SJさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.3

諜報員(サーカス)にいるピエロを暴くために、奔走する引退した老練な諜報員のお話。

ヘラヘラしている「あいつ」を疑え!!

汚れなき悪戯(1955年製作の映画)

3.0

「パンとワインのマルセリーノ」
主人公の少年マルセリーノはいつも悪戯をする。叱れればすぐに辞める。そんなマルセリーノが辞めずに続けた悪戯。それは優しくって、少し切なくなる悪戯だった

ジャングル・ブック(1967年製作の映画)

3.1

動物の世界って、グローバルな世界(笑)。

ジャングルというステージで、動物たちが歌って踊る。やはり、ディズニーはこの手の作品を作らせたら強いです!

ガラスの花と壊す世界(2016年製作の映画)

2.0

これからの世界、感情を持たない「なにか」が人の代わりをしていく。それは、アンドロイドかもしれないし、今回のようにデータの世界なのかもしれない。

効率の良い世界って、楽しむ隙間がない世界。
それって嫌
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壬生義士伝(2002年製作の映画)

3.1

新撰組へ新たに入った武士は田舎侍、吉村。銭を求め、生きるために刀を振るう。
時代は江戸の幕府は大政奉還を行い、新撰組にとって最後の戦、死を覚悟し向かう新撰組。その中でも「生きるために闘え」と叫ぶ吉村。
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雪の女王(1957年製作の映画)

3.2

人を思う心はブレない。
その想いを貫くことは、素晴らしく持ち続けたいもの。だが、ここでは想いを貫くことの裏表もしっかりと描かれている。というのも、主人公の少女ゲルダは周りに心配かけながら突き進んでいく
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アリーテ姫(2000年製作の映画)

3.1

「守られるだけじゃないお姫様」は、最近のディズニーでも見られる流れ。それを日本はすでにやっていたのか。という驚きが!!

1人の少女の自立というと、とても立派に聞こえる。実際には素晴らしいこと。だけど
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シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島(2015年製作の映画)

3.9

日本アニメーション40周年を記念して作られた、アラビアンナイトの中でも、有名な「シンドバッド」の話を三部作で劇場アニメに。その第一弾!!

久々に、「少年冒険物を見た!」というのが素直な感想です。
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シリア・モナムール(2014年製作の映画)

4.3

映画を見終わった後、煮え切らない何かが残る。今はこの映画で見たものを忘れないこと、煮え切らせてはいけないこの想いを抱えて生きたい。

どう思ったか、口にしたいのに喉の奥で突っ掛かり出てこない。そのかわ
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夏美のホタル(2015年製作の映画)

4.1

ホタルの登場が、話の終わりを告げるならいっそのこと出てこなければいい。

美しい自然の風景に、そこに住む温かい人たちとの生活。一夏だとわかっているからこそ、永遠に終わって欲しくない

まるで、子供の頃
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植物図鑑 運命の恋、ひろいました(2016年製作の映画)

3.1

ラブコメかと思ったら、どっこい。20代の男女による等身大の恋愛が描かれていました。

今の世の中、女性は外でバリバリ働くカッコいい仕事人。家を守ってくれる人がいたらな。。。っていうのを見事に叶えてくれ
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

4.0

たまったもんじゃない。こいう予想外にも手に汗握り、泣かされる映画があるから映画が好きなんだな。。。

ポスターから、勝手にコメディーを予想していたが良い意味で裏切られた。全体的にコメディーなのは確かだ
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鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.5

高倉健さん。こんなに、画持ちする俳優がいるってことを日本人は誇りにして生きていかんにゃアカン。。。

とある雪国が舞台で真っ白で、赤いモノを演出の材料として使ってるんだが、とても美しく目に焼き付きまし
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カルテル・ランド(2015年製作の映画)

3.8

守る戦いから、奪う戦いへ。彼らの行き過ぎた正義の先にはなにが残るのか?


