パグレさんの映画レビュー・感想・評価

パグレ

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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.3

余命が残り少ないことを告げられた主人公。

例えば、もし世界から電話が消えるとしたら、最後に誰と話したい?
例えば、もし世界から映画が消えるとしたら、最後に何を観たい?
例えば、もし世界から猫が消える
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.5

私たちは映画を見るとき
主人公、その仲間、敵、嫌なヤツ・・・
みたいに、無意識のうちに登場人物らをカテゴライズして感情移入しながら見ることが多いと思いますが
この作品はそういう「視聴者が持つ習性」その
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

2.9

人種、肌の色にスポットライトを当てたスリラー映画。

ギャア!と叫びたくなるような恐怖ではなく
不気味な雰囲気でゾクッとさせにくる系です。

登場人物は、あくまでセリフ的にはみんな善人かのように描かれ
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エスター(2009年製作の映画)

3.3

私たちもかつては全員が子供だったはずなのに
大人になるにつれて
子供じゃなくなるにつれて
いつの間にか「子供は純粋だ」みたいに思うようになるけど
でもそれって大きな勘違いだよな、ってことに気付かされま
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.1

【センスのいい】ホラー映画でした。

ホラーって見る側が免疫を獲得しちゃったらあんまり怖くなくなってくるじゃないですか。
色んなホラー映画を見れば見るほど私たち自身に耐性がついてしまって、ちょっとやそ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

この作品をうまく言い表せるジャンルが思い浮かばない。
サスペンス?ホラー?スリラー?モキュメンタリー?
どれもしっくりこない。
強引な言い方をすれば『喜劇』だろうか。
それも、話術やテクニックなんて関
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

イイ映画ダッタナァ~!

世の中にはいろんな人がいる。
いろんな考え方、いろんな性格、いろんな外見の人たちが
それぞれいろんな悩みを抱えて生きている。

周りから見れば小さな悩みであっても
本人にとっ
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.7

めっっっちゃくちゃ繊細な作品でした。

舞台は今より少しだけ未来。
パソコンは音声による操作が標準になり、キーボードはもう使われていない。
主人公セオドラは手紙の代筆をする会社に勤めており、差出人が伝
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アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)

3.1

人類文明がすでに滅亡してしまった世界
「人類をやり直すための施設」に電気が灯り、カプセルの中で「ひとりめの人類」がすくすくと成長を始める。
母親としてそれを育てるのはアンドロイド。

考えさせられる映
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.4

スティーヴン・キング原作のダークファンタジー。
本来は16冊くらいある物語を90分の尺にねじ込んでいるとのこと。
聞くところによると「原作のほうが100倍は面白い」らしいですが
仮に100分の1に希釈
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リバース(1997年製作の映画)

2.7

テキサスの荒野にポツンと存在する政府の実験施設で、タイムマシンが完成した

殺人事件に巻き込まれてしまった主人公は偶然その実験施設に逃げ込みます
最初は状況をのみ込めていませんでしたが、記憶にあるのと
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

1.5

開始して数十分のところで、なんか観るのやめようかな・・・と思ってしまった
少なくとも「ヨッシャ映画観るぜ~!」ってコンディションのときに見るべき作品ではないです

時は1984年、初代のスペースインベ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

2.7

絶 対 に
 前 作 か ら 見 る べ き

------
実は何を隠そう、私は前作を見ずにいきなりコッチを見てしまったんだ
前作は1982年に作られたもので、超すげぇ名作SF映画だという評価こそ耳
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.3

欧州をとりまく人種・移民問題をテーマにした風刺小説・・・が原作なので、これは厳密にいえばコメディではないのかもしれない

作中ではモノマネコメディアンだと勘違いされ世間の注目を浴びたリアル総統閣下が、
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コンタクト(1997年製作の映画)

4.4

宇宙はこんなに広いのに、人類しかいないなんて『スペースが』もったいない

ひとことで言うと、モノスゴイ作品です

宗教だけに限らず、もっと広い意味での信仰心・・・つまり「何かを信じる」という行為や信じ
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.4

宣伝やあらすじを読んだ感じだと、1000万人のフォロワーとかSNS界のアイドルとか、いろいろエモくて浮ついたキャッチフレーズが飛び交っていますが、物語の軸となる部分としては『スノーデン』に近い感じだっ>>続きを読む

ザ・サイレンス 闇のハンター(2019年製作の映画)

2.9

見てはいけない
明かりを消してはいけない
中に入ってはいけない
外に出てはいけない
返事してはいけない

などなど、ふと思い返してみると「〇〇してはいけない」系の映画もずいぶん増えてきているね。1つの
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.6

2013年に実際に起こった爆破事件を映画化したもの。
事件に巻き込まれた被害者、捜査に協力した人たち、およびその周囲の人たちに最大限の敬意をはらいつつ彼らの生の声を基に作られています。
ドキュメンタリ
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セルフレス/覚醒した記憶(2015年製作の映画)

