あにぃちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.1

物語4.5
演出4.0
印象5.0
構成3.5
没入3.5

全ての感情がありつつ、劇中全ての時間がまろやかな空気感を纏っている。誰かの幸せを願えるような優しさに溢れた作品。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.4

物語3.5
演出3.5
印象3.0
構成3.0
没入4.0

贅沢なキャスティングと壮大なアクションが見所。原作と同じく、絶望的な状況に見合わない緩い雰囲気が期待通り楽しめる。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.1

物語3.5
演出4.5
印象5.0
構成3.5
没入4.0

荒々しい印象を受けるシーンは多いが、個々の信念や感情を多くは語らずとも上手く表現されている。
世界観に浸れる美しい背景も良い。

この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

3.7

物語4.0
演出4.0
印象3.5
構成3.5
没入3.5

いつものドタバタ劇で期待を裏切らず、ほんの少しの幸せ展開も有り、安定した作画も変わらず、ファンを離さない作品。

名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

4.0

物語3.5
演出5.0
印象4.0
構成3.5
没入4.0

ファン待望の派生ストーリー。序盤から求めていたものが見られる強い信頼と、ひとつの話題に集中できる構成も良い。

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.3

物語4.0
演出3.5
印象3.0
構成3.0
没入3.0

過去作の前日譚。キャラクターの可愛さと誰も傷付けないストーリーにひたすら癒される。意外と大切なことを教えてくれる作品。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

物語4.0
演出4.0
印象3.5
構成3.5
没入4.0

相変わらず登場する種は限定的だが歴史に倣った定番シーンもありつつ、綺麗なグラフィックと新しいアイデアも見られる良作。虫注意。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

物語3.5
演出2.5
印象5.0
構成3.0
没入5.0

他の何とも違い、独自性で言えば圧倒的な作品。スピード感に頼っているとも没入感がすごいとも言える。チープさもスパイスとして楽しめる。

おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

2.8

物語3.0
演出3.5
印象2.0
構成3.0
没入2.5

壮大なスケールの食品コマーシャル。演出や役者、伏線などが豪華なだけに間延びする部分が際立っている印象があった。

名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)(1998年製作の映画)

4.0

物語4.0
演出4.0
印象4.5
構成4.0
没入3.5

キャラクターの個性を上手く利用した物語で、見やすさと面白さのコスパが良い。シリーズの中でもこの年代独特の程よいクサさも楽しめる。

名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)(2010年製作の映画)

3.8

物語3.5
演出4.0
印象4.0
構成3.5
没入4.0

幻想と化学の融合や敵との共闘など、ロマンのある展開が楽しめる。キャラクターの普段とは違う一面も映画版らしくて良い。

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.2

物語3.5
演出5.0
印象5.0
構成4.0
没入3.5

日本が華やかだった時代を知らなくても、懐かしく思い起こせるような雰囲気がある。若者の夢と苦悩が、絶妙なキャスティングと表情によってよく演出
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劇場版 進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢(2014年製作の映画)

3.3

物語3.0
演出3.5
印象3.0
構成3.5
没入3.5

アニメ版を丁寧に見直すことが出来る、この作品の初心者にも見やすい映画。構成や作画は整っているため、復習にも良い。

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.8

物語4.5
演出5.0
印象5.0
構成4.5
没入5.0

ジェンダーについて文化や流行ではなく人生として向き合える作品。非情で現実的なテーマでありながら、セリフに頼らない表現と幻想的にも感じられる
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

4.6

物語5.0
演出5.0
印象4.5
構成4.0
没入4.5

トリックはシンプルだが物語としてシリーズ随一とも言える完成度の作品。多くを語らない演出や思わせぶりな構図で情緒的でもある。

特別編集版 名探偵コナン 本庁の刑事恋物語~結婚前夜~(2022年製作の映画)

