内蔵がひっくり返るぐらい己の120%の力で挑んで、
プレイヤーとして売れるための策略な
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

別宇宙の自分の特殊技能を瞬時に引き出した行うバトル。
どんなパワーの自分に繋がるかはランダムで先が読めなくて楽しい。

それに加えて、能力は奇妙な行動をすればするほど強いものを手に入れられる傾向がある
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.5

情報過多なうえ科学で全てに“正解”がある今の時代に、
魔人・ジンが語ったような神話、おとぎ話は心にゆとりを持たせてくれる。

物語を研究する学者・アリシアの前に現れたジン。

ソロモン王がいたイスラエ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.5

娘を助けるためスコット父さんが、我を忘れて無双。
新たな敵、ワンパン食らったら終わりそうなムキムキのカーンにも、肉弾戦を挑んで変身しなくても惚れ惚れした。

マイケル・ダグラスの余裕の佇まいもカッコよ
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.0

300のスパルタ軍が多勢に挑む。
圧倒的不利でも筋肉隆々の仕上げた体で勝機があると思わせる。

王は陣形を崩すと綻びが生まれると言うが独り突撃して意味が分からない。
アメコミの化け物みたいなのがいっぱ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.4

自殺したことをニュースを知った親友マリコの遺骨を家族から奪い去って逃避行。

ここだけがエキセントリックで、あとは穏やかなロードムービー。
マリコ亡くしたシイノはやさぐれているが、直感的に動いて見知ら
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

井上雄彦の絵が動いているという感動。

鉛筆で描いた宮城リョータが動き出し、
また一人とまた一人と書き加えられて、
湘北メンバーが集っていくTheBirthdayのオープニングが渋いし、期待感が高まる
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.7

異世界海洋ナショナルジオグラフィック。
実在するかのような奇抜な海の生き物との交流を未開人のようにしてみたくなる。
海中での浮遊感はダイビングそのものだった。

その世界を人間が破壊して心苦しくなるが
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アバター(2009年製作の映画)

3.7

発光する植物、極彩色の獣。
ファンタジックな大自然に踏み込んで満喫できる。

未開人との交流でどんどん知らない世界を知れて、視野が広がるような思いがした。

無骨な近未来兵器と翼竜との攻防はスピード感
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

空飛ぶ魚人間との新たな戦い繰り広げられるが、亡きティ・チャラ王への哀悼の雰囲気が漂う。

先代の大きな存在の跡を埋める代わりなとわいるはずもないが、
ワカンダ人は手を替え品を替え、先祖たちに頑張ってい
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.4

RADWIMPSの曲がかかると毎回収まりがいい。

地震を引き起こす“ミミズ”を鎮める旅に巻き込まれた女子高生が、ワーキングホリデーのように現地でお金を集めてどこまで行んだというほど遠出をして楽しげ。
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白い。
楽しいはずのダンスシーンがこんなにも楽しませてくれてありがとうと感極まって涙出そうになった。

「インド人をなめんじゃねえ!」と訴えるインド讃歌。
民族のスーパーパワーを体で受け
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

3.2

短い時間にキャラクターの生い立ち、敵の蛮行を詰め込んでいるので、駆け足な印象。
Ⅱネオ・ジオングの“暴走”は予想外だった。

人が死んでも魂として漂える世界なので、人にとって恐怖がなくなり救いがあるの
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.6

未知の飛行物体に人類は為す術などないのか。
恐れおののいくばかりで犠牲者が増えるだけかと思いきや、「人間の底力を侮るんじゃねえ」と気持ちのいいラストが待ち受けていた。
それも伏線回収とともにコミカルに
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.4

京都・四条界隈。
コンパクトな街並みでの出来事を、妄想を爆発させて色彩豊かに描き、おとぎ話のような雰囲気だった。

学生の頃に通った京都の雰囲気が感じられて懐かしい。

黒髪の乙女と彼女に首ったけの先
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.4

史上最大の肉食恐竜・ギガノトサウルスに噛み殺される危機感を味わえた。

巨大イナゴの生への執着も恐ろしい。
禍々しい悪霊が漂ってるようで。

ただ恐竜の数も多くて、バイクチェイスや氷上の戦いなど場面も
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.3

