Hattashinさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.0

演劇が題材ということに加え、随所に見られるメタファー(超現実的なのも含む)も手伝って、スッと理解するのはかなり困難。
色々振り返って考えてみれば+0.5〜1点くらいになりそうだが、自分の足りない頭では
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.0

大学の授業で観て以来の鑑賞
やっぱエンディングは琴線に触れてまう..
真の主人公はトッドだと思う。
邦題の方が好きという稀有な例。

アラジン(2019年製作の映画)

3.5

真のヒロインは魔法の絨毯かなw
映像美がスゴイ。舞台の作り込みとかどうなってんの?と感じるレベル。
時代や世間の風潮があるとはいえ、女性に対する偏見を乗り越えんとする展開は、かなり無理くりねじ込まれて
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モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

4.0

完成度の高い作品の続編は駄作orイマイチになることが多い一方、本作は変わらず出色の出来。
マイクとサリーの出会いという過去編の中で、才能をテーマに描かれるストーリーは、大人が観ても感動する。
持って生
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ジオストーム(2017年製作の映画)

2.0

何でもかんでも派手にすればいいってもんじゃないw
ストーリーも浅くてアホらしいw
「天災」を期待して見ると肩透かしを喰らう。「ジオストーム」ってタイトルなのに。
ギャグ映画としては結構面白い。

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.0

素晴らしいコメディ。
型破りな主人公が、おカタいところで周囲を巻き込みつつハジける展開は、スクールオブロックに通ずるものを感じる(こっちのが先だが)。

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.5

小気味よい!
言動がキモすぎる部長はもう少し痛い目に遭っても良い気がするが。
出世とオンナァに翻弄される男とか、それだけで結構面白いが、そこに軽妙な演技と優れたストーリー展開が加われば尚良い。

ローマの休日(1953年製作の映画)

3.5

もう70年近く前の映画だということを考慮すると、ちょっと面白すぎる。
70年前の娯楽って既にこんなに面白かったのかと思うとかなり衝撃。
モノクロならではの味という見方もあるだろうが、、やっぱ当時の街並
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい脚本。メタファーに富んだ描写も面白い。

韓国・韓国人の悪いイメージといえば、
嘘偽り、虚飾虚栄、(文化的な)窃盗、貧富格差などで共通しているように思う。
(これを悪意に満ちた偏見だと感じる
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.0

ニモと同じくらい面白い。
悪役が結構な悪役だし、その分容赦ない倒され方をする。
ニモもそうだが所々の展開が自然で無理がなく、本当優れた脚本だなと感心する。理屈っぽい性格の自分としてはポイント高い。
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.5

アンジャッシュが手掛けたホラー映画、と言われても信じられるw
ギャグとホラーの相性の良さを再認識させられる。ホラーは観入っている時は本当怖いが、少し冷めてしまえば途端にアホらしくなったり、こいつら何を
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キャビン(2011年製作の映画)

3.0

不条理ギャグホラー。
もうちょっと設定がしっかりしていたら名作だと思った。別段注力するような箇所ではないのは承知しているが、細かい点が気になると鑑賞の邪魔になってしまう。
狼の剥製と絡み合うシーンが一
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

2.0

無味乾燥。
声優は基本棒読み。
登場人物はデザイン的にも性格的にも魅力を感じない。火傷跡は日焼けにしか見えない。
テーマは分かるが、作中の展開でうまく表現されているわけではなく、登場人物達の台詞で違和
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.5

「クライム・コメディ」っていいね。この映画を実によく表している言葉だと思う。
ディカプリオのイケメンぶりだけで既に小気味良いが、そこにトムハンクスのあのキャラを相乗させるととてもよい。
主人公フランク
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.0

総じて完成度の高かった前作と比較すると、今作はあまりに荒唐無稽だ、笑
前作はユーモアとウィットさの配合が絶妙だったが、今作では後者は鳴りを潜め、代わりに無理くりな展開が本編の大半を占める。
何にでも擬
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.5

12歳の一夏の冒険。
小学生の頃ってこんな感じよね。
友情は宝だが、同時に儚いものでもあり、それはエピローグからもよく分かる。
個人的な経験からしても、小学校の頃は頻繁に遊んでいた友達が、クラスが変わ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.5

(微ネタバレかも)
マジで面白かった!
作中の絵は全てPC中の画面やテレビの放映、カメラのレンズ越し等、一般的な映画の99%を占めるであろう第三者視点が一切ないという点がまず面白い。これで一本の映画と
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.5

すんげー夢を見た。
たまたまエイプリルフールに見たのも何かの縁か。
個人的に絵、画風がものすごく好み。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.5

