みーさんの映画レビュー・感想・評価

みー

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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.7

ゲゲゲの鬼太郎初めてちゃんと見たけど、目玉親父にこんな過去があったなんて全く知らなかった。テンポも良くて見やすかったけど、想像より生々しい描写もあった。ゲゲ郎イケメン。
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24.05.13

シティーハンター(2024年製作の映画)

4.1

アクションカッコ良すぎる!冴羽獠のオンオフのギャップ最高すぎる!展開もわかりやすいから何も考えず見られる。おもしろかったな〜続編作って欲しい!
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24.05.12

めがね(2007年製作の映画)

4.2

温かい色使い、美味しい朝ごはん、風と鳥のさえずり、かき氷。特別何かが起こるわけでもない、だけど、この雰囲気がとても落ち着く。はじめは何に対しても「結構です」と断るタエコさんが、背負っていたいろんな荷物>>続きを読む

操作された都市(2017年製作の映画)

3.7

アクションの迫力がものすごい。特にカーアクションは息を呑んだ。適度にドキドキするから飽きずに見られたな。疾走感がすごくいい。チチャンウクが武装してる、かっこいい。なんだかこんなに熱いチームものは久しぶ>>続きを読む

変な家(2024年製作の映画)

3.4

ひっさびさのホラー。思っていた感じと違ったけど、いい感覚でドキドキさせられるものがあり、飽きずに楽しめた。おばあちゃんの悲鳴が1番驚きだったな。神を信じるしか救われなかった人たちが哀しいし恐ろしかった>>続きを読む

ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.9

あの有名なサウンドは、この映画のものなのか!と始まったこの作品、キャストがものすごく豪華で、クスッと笑えながらも素敵なセリフもあったり、伏線もきちんと回収したりでとても楽しめた。「私たちは真実を追い求>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

親父の温かみ、漢感が最高。彼がケン坊に初めて愛情を教えてくれた人物。だからこそ、衰退していくヤクザがしんどい、哀しい、やるせない。時代、時代、時代。誰も救われない。情と人情で成り立つ社会と、お金で成り>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

3.8

ハラハラ感が定期的にあるから、全然飽きずに見ることができた。一を取るか、百を取るか、その倫理観はいまだに答えは出ないし難しい。自己犠牲がしんどかったなあ、タイムリミットが見えるからこそ、怖いだろうな。>>続きを読む

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

4.1

ただ純粋に、美味しいものを作りたいと大切な人を思い浮かべながら試行錯誤した料理たち、その時間は、巡り巡って、時を超えて繋がって、受け継がれながら、進化した。独りだと思い込んでいた充を満たしたのは、間違>>続きを読む

陰陽師0(2024年製作の映画)

3.6

思ったよりずっと物語だった。もっと呪術たくさんある系だと勝手に思ってたけど。帝が板垣くんっていうのがめっちゃしっくりきたし、まっすぐな博雅がよかった。山崎賢人は安定にかっこいいネ。
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24.04.1
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.9

あなたが好きだった12歳のノラは、あなたのところに置いて来たという。もうあの時の彼女は現在にはいないけど、過去にはヘソンと一緒に生きて、恋をしてるんだ。大人の、現実の、苦い恋だった。来世では縁が結ばれ>>続きを読む

交換ウソ日記(2023年製作の映画)

3.8

物語もそうだけど、音楽も楽しめてよかった。学生特有の「何かを決めていくたびに選択肢を狭めてるかも」っていう感覚は私もものすごくあったから、なんだか刺さったな。自分の気持ちに嘘をつかないって、なかなか難>>続きを読む

劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

4.0

映画ならではの規模感にパワーアップしててよかった。今回は喜多見先生の成長も感じられてとっても感動した。コロナ禍ということもあって、今回救われる側になった喜多見先生の最高のセリフ、「ありがとう」が刺さる>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

呆気に取られた、唖然とした、まるで物語に殴られたかのような衝撃だった。どの表現が正解なのかわからないけど、音、映像、光すべてが全身に語りかけてくる。科学の集大成の結果が、人を傷つける兵器になっていいの>>続きを読む

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.9

スピッツの曲がぴったり似合う世界観で、美味しそうなご飯やインテリアもあって、とても好き。キャラクターのセリフも個性的でおもしろい。世の中怒っても仕方のないことばっかりだと冷え切っていた千紗の心を溶かし>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

4.1

とっても温度のある素敵な作品。南極に来た当初はみんな、家族やら寂しさに耐えうる何かに縋りつつ生活していたけど、時が経つにつれて人のジャージ履いたりと8人の家族のような絆が生まれていてほっこり。キッチン>>続きを読む

君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

4.0

これはとっても好き系の作品だった。みんなの抱えてる何かに、肯定も否定もせず、ただそっと寄り添ってくれるような、心地のいい雰囲気だった。世界の捉え方一つで何か少し変わる気がした。「この世界には、やりたい>>続きを読む

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

4.5

舞台挨拶中継とともに。「愛を終わらせない方法は、なんでしょう」弥生は手に入れないことを正解にした。藤代は不格好でも求め続けることを正解にした。だけどこれに確かな正解はなくて、きっと人それぞれなんだと思>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.2

