HIGHINLETさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.7

「少しおまけしておきました」

ピッコロさん大活躍!
頼りがいがあってマッチョで勇ましい。

岩本規夫の自我を失った絶叫の連発に興奮しっぱなしだった。

ドラゴンボールを作ったのは元神様のピッコロなど
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.4

「あの子舌でしてくれるの」

横暴がまかり通るアン女王。
権力に集まる浅ましい女。

どちらも絶対的な上下関係があって、
心が通うことはなく、虚無感が残る。

色情に溺れている独特の表現は後を引く。
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ロマンシング・ストーン/秘宝の谷(1984年製作の映画)

3.2

ジャングルでの泥水ウォータースライダーが見物。

主役のマイケル・ダグラスは、
現金な男で魅力は分からないがヒロインは少し褒められただけでロマンスに。

コロンビアのマフィアが
ヒロインのロマンス小説
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

「地球だよ」

終始めちゃくちゃ面白かった。
高評価を知って期待値を上げて観ても、想像を遥かに超えて来る。
中盤までパート1とほぼ同じ展開なのに、ブラッシュアップされた映像に興奮の連続だった。

堂々
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トップガン(1986年製作の映画)

3.3

「ギブアップする事しか学ばなかったのね」

昔見て『デンジャー・ゾーン』がやたら流れて、無鉄砲な若造がただハンサムだけで女性教官に言い寄られてイチャイチャしていた印象しかなく、内容を覚えていなかったの
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

メフィラス星人「大将おあいそ」大将「はい!」

冒頭、濃縮されすぎて還元されてない味の濃いウルトラQオマージュにすぐお腹いっぱいになって満足。

画角は16対9でも被写体をドン寄りすれば4対3っぽく見
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ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)

3.3

「2千年の寿命を棒に振ってもいいほどの女だ」

ほぼカート・ラッセルが「ここはどこだ?」と言い続けていただけなのに、「俺たちの魔術はすごかったな」とイキリ倒して終わるコメディー。

雷や魔術を操る悪の
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.6

「It's over!」

冷静沈着に手を替え品を替えた魔術で敵を沈める冒頭がクール。

ただこのテンションで話が進むことなく、
版権がややこしいキャラまで引っ張り出してきてまで鬼哭啾々な残酷描写を重
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

フラストレーションがどんどん解消されて、サクサク楽しめる。

家族と距離を置かれている地味な中年男がブチギレて、ゴロツキたちをぶちのめす。

疲労困憊ぶりがリアルで、次第に昔の戦闘の勘を取り戻して動き
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

「絶対に酒は飲まない」

業が深いイカサマ師が忠告を何度もスルーして、
完膚なきまでに堕ちていく様が、清々しい。

言葉で表さない一線を超える描写が的確で、
不穏なピースが全てハマっていた。

男が流
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

装備が現実的で武骨な肉弾戦を駆使するバットマン。
マシンガンをほぼゼロ距離で食らっても、前進できるのは超常。

敵の正体が不明瞭で、提示される暗号やなぞなぞによって徐々に明らかにはなるがそれを楽しめれ
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.6

女子高生とアラサーの“純愛”、
結婚式準備中の不倫。

背徳感や罪悪感で自分の世界に酔っている男性たちが、
不意に「お前、勘違いしてる」と釘を刺される瞬間が訪れ、
笑ったらダメな雰囲気だけど吹き出して
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ツインズ(1988年製作の映画)

3.0

筋肉パンパンで純真な兄・ジュリアンと
チビでハゲの弟・ビンス。

全く似ていない双子が、
2人が一緒に連れションしたり、ワルツの練習したりとにかく楽しそうでなりより。

面白そうになりそうな設定だけど
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余命10年(2022年製作の映画)

4.2

理性では絶対押さえつけられない。
涙が込み上げてきて、ついに目を背けてしまった。
この映画で1番美しいシーンなのに。

余命が短いと宣告を受けた茉莉、
生きる意味を見失っていた和人を始めみんな、
慎重
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

レトロでおしゃれな雑誌をそのまま映像化したかのように、1カット1カットがバッチリ決まっている。

基本シンメトリーの構図で、
人物がピタゴラ装置みたいに動いて気持ちよかった。
輪切りになった飛行機のミ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.4

今までのシリーズのド派手な人体破壊はほどほどに、史実を交えて戦争がもたらす、やるせなさを伝える。

オックスフォード公と息子の絆には、じ~んときた。

ロシアの不気味な僧侶・ラスプーチンがクルクルと華
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.3

紀元前からの人類の繁栄を、壮大な映像美で魅せる。

宇宙からの使者・エターナルズ、
未知の新ヒーローに期待感が膨らんだ。

登場人物が多くて造語も頻繁するので初見では頭に入って来ないが見返すと、そこま
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.6

子供にジジイと罵られるほどカラカラの91歳だけど、
女性はイーストウッドの色気に惹き付けれて言い寄ってしまう。

イーストウッドの紳士的に言葉選びながら接する姿に余裕が感じられてカッコいいが、あの年代
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.9

