Hattashinさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.0

何もかもがおかしい世界も、観ているうちに段々気にならなくなるのが、まさに奇妙なところだ。
山崎仗助、山田アンジェロ、岡田形兆の好演のおかげでなんとか観ていられる。逆に言えば他は凡庸かそれ以下。1作目、
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

悔しいけど面白い。キングスマンになるための試練がどれを取っても面白いので、退屈しない。そう来るか、と思わせられるものばかりで、かなり感情移入しやすい。実際翻弄されっぱなし。笑 仕立てのいいスーツが欲し>>続きを読む

ニキータ(1990年製作の映画)

2.5

ニキータを好きになれないとスコアが大幅に下がるのは避けようがない。笑
のんびりと起伏のないまま2時間が終わる。裕福ではないがさほど不自由のない生活を送ってきた自分のような男が感情移入するのは絶対無理。
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

面白かったし、グッとくる場面も多々あったけど、少々月並みすぎる。水を差すようで恐縮だけど、そりゃヒットするわなあって感じの映画。よくあるサクセスストーリーを、流行りの?ミュージカルという形でうまく昇華>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.0

ねじ曲がった性根の童貞男が、見た目も・性格も良くて・セックスアピールに溢れる素晴らしい女の子を無下に扱うシーンと、どうでもよさげな会話ばかりがやたらとクローズアップされるシーンが大半を占める映画。特に>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

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全然まともに観れなかったので評価はできない、、
ボケーっと見つつも核心だけはちゃんと知るっていう最悪な見方をしてしまった。w
多分めっちゃ面白い映画だと思うのでもう一度記憶を消して観たい、、
おそらく
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.0

ステイサムじゃなかったら多分-0.5してるし、映画館で観てたら多分+0.5してる。
ステイサムと投げナイフが全く似合ってなさすぎて集中できない。(笑)ナイフがアホみたいに切れ味が良くて、どれだけ切って
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パージ(2013年製作の映画)

3.5

イライラしている時に観ようと決めていた映画。(笑)
みんなが言っているように、設定はバツグンに面白い。が、設定が面白い分、乱発される御都合主義な展開に萎える羽目になる。約90分という短い時間の中で、「
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

一緒に観に行った相手(原作既読)の「12箇所刺されたってのが意外と大事だよ!」という一言で、筋書きがだいたい予想できてしまったし、しかもその予想が当たってしまった。ポアロ並の推理力で恐縮である。w
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.5

観ていて頭に浮かんだ言葉は「外連味」。こんな戦い、普通ならあり得ないのだけど、そんなことはこの際どうでもいいくらいカッコいい。
展開はシンプル。RPGみたく仲間を集めて村人たちのレベル上げをし、劣勢だ
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バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

2.5

オチは面白いけど道中が複雑で退屈なのがしんどい。100分くらいの長さだったらもっと良かったかも。
もう一回観たら3.5くらいの評価になるかもしれないけど、ちょっとそういう気分にはなれない。
テーマ自体
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大脱出(2013年製作の映画)

3.5

ジャケ写の時点で既にネタバレしてるのがかなり残念。なんでそれ書いちゃう?w
ネタバレしてる内容が、作品を楽しむ上ではかなり重要であることと、ネタバレを回避するのがほぼ不可能であるというのは、残念という
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バトルフロント(2013年製作の映画)

3.0

バトルフロントという題の割には・ステイサムの映画の割にはバトル成分控えめ。代わりと言ってはなんだが、パパステイサムとその娘との親子愛が観れる。パパをするステイサムもなかなか悪くない。
ストーリーは面白
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.5

(軽度なネタバレあり)
ロッキーシリーズを観たことがないまま鑑賞。結果普通に面白かった。ボクシングも闘病も、生への執着を強く感じさせる。観ているこっちまでみなぎってくる。
スポットが当たっているのはア
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イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

2.5

なんというか、こんなに感想に困る映画は初めてだ。(笑)
イヴサンローランの生き様はよく分かった。が、それと映画の面白さとはまた別の話。
狭くて大きい襟のシャツとカッコいいメガネが欲しくなった。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

観ててまず思うのは、「人生って数奇なものだな」ということ。真に「結ばれるべき」人が近くにいるのに、なぜか変に遠回りしてしまう。
映画といえども、実際に起こっても納得できるような展開なのがいいところ。た
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.5

ジャケ写から勝手に低予算な3流コメディかなと邪推していた自分が残念すぎる。w
中盤、ややモタつくところもあるけど、王道中の王道な作りなのにこんなに面白いからすごい。映画のお手本を作るならこれを雛形にす
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運命のボタン(2009年製作の映画)

1.5

おそらく監督の頭の中では傑作なのだろうが、随分とこちら(観賞者)とは温度差があるようだ。テーマはなんだか説教臭く、ボタンに関わる中心人物に大した魅力がないので、お前は一体何様なんだ?という気分にさせら>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

