hynonさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

「難しくてよくわからなかったけど面白かった!」という感想が多い中、なんと、わたしの頭ではこれが「面白い映画だ」ということすらわからなかった…笑

映像とアクション。は面白い!
しかし…
期待しすぎたか
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.2

話がどう転がっていくのか、どう着地するのかまったくわからず、そういう点では面白かった。俳優さんもよかった。
でもわけわからん!

まず、予告で謳っているような「サスペンス」ではないし、内容も違う。そこ
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.8

いやほんとディズニー&ピクサーすごいなぁ…
きれいな起承転結、みんなが成長していく前向きなストーリー、わかりやすい普遍的なメッセージ、迫力の映像、そして怒涛の伏線回収!!出来すぎてる。

中盤までは感
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今宵、212号室で(2019年製作の映画)

3.9

よくあるラブコメディなのかなと思ったら…
いやどうゆうストーリー?笑
映像表現のクセ強い笑
ちょっとホドロフスキーのような、ミシェル・ゴンドリーのような。

倦怠期を迎えた夫婦の「内省」を、ファンタジ
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.5

最近、雨のなか裸足でバレエを踊るナイジェリアの少年の動画が話題になった。
それを見てこの映画を思い出した。

「バレエは女の子のものだと思われているんです」
「踊る僕を見てもらいたくて。僕を見れば男の
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

古き良き正統派ミステリといった感じ。
アガサ・クリスティのような、刑事コロンボのような(どちらも大好き!)。

ストーリーについては何も言いません。あとは見てのお楽しみで😏

あっと驚く巧妙で複雑なト
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

麻薬捜査班が張り込みのカムフラージュのため開店したチキンの店が大繁盛?!
ほのぼのしたアクションコメディ。

韓国映画といえばドロドロした韓国ノワールばっかり見てきたけど、こんな楽しい映画もあるんだな
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

4.0

「古代マヤの死の迷宮」??
こんな副題をつけられているのがかわいそうなくらい良作。

副題や予告編の安っぽさが半端ないので期待値低めだったものの、、
いや全然B級じゃない!!

青春映画×サメ。
お笑
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透明人間(2019年製作の映画)

3.8

シリアスな透明人間。「インビジブル」みたいなおふざけはない笑

人体を不可視化するという歴史的発明をしておきながら、学会で発表するでもなく、軍事用に売りさばくでもなく、ひとりでこっそり使うところが陰湿
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

ティモシー・シャラメとエル・ファニングの画力がすごすぎて、セリフが頭に入ってこないこともしばしば。
ふたりとも本当に華がありますね。
2人の魅力を堪能できるお洒落な映画としては申しぶんないのでは。
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mellow(2020年製作の映画)

3.7

田中圭×花屋×恋。
こんな花屋さんがいたらモテてしょうがないだろうなぁ…と思ったらやっぱり!
田中圭くんがモテてしょうがない話。

ゆる〜くほのぼのした恋愛群像劇。
きれいでほんわかした、とっても優し
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.8

不思議な映画。
あらすじも何も知らずに観たので最初はなんの話かわからなかったけど、夫婦の話。

蒼井優も高橋一生も好きな俳優さんなので、2人の会話(演技)、ずっと見ていられる。

隠し事があるとうまく
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

コミカルだけど容赦ない近未来SF。
「セブン・シスターズ」に雰囲気が似ている。けっこう描写がグロいところも。

AIの相棒に振り回されるコメディと思いきや…意外とサスペンス的でダークな展開が好みだった
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ザ・ブック・オブ・ヘンリー(2017年製作の映画)

3.6

ナオミ・ワッツと2人の名子役(ジェイコブ・トレンブレイ、ジェイデン・マーテル)が好演。

Siaの「Chandelier」等のMVで驚異的なダンスと表現力を見せた天才少女マディ・ジーグラーも出演してい
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「誰からも称賛される17歳の高校生ルース。彼は完璧な"優等生"か、それとも恐ろしい"怪物"なのかー」
(本作ポスターから引用)

観客はそれを考えながらこの映画を観ることになる。
誰を信じればいいのか
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.2

ビル・マーレイにアダム・ドライバー、クロエ・セヴィニーにスティーヴ・ブシェミ、ティルダ・スウィントン…イギー・ポップまで!なんと豪華!