舞台挨拶後に主演のちっちゃい女の子が「ありがとうございました」と言って扉を開けてくれたのが、かわいかった。

監督は演技指導をあまりせず子供の思うままの振舞いを切り取ったそうで、子供っぽいところがあり
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.0

殺人鬼の魂が乗り移ったパペット8体vs.一言も喋らないニコラス・ケイズ。

ほぼ何の工夫もなく圧倒的な強さで、ロボットが油吹き出しながらスクラップになっていく。

休憩時間にきっちり休み、炭酸飲料を飲
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X エックス(2022年製作の映画)

3.5

年老いても性欲が衰えないババアのパーティーピープルへの嫉妬心がえげつない。
自分を認めない若者にすぐカッとなって、暴言を吐いては血祭りにあげての繰り返しで頭がおかしいが、瞬く間に事が済むので気持ちがい
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.4

ジャン=クロード・ヴァン・ダムみたいに股割りで戦闘モービルを止めるソーは最高だった。
断末魔みたいな巨大ヤギの何度聞いても笑えた。

ジェーンが再登場したものの、出オチで終わってしまった感がある。
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.3

激太りのラッセル・クロウが女子供容赦なしに豪腕で黙らせて正気の沙汰じゃない。

クラクションを鳴らされただけでプッツン。
あおり運転の範疇に留まらない衝動的な殺しを繰り返す。

この世の全てを憎んでい
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.7

狂った殺人鬼のサイコスリラーの皮をかぶった少年の成長物語に気分がスカッとした。
予想外の感動。

子供を狙った連続誘拐事件が多発する街で、標的にされたフィニー。

監禁された部屋にあった壊れているはず
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.3

大事に育てた少女を救うため、怒りに燃える盲目のじいさん。

ヒーローのように見えなくもないが、前作の悪行を覚えているので素直に応援できない毒親だった。

部屋にいる少女を追い詰める武装集団。
ワンカッ
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.3

狭い画角をアイリスを絞ってより窮屈な印象で気味の悪さを増長させる。

歪んだ遠近感を狂わせるセットで、
視覚的に邪な野望を持つ精神科医に取り込まれているに感じた。

無声映画でセリフ量も少ないので、
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.7

「少しおまけしておきました」

ピッコロさん大活躍!
頼りがいがあってマッチョで勇ましい。

岩本規夫の自我を失った絶叫の連発に興奮しっぱなしだった。

ドラゴンボールを作ったのは元神様のピッコロなど
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.4

「あの子舌でしてくれるの」

横暴がまかり通るアン女王。
権力に集まる浅ましい女。

どちらも絶対的な上下関係があって、
心が通うことはなく、虚無感が残る。

色情に溺れている独特の表現は後を引く。
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ロマンシング・ストーン/秘宝の谷(1984年製作の映画)

3.2

ジャングルでの泥水ウォータースライダーが見物。

主役のマイケル・ダグラスは、
現金な男で魅力は分からないがヒロインは少し褒められただけでロマンスに。

コロンビアのマフィアが
ヒロインのロマンス小説
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

「地球だよ」

終始めちゃくちゃ面白かった。
高評価を知って期待値を上げて観ても、想像を遥かに超えて来る。
中盤までパート1とほぼ同じ展開なのに、ブラッシュアップされた映像に興奮の連続だった。

堂々
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トップガン(1986年製作の映画)

3.3

「ギブアップする事しか学ばなかったのね」

昔見て『デンジャー・ゾーン』がやたら流れて、無鉄砲な若造がただハンサムだけで女性教官に言い寄られてイチャイチャしていた印象しかなく、内容を覚えていなかったの
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

メフィラス星人「大将おあいそ」大将「はい!」

冒頭、濃縮されすぎて還元されてない味の濃いウルトラQオマージュにすぐお腹いっぱいになって満足。

画角は16対9でも被写体をドン寄りすれば4対3っぽく見
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