感想を書くのが難しい映画だ..とりあえず面白かったと言いたい。
タイトルそのまんま、フォレスト・ガンプ君の生い立ちを追っていく映画である。バスで待ち合わせしている人に次から次へとガンプ君が喋り倒すとい
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

4.0

素直に面白い。息子を探す旅に出てからはほぼ一定のパターンを繰り返しているのだが(父が何らかの海洋生物と遭遇しトラブルに巻き込まれる→人間に囚われた息子の様子を描く→父ピンチ脱出→また別の生物に遭遇..>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

せっかく築き上げたコミュニティ、思い出の遺物、それらを売ることで得た巨額の資金など、色んなものを投げ打って行った手術の結果、音が聞こえるようになったものの、明らかにコレジャナイ感。ルーベンの性格からし>>続きを読む

アウトロー(2012年製作の映画)

2.5

かなり退屈だった。アクションを期待して観ると肩透かしを喰らう。サスペンスかスリラーかな?
渋いカッコ良さみたいなものを通り越して単に地味に感じる。BGMもないようなものだし。
トムクルーズ演じる主人公
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読、アニメ視聴済み
煉獄さんの死は予想通りだが、ご臨終のシーンで炎が流れるもんだと思ってたら違ったwこの辺はufotableの矜持みたいなものを感じさせる。
あまりにお涙頂戴すぎてかえってシラけ
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ロシアン・スナイパー(2015年製作の映画)

3.0

だいぶ前に作成した観たい映画リストになぜか入っていたので観たけど、映画としては凡庸に感じた..
これが史実なのには本当ビックリ。
ラストは良かったので+0.5

BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

3.5

原作単行本既読、BLEACHも全巻読破済み
アニメももちろん悪くないのだけど、久保先生のセンスはやはり漫画じゃないと十全には発揮されないな〜と(具体的にはコマ割り、漢字+オサレ読み、そして白い背景w)
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.5

各登場人物の心情を理解するのが少々難しく、故に感想をとても書きづらいが、それでもとても優れた脚本だと思う。
最終盤の展開は見事というほかない。
ケヴィンスペイシーは本当気持ち悪いな〜(いい意味で)

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

アーサーがジョーカーになっていく過程と、悲劇が喜劇になっていく過程が面白悲しい。エンディングのあの感じも皮肉が利いている。
キャッチコピーとあらすじは少々安っぽく、本作の濃厚さを表すにはやや陳腐に思え
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.0

この絵柄であっても序盤の展開はキツく、心を締めつけられる。あたかもネグレクトのようで本当見てられないw
その分中盤〜後半でカタルシスを感じられる作りになっているのが見事。展開は予想するまでもないのにジ
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

4.0

テレビを買い替えたことで4Kが観れるようになったので、とりあえず4K対応していた本作をなんの気無しに鑑賞したのだけど、結果とても良い作品だった、、
ヒロインのあの態度の理由は、伏線がちらほら張られてい
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

率直な感想:これはテネット?
理解しきれてないけど結構楽しめた、が、これ初見で理解できる人いるのか?w
相手が宇宙人、ゆえに考えていることがわからない、何をしでかすかわからない、という緊張感がいいスパ
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ホリデイ(2006年製作の映画)

4.0

主人公二人の名女優っぷりを観ているだけで面白い。キャラが立っているとはこういうことを言うのだろうと学ばされる。
二人とも性格上の明確な弱みがあり、そこに多少の苛立ちは感じつつも、大半は魅力的に映るのが
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

中盤からかなり面白くなる。
ベネディクトカンバーバッチは本当に人を惹きつける顔立ちだと思う。
確かにイギリスは50年も隠したくなるわw
それにしても人は皆苦悩する天才が好きよね〜
ある意味、天才が天才
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.0

この映画では様々な愛の形を見ることができる。少年の片想いや職場恋愛、男同士の友愛、片や性に倒錯した愛(もはや愛と呼べるのか?w)、片やAV撮影から始まる純愛など、ひとつひとつがどれも面白い。
映画とし
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.5

26歳男子という、ターゲットから全く外れていそうな自分が観てもなかなか面白い。
展開は王道そのものだが、何かと酷いシーンが多くて笑えるw
映画でも漫画でも何でも、主人公が主人公たる所以が示されるような
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

わけわからんのにこれだけ面白いのは本当スゴい。複雑なストーリーに、派手な絵面と重厚で臨場感溢れる音楽を相乗した、怒涛のスリラーである。
最序盤から最後まで画が面白すぎる。
序盤で考えるな、感じろ的なこ
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

チェスのシーン〜あの人が出てきてハリーが首を絞められるところのみ覚えていた。子供の頃観て怖かったんだろうなw
ETと同じく王道の傑作。主人公が主人公たる理由が示唆される展開は、どんな創作物においてもア
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