2006年から続く、メキシコの麻薬戦争。荒れ果てた治安に、機能しない政府や警察官。「家族は自分たちで守る」と、町医者であるホ
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彼岸花(1958年製作の映画)

3.7


娘の幸せ願う父親たち。娘たちは自分たちが勧める幸せとは違う形のあり方を幸せと呼ぶ。そんな世の親父たちは悩む、「なぜ、私の想いが届かぬのか」と。

このような、日常の家庭に起こる問題。それを2時間の映
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.2

人の欲求の1つに、「暴力欲」というものが追加されるのでは無いだろうか。

小さな街で、手当たり次第人を殴り殴られて生きている1人の青年。無口な彼は、映画の前半部分ではほとんど話したりしない。そんな彼が
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続・次郎長三国志(1963年製作の映画)

3.4

次郎長親方の旅物語第二弾。
彼を囲む子分たちは、危なかしくも頼りになる。仁義を通し、弱気を助ける次郎長親分の姿に憧れるのは子分だけじゃない。見終わった私も1人の子分です。

テープ(2001年製作の映画)

2.0

時間軸はリアルタイムの90分。密室の”トーク”サスペンス。。。
人を陥れようとすると、自分にバチが当たるだね。

紅の豚(1992年製作の映画)

4.3

ポルコが豚であってもカッコ良いのはダンディズムが漂っているから。そこに、人間が少しばかりカッコ悪く描かれていることでポルコのかっこよさはより際立って見える!!

カッコよさに外見はいらない。では、なん
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12人の怒れる男(2007年製作の映画)

3.1

素晴らしい脚本は密室でも保つ!!
それに、陪審員による会話なのでそこまでそこまで難しくなく1つの事件を登場人物たちと一緒に解決していくような展開です。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.5

彼女の唄は略されない。少しかすれる声にミュージカルな演出。
正直、この歌声をどのようにして聞けば良いかわからないまま見ていた。

最後、あるセリフが出てくる、「心の声を聞きなさい」。表面だけで感じよう
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50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.4

重い病気に掛かる人が主人公の映画は少し苦手。ただ、これは普通の人が重たい病気に掛かるそこらへんの微妙違いを感じさせてくれる映画。
あらゆるハッピーが舞い込んでくるわけじゃないし、大逆転があるわけでもな
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.2

死臭がこちらまで漂ってきそうなリアルな美術。役者の造り。

瀕死状態のレオはほぼ表情と目の演技。彼の演技は本物ということが改めて確認できた作品でした。

ベニーズ・ビデオ(1992年製作の映画)

3.3

ファニー・ゲームから遡ってミューエ出演ということで鑑賞。。。
まだ、ファニー・ゲームのダメージが残ってるのに。。。

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.5

ぁぁあ。誰か、このバイオレンスホラーを勧めた友人を叱ってください。。。

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.3

ヴィースラーはソナタを聴くことで変わり、最後驚きの幸せに包まれる。

ここで、忘れてはいけないのは「善き人のためのソナタ」は誰に送られてたものかということ。。。

本気で聴いた人、そうでない人の結末の
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

5.0

宇宙人と戦った、人工知能のロボとも戦った。だが、強敵は別のところにいた。それは背中を合わせ戦った友。。。

キャプテンとアイアンマン。「戦い」と書いたけどこれは「喧嘩」だよ。仲間だからね。

グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

4.0

「この作品が僕の人生にとって大切な一本です」なんて言える日がいつか来るのだろうか?


人生の始まりも終わりも経験していないことをこの作品を見て知る。まだ僕はその間、「生きている」段階でしかないのだか
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ミルカ(2013年製作の映画)

4.0

歌って、踊る以外にもこんなに熱くしてくれる引き出しをインド映画はもっていたなんて。。。

紛争による過去とのトラウマを陸上を通して乗り越えていった、ミルカという実際にインドの400m代表として活躍した
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.0

きみはいい子。あなたはいい子?。ぼくはいい子?。

とても冒険した作品だと驚いた。
まずは、「きみはいい子」の「きみ」は子どもだけではなく、大人。もっと言えば、一人一人に当てはまる。

ある子どもは言
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奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)

3.0

主人公の女性は普段の生活が嫌になり旅に出る。

友人達を少し鬱陶しく見て、都会の喧騒を嫌い、母の死と愛犬との別れ。だから、旅に出たのかな。
でも、これらのことって1つは誰にでも当てはまって悩むことだと
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円卓 こっこ、ひと夏のイマジン(2014年製作の映画)

3.3

人と違うってカッコ良い!!
相手の気持ちに立つなんて、まだ難しいよ。

相手の気持ちを考えるとことって、どうすればいいだろう?
昔までは、相手のために相手のことを考えていたのに、気づけば自分のために相
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.2

ロマンチックでノスタルジーに満ちたフランス版ナイトミュージアム。。。

現在の生活に不安を感じる、小説家の男性。夜0時の鐘が鳴ると迎えに来る車に乗り20〜30年前のフランスへとタイムスリップする。
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.0

一昔前までは、普通に生きることでさえフィクションのようなことが起きていた。