とってもよかった。愛は、身勝手にならないと与えられない。だけどそれでいいんじゃないか、人それぞれの表し方、他の人にどう映ったって、当人たちが愛と思うならそれは愛だ。全身ブランドで鎧を着ていたコウスケが>>続きを読む

ロストケア(2023年製作の映画)

3.8

みんなきっと、社会の穴は見えている、それは、見えているはず。だけど、その穴の底までは見ようとしてない。だから生まれるあの現実、絶望感、、父と向き合う大友検事を見て、向き合おうとしなきゃなと思った。
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.0

しっかり劇場版感出ててよかったなあ。悪の描き方がすごい丁寧で印象的だった。悪を悪だと思ってない、正義でやるべきことだと思ってるからこそ、ああいう発言に繋がる。本当に、広い意味で捉え方や感じ方は人それぞ>>続きを読む

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.9

気になってた作品。展開や物語が作り込まれてるし、伏線回収とか綺麗にまとまってておもしろかった。「大丈夫、そのまま大人になっても」っていうメッセージに救われる人、多いんじゃないかな。喜多島先生が何かしら>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

なんだろう、どんなことをしてても結局は世界の歯車の一部でしかすぎないことが、痛烈に突きつけられててしんどかった。悪口を伝達する人とか、一瞬その場だけ悲しむ人とか、人間ってこんなもん、消費されていく世の>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

ほぼ会話で話が進んでいくのがおもしろい。グッとアップになるカメラワークも良かった。犯人は誰だ的なものだと、いつだって劇的な展開を予想し、また演出されるものが多いけど、実際の犯罪は日常の中にある。検察側>>続きを読む

モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

3.5

ひさびさの王道ラブストーリー。だから設定もまあラブストーリーだから…で許せた。岩本さんの蛯原がめっちゃ合っててよかった。
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24.03.11

サイレントラブ(2024年製作の映画)

3.6

山田くんの目に光がないような、暗闇の中で生きているような表情の演技が圧巻で、引き込まれた。ただ、展開や内容としては、格差とか障がいとか、ばらけてしまって少し物足りなさを感じた。劇中の音楽、大音量のナハ>>続きを読む

ひらいて(2021年製作の映画)

4.0

何ともいえない、心をかき乱された感じ。自己顕示、苛立ち、孤独、焦り。この時期特有の感じ。刺さる人にはぶっ刺さりよ。山田杏奈ちゃんの目に光がない感じとか、すごいな。偽りで演じていても、その中で少しだけ、>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.3

ずーっと公開を楽しみに待ってた作品。原作を読んで、想像していた景色がまんまスクリーンに広がっていて、とっても感激、美しい画だった。特に光の捉え方が。「夜明け前が一番暗い」朝が来る前の夜、どうしたって辛>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.2

いやあめっちゃかっこよかった。生き残るために迷いなく人を殺めてきた杉本と、何があっても人を殺めたくないと強く誓うアシリパの、対比があるからこそのコンビ感がたまらない、最高だった。カット少なめの長回しが>>続きを読む

真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

4.0

自分的に好きな雰囲気の映画だったな。いつのまにか悪が善になり、善が悪になり、反転してしまった世界を、愛し愛される乙女たちがぶっ壊す。刺さる人には刺さる。行きづらい世界でも、ありのままでいられる瞬間が乙>>続きを読む

映画 ネメシス 黄金螺旋の謎(2023年製作の映画)

3.5

拾いきれてない伏線があるから、そこがちょっとモヤっとするかなあ、凪沙さんのとか特に。CGも本当に現場で撮ってるものとスタジオでとのが差がぁ…っていう感じ。気持ち軽めに見れるのと、ロマンチックな風間、ど>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

何気にしっかり見たことなかったなと思って。良多が父になるまでの物語。地位やブランド、全て手に入れたけど、まだ幼かった良多。父親のようで、父親になりきれてなかった彼に対し、普段はお金に敏感だけど、「お金>>続きを読む

蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.7

「お前らは合わないから俺と結婚しろ」って言うんじゃなくて、「そんなこと関係なくお前と結婚したいと思った」って言える、知りたいのと聞かれて、「知りたいから聞いてるんだろ」って言えるシバ、ほんと罪深いな。>>続きを読む

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.6

この物語の主人公はきっと、弟の恵一なんだな。どこまでも腐り切った場所からは、夢が覚めるように抜け出さなきゃならない。村特有の同調圧力、コミュニティの狭さ、閉鎖感、これはやられる。横浜流星の前半のセリフ>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.4

原作ファンで見るのを楽しみにしてた作品。しっかり笑えてしっかりおもしろい。エピソード一個が強烈におもしろいし、狂児と聡実の2人だけの雰囲気もいい。他のヤクザに怖がって狂児にベッタリだった聡実かわいいし>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.2

前作も見たけど今作も最高!伏線回収がほんとにうまいな。すっごい気持ちいい。余すことなく回収してくれて、出番のない伏線がいない。展開も毎回予想外の方向に行ってくれて、おもしろい。相変わらず、SNSでここ>>続きを読む

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