基本的に爆音でビクつかせてくる。

銃付属のフラッシュライトが明滅して、照らされた瞬間に襲いかかるゾンビが急接近しているようで恐怖をかき立てられた。

原作の再現度の高さや設定の明らかな差異を楽しみに
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.3

慈悲深い。

ファンへのありったけのご褒美と
スパイダーシリーズの数々の無念を救う善行に
うち震えた。

夢みたいな脚本案を押し通して実現させる制作陣に感謝御礼。

この作品だけ見ると、あまり感動はし
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

亡霊によって現実の生活を息ができないほど蝕まれていくスリル。
話の終着点が見えない中でのミスリードの数々に不安でいっぱいに。

果ては夢破れた悲劇のヒロインとして目で見てきた彼女の正体にもゾクゾク。
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.9

メキシコの街並みが鮮やかで、
極彩色の生き物・アレブリヘスが動き回る死者の国が幻想的。
死者がゴロゴロ出てくるのに、不穏な空気が全くなかった。

生気がない曾祖母が、音楽を聞いた瞬間の顔が少女のよう
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.4

曜日ごとに人格が入れ替わる青年。

1つの体に7人の人格の同居しているので不便も多いが、
体も部屋もシェアしてお互いを尊重していた。

1人の人格が我を出して1週間を通して生きる選択もできたが、身近に
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.4

高慢なファッション界の女帝に食ってかかるクルエラは勇ましく、新世代のスターに誕生を思わせる。

精緻な衣装とブリティッシュロックの名曲たちが、オシャレ。
ナポレオンジャケットとドレスが合体したようなデ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

あたかも実在するかのような
広大な砂の惑星をゆったりと眺望できる。
あまりCG臭くなくて、乾いた空気が感じ取れた。

BGMは、
古く重いドアを開けるときに鳴る不協和音と、
ホーミーと宗教音楽が混ざっ
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.6

狭い室内での日用品を使った姉妹の引っ掻き回しから、敵の急襲。

その後のバイク・カーでのチェイスに行き着いて
地下鉄に突入する一連が地続きでずっと緊張感があった。

雪崩が押し寄せる窮地でのレッド・ガ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.4

冒頭のバイクやカーチェイスが1番力が入っていて、だんだんと失速していくがそれでも見応えがある。

出番が少ないが、アナ・デ・アルマスがセクシーなうえにアクションもかっこいい。

ラストはクレイグ版ボン
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.5

テン・リングスを駆使したテクニカルなアクションが面白かった。

飛び道具にしたり、リング同士が引き合うエネルギーで縄状の武器にしたり、衝撃波で飛んだりと
バラエティー豊か。

素早い身の子なしのカンフ
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激突!殺人拳(1974年製作の映画)

3.3

とにかく千葉真一演じる剣琢磨の顔面の圧が話を引っ張っていく。

殺人拳は結構のらりくらりとした動き。
でも攻撃を喰らった相手は体から謎の音を響かせ、
内臓がもぎ取られ、血を吹き出す。
呼吸法の怪しさも
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

アニメや特撮に大好きで心血を注いできた人間が人生で経験した全てをぶつけた集大成。
体感4時間ぐらいに感じた。

人が知覚できない領域での
サイケデリックでシュールで禍々しい曼荼羅のような出来事に、不意
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.3

マイアミでド級のドンパチを繰り返してきたマイクとマーカスもすっかりおっさんになり、
若手ハイテク捜査班からは老害扱いで押され気味に。

マーカスには孫ができて隠居生活、
マイクは昔ながらの強行不法捜査
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地獄への逆襲(1940年製作の映画)

3.3

強烈なタイトルなので、惨たらしく痛めつける復讐と思っていたら銃撃戦はほぼなく、法廷での罵詈雑言合戦が中心。

主役の宿敵を北部の弁護人を
いけ好かなく思う口の上手い南部の弁護人が、小馬鹿にして陪審員た
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

おじさんのはずのライアン・レイノルズがチャーミングで可愛らしいて愛らしい。

ゲームを盛り建てる役として、
プログラミングされた通りに毎日同じことを繰り返すキャラクターが、ふとしたきっかけで生活が激的
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花のあと(2009年製作の映画)

3.5

あどけなさが残り、今よりふっくらした北川景子がお美しい。

ただ一度竹刀を合わせただけの平藩士に恋心を抱く武家の娘。
直通的な好意を示す言葉ないが、見つめ合う描写が何度も何度も繰り返されわかりやすいか
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.8

「天使の“潮吹き”みたい」

目についた者を片っ端から殺戮し、
大量出血、人体真っ二つ、火だるまなど
清々しく人命が軽んじられている。

エグい描写も多くても、
綺麗なハーレイ・クインやおつむが足りな
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バッドボーイズ2バッド(2003年製作の映画)

3.5

良心の欠片もないアクションの連続。

人は体はいとも簡単に吹っ飛び、
市街地で平気に銃撃の嵐。
ぐるぐる回転する廃車が目の前に迫ってくる。

大惨事が起こってもただ、事件は進展しない。

“ゲイカップ
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