一丁前ながら、完成度が高い映画とはこういう映画のことを言うのだろう、と感じさせられる。やや長めの観賞時間も、魅力的なストーリーのおかげで気にならない。「凛とした」という表現は、まるでアンドリューのため>>続きを読む

神様メール(2015年製作の映画)

3.5

『ミスター・ノーバディ』でも思ったけど、この監督の頭の中は一体どうなっているんだろう。次から次へとバカの壁を打ち破るような、先鋭的かつ斬新な映像がなだれ込んでくる。これだけで十分楽しい。
文化や宗教観
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.5

(軽いネタバレ)
圧倒的に画がいいので(人物は微妙)、この映画で映されるカットすべてが象徴的になっているという点はとんでもなく凄いと思う。フィクションであることと、アニメであることを最大限に利用してい
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キサラギ(2007年製作の映画)

3.0

アクの強すぎる5人の主人公が最高。面白いけど乱暴なストーリーをちゃんと最後まで観ていられるのは、間違いなく役者の力量のおかげ。
二転三転する展開に引き込まれる。このアホくさいキャラたちによって引き起こ
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トランセンデンス(2014年製作の映画)

2.5

「もし、コンピュータに科学者の頭脳をインストールしたらーー」という設定は魅力的。本題に入るまでの30分はもう少しスマートにできないものか。みんなが「エヴリン」「エヴリン」と言い過ぎで途中から名前が呼ば>>続きを読む

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

2.0

エンディングは良かったけど道中があまりに退屈すぎる。敵はただただキモいだけで(取り憑かれた人の演技は素晴らしい)、いまいちヤバさが分かりかねるのでストーリーへの没入感を削がれる。主人公たちが割と呑気な>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

何がすごいって、細かい理論は全くわからないのに無性に感動するところ。話が理解できたうえでの感動はまあ凄まじいものになりそうだ。「なりそうだ」としか言えない自分が悲しい。(笑)
というわけで、ストーリー
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.0

盛大な夫婦喧嘩もといアクションが楽しめるお気楽映画。設定は面白いが、深いテーマがあるわけではない(し、別にいらない)。男女が本気で殴り合うアクションってあんまり見たことなかったので、そこは新鮮だった。>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.5

事件の真実を推理すること自体はそれほど困難ではない。違和感とかツッコミどころを逆に上手く利用しているのが秀逸。めちゃくちゃ面白い真実というわけではないが、今までの流れを合理的に解決するためにはそういう>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

国を無くした男を空港に置くだけでこんなに面白いストーリーになるのが凄い。融通が利かないからこそ法なのだが、時にその「カタさ」が足枷になってしまうことを皮肉っぽく描いている。この世に完璧な法なんてものは>>続きを読む

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

4.0

後半の意外な展開が面白い。本家を観た人ほど騙されるはず。
エンターテイメントととして一部誇張されてはいるものの、実際にこういう人たちが実在することが怖い。(笑)「誰が何と言おうと意見は曲げん」と頑固に
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

(軽度なネタバレ有り)
主人公はどいつを取ってもクズ。とりわけベグビーとシックボーイはひどい。(笑)しかし実際にいそうだからこれまた怖い。「海外版Fラン大学生」とでも喩えればいいか。
随所に挿入される
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メカニック(2011年製作の映画)

3.0

溜まったワイシャツを休日にアイロンがけする際に観るのに丁度良い映画。その丁度良さを求めているし、その要求にちゃんと応えてくれる。ステイサムの映画はそういう気分で観ている。
アイロンがけしながら観たせい
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ミスト(2007年製作の映画)

4.0

今になってネタバレは罪深きものだと感じる。もし最後の結末を知らないままこの映画を観ていたら、果たしてどんな気持ちになっていただろうか。と思ったけど、多分三日間くらい寝込む羽目になっていたと思うので、今>>続きを読む

ハンコック(2008年製作の映画)

2.0

開始3分で観るのをやめるか迷い、中盤にかけて持ち直して、後半でゴッソリとスコアを削っていった。(笑)
劇中での空気感がいまいちわからないので、どういう姿勢で観ればいいのか悩ませられる。いきなり出てくる
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

サマーとの最後の別れがあまりにも悲しすぎて。「ある朝起きた時、この人とは無理だと思いました」というのはあまりに残酷すぎる。(笑)実際に同じセリフを言われたら、もう遺伝子レベルから否定された気分になるだ>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.5

「転」の箇所をもっと掘り下げてくれたらストーリーに深みが増したのでは。逆に言えば気軽に見れる超健全な映画なのだけど。
作中の主人公ほどではないが、なかなかのイエスマンが友人にいる。果たして彼が言うYE
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.0

今回の悪役はすげー普通。別にジョーカーに対して劣ってるとかは思わないけど、とにかくシンプルな悪役。悪たる説得力はあるがあまり魅力はない。
後半では怒涛の伏線回収を見せてくれる。しかし物覚えが悪いので「
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