3.1

あらすじには
「NYを支配した頭脳×特殊な戦闘能力を持つ肉=<最終兵器>」
とか書いてあるけど、この映画を表すフレーズとしては全くふさわしくありません。
このフレーズだけを見ると、ジェームズ・ボンドや
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

ざっくり言うと、とつぜんハッピーターンみたいな形の舟で現れた謎の文明と何とかして意思疎通を図ろうとする話・・・です
言語学的、哲学的な映画でした

2か国語を話せるバイリンガルの人は多重人格を使い分け
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ファイナル・デッドブリッジ(2011年製作の映画)

2.5

ファイナル・デスティネーションの5作目
グロテスクで痛々しいシーンが多い映画ですが、安心して観れます

何故かって、そりゃこのシリーズは期待を裏切らないからな


本来ならば大事故にあって死ぬはずが、
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

2.6

強烈なスティーヴン・キング感を身にまとった作品

主人公マロリーは世間にあまり興味を持たず、自宅にこもりながら画家として暮らしている妊婦だ
絵画のタイトルは「繋がりのない人間関係」
他人との関わりを拒
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.9

Q.この映画は面白かったですか?
A.イエス!!!!

というか
「面白い面白くない」のもうひとつ上のステージ・・・つまり映画を通して何かを得るという稀にある体験をもたらしてくれる次元に達しているので
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

有名な作品なので「平凡に暮らしていたけど実は自分の人生はTV番組として生放送されていた」というあらすじは事前に知っていて、そこから勝手にサスペンスっぽい展開を想像してしまっていたのですが
本編が始まる
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アドバンテイジャス/アドバンテージ 母がくれたもの(2015年製作の映画)

3.1

飛躍的に発展した近未来、その発展速度に追いつけておらず、未曽有の就職難が到来している。
各地で散発的にテロが発生したり、知識面でも技術面でも優秀な主人公が解雇されてしまったり、主人公の娘は受験でトップ
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オートマタ(2014年製作の映画)

2.3

人の手によって造られた人工知能が人類の想定を超えて進化しすぎてしまう、というSF作品ではおなじみの設定の話。

この手の話ではターミネーターやアイロボットなど功績のある先輩作品が数多く存在しているけど
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.1

見ている最中ずっと「何だろうこの感じ、懐かしい気がする」と思っていたのですが、子供のころハマったパラサイトイヴ(ゲーム版)がその懐かしさの正体かもしれない。

Netflix映画はホントに丁寧な作品が
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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

1.9

①ハンガーゲーム
②ハンガーゲーム2
③ハンガーゲームFINAL:レジスタンス
④ハンガーゲームFINAL:レボリューション ←いまここ

トータル8時間強におよぶハンガーゲームシリーズの最終話。
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ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

2.9

①ハンガーゲーム
②ハンガーゲーム2
③ハンガーゲームFINAL:レジスタンス ←いまここ
④ハンガーゲームFINAL:レボリューション
順番に見ることを前提にして作られている作品です。
前作で説明済
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ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

2.4

①ハンガーゲーム
②ハンガーゲーム2 ←いまここ
③ハンガーゲームFINAL:レジスタンス
④ハンガーゲームFINAL:レボリューション
順番に見ることを前提にして作られている作品です。
前作で説明済
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.1

小説を原作とした映画。

①ハンガーゲーム
②ハンガーゲーム2
③ハンガーゲームFINAL:レジスタンス
④ハンガーゲームFINAL:レボリューション

・・・の4部作構成で構成され、完結している。F
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リヴォルト(2017年製作の映画)

1.3

面白くなかった。

本来ならば「それなりのB級映画だね」という評価を得れたかもしれないのに、設計図はB級のまま部品だけ高級品を使ってしまったことが裏目に出て「A級映画の底辺」に足を踏み入れてしまった感
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

1.8

ゲーム版をプレイしたことがある原作ファンにとっては「可もなく不可もなく」といったところだろうか。
アサシンとか言っておきながら敵に発見されて白昼堂々の大乱闘~逃走劇って展開も含めて「あ~確かにこれはア
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

READY

>Player1


最初に邦題を見たときはLady(女性)なのかと思ったけど、そういうことだったんだね。


2045年・・・
現実世界は経済危機やら何やらで貧富の差が
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.6

ジョン・ウィックは最強の殺し屋だ。
どれくらい最強かというと、殺し屋を殺すために雇われた殺し屋を殺すために雇われた殺し屋を・・・というループの最後に位置するような、伝説的な殺し屋だ。請け負った仕事は確
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エクスティンクション 地球奪還(2018年製作の映画)

2.8

ガキがうぜぇ・・・


主人公は、住んでいる街が何者かの手によって襲撃され多くの住人たちが虐殺されるという悪夢に悩まされている。
その悪夢が原因で寝不足となり、注意力の欠如により仕事中にミスしたり家族
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