3.4

物語4.0
演出4.0
印象3.0
構成3.0
没入3.0

全体を通すと、年々キャラクターの解像度が上がっていく感覚を楽しめる。ひとつひとつの物語も丁寧に進むものが多くて良い。

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

4.4

物語4.5
演出5.0
印象4.5
構成3.5
没入4.5

シリーズ最大級の迫力と、主人公不在での展開力が楽しめる作品。登場するキャラクターが新旧共に魅力的で、洋画風味も効いている。

名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)(2008年製作の映画)

3.6

物語3.5
演出4.5
印象3.0
構成3.5
没入3.5

思い切った展開だが、全体的に演出は上品に抑えている。キャラクターの属性が主体で、シリーズ他に比べて冷戦的な人間関係も特徴。

名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

4.5

物語5.0
演出4.5
印象4.5
構成4.5
没入4.0

長く知るキャラクターのバックグラウンドに迫る物語で、大味な派手さだけではない趣きがある。シリアスさとコミカルなシーンのバランスが良い。

名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

4.2

物語4.0
演出4.5
印象3.5
構成5.0
没入4.0

凝ったトリックそのものも興味深いが、大人になって見てもなお楽しめる深みがある。要素が多く詰め込まれたボリューム感も良い。

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.5

物語5.0
演出4.0
印象5.0
構成4.0
没入4.5

幻想的な作画と曲、ふとした瞬間の構図や行動にリアリティがある。友情だけで表せない細やかな人間関係や感情の描写にセンスを感じる。

名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

4.3

物語4.5
演出4.0
印象5.0
構成3.5
没入4.5

史実を元にする部分もありながら上手く進むばかりでは無い設定で、凝った構成の作品。いつもとは違うファンタジー成分にも惹かれる。

名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

3.9

物語4.0
演出4.5
印象3.5
構成4.5
没入3.0

シリーズの中でロマンチックな演出や作画が多く、華やかな印象の作品。古風な設定だが洒落た構図や言葉選びで雰囲気をまとめている。

名探偵コナン 業火の向日葵(2015年製作の映画)

4.1

物語4.5
演出4.5
印象3.5
構成4.0
没入4.0

敵対するどちら側にも上品さやロマンやプライドが感じられる良作。設定は大掛かりだが信念がシンプルなのも良い。

名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

4.2

物語4.0
演出4.5
印象5.0
構成3.5
没入4.0

シリーズの中でも随一の風情があってノスタルジックな作品。ミステリー王道のポップなトリックや武器にも惹かれつつ、回収も上手い。

名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)(2004年製作の映画)

4.0

物語4.5
演出4.5
印象3.5
構成4.0
没入3.5

シリーズの中でもキャラクターそれぞれの特徴を上手く活かしている作品。他と比較すると規模は大きくないが、突飛すぎず見やすい。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

物語5.0
演出5.0
印象5.0
構成5.0
没入5.0

見たいものを全て最高の完成度で見せてくれる傑作。主演はもちろんキャラクターのバランスも機体の美しさも映像の迫力も素晴らしく、充足感を得られ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

物語5.0
演出5.0
印象5.0
構成5.0
没入5.0

好きな映画と言われると思い浮かぶ作品。最後まで間延びする時間が無く、友情ものとしても冒険ものとしても最高。有名な名言や名シーンも多く、洋画
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

4.3

物語5.0
演出4.0
印象4.0
構成3.5
没入5.0

運命の抗えなさと、第三者視点との距離が絶妙。ひとつひとつの事象も清々しいほどに運命的。飛行機に乗る前に見るのがおすすめ。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.7

物語4.5
演出5.0
印象4.0
構成5.0
没入5.0

独特のカメラワークで臨場感と没入感が楽しめる。物語もスピード感がありつつ、心情を長回しならではの連続性で表現していて美しい。

Curve(原題)(2016年製作の映画)

4.2

物語3.0
演出4.5
印象4.0
構成5.0
没入4.5

穏やかに絶望の波が襲ってくる感覚が楽しめる。ここに至る経緯を想像するのも、最善策を考えるのも含めて一作品だった。

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.0

物語2.5
演出3.5
印象3.0
構成3.0
没入3.0

何も考えたくないけど何か見たい時におすすめの作品。誰も役を演じてはいない。中国史への苦手意識を無くす可能性がある。