しかし…
ゾンビ映画ながらも、緊迫感、なし。怖さ、なし。テンポ
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

こんなタイムループは嫌だ!

死後の世界で、自分が殺人を犯した1日を何度も繰り返し体験しなければならない主人公。

時空が歪む話は大好き。
繰り返すからには主人公に何らかの気づきがあり、行動の変化があ
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.8

Netflixで配信中の話題作。

優等生エリーが、同級生にラブレターの代筆を頼まれて…というお話。
「シラノ・ド・ベルジュラック」の現代版??
いや、エリーの言うとおり、これは「恋愛もの」ってわけじ
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.4

スピンオフから観てしまったので、あらためて一作目から。
ストーリーを時系列順に追って観ていくという通な見方もあるらしいけど、単純に公開年度の古い順から新しい順に鑑賞。

大人気シリーズ第一弾は、意外に
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.8

いきなりスピンオフからの鑑賞…😅

予告編を見て、おもしろそう!と思い、急遽観に行ったので予習できませんでした。
(*昨年夏に劇場で鑑賞)

感想はいたってシンプル。
アクションすごい!
かっこいい!
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夏、19歳の肖像(2017年製作の映画)

3.4

島田荘司の小説を中国で映画化。

ストーリーは非常にオーソドックスなサスペンス。
バイク事故で入院した大学生が、病院の窓から覗き見たものは…
要するにヒッチコックの「裏窓」。

本格的なミステリを期待
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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.7

これがCGじゃないとは!!圧巻の映像。
クレイジーな冒険家の生き様は興味深く、面白かった、けど…

彼の勇気や挑戦をすごいと思う以上に、周囲の人たちが気の毒に思えてしまった、、
本当にすごいのはむしろ
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グッドモーニング・バビロン!(1987年製作の映画)

3.8

映画創生期のハリウッドを舞台に、映画製作に携わったイタリア人兄弟の夢とロマン、戦時下の数奇な運命を描く。

現在のように撮影技術もCGも通信手段もなかった時代。
しかも世界情勢は混乱を極めていた。
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

4.2

ま、まさか、こんな映画だったとは…

キム・ギドク、ハネケ、ヨルゴス、園子温、フォントリアー監督など、クセの強い監督の映画はけっこう観てるほうだけど、頭おか…クレイジーな監督ってまだまだいるんだなぁ、
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.8

ほどよいスリルとサスペンスにリーアム・ニーソンの渋みがブレンドされた、絶妙なサスペンス。

電車という限られた空間内でミッションを負う、という設定がおもしろい。

リーアム・ニーソンがいい!!
血気盛
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.8

病気で視力を95%失ってしまった青年サリーの夢は、ホテルマンになること。目がほとんど見えていないことを隠して採用試験を受けるが…。

人は、どんなにひとりが好きでも、誰にも頼らずに生きていけると思って
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.8

犬のベイリーと人間イーサン(とその娘CJ)の物語。
友情?愛情?忠誠心?その想いは生物種も、性別も、死も超えてふたり(3人)をつなぐ。何度も何度も。
なんて真っすぐ。なんてひたむき。
もはやベイリーが
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.7

最近話題のアリ・アスター監督の短編。
このオープニングからまさかこんな展開になるとは、、誰が予想できよう…笑
予測不能でわけわからず引き込まれる。

ストーリー自体はホラーというわけではないのに、ホラ
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.8

人口爆発対策としての国の一人っ子政策を免れるため、7つ子がひとりの人物として生きる近未来SF。

設定からしておもしろい!
メインキャラがほぼノオミ・ラパス!
7人の演じ分けが見どころ。見分けやすく
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仮面病棟(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

開始10分で、先輩が犯人かな、と思ったけど…見事にだまされた!笑

登場人物が少ないので犯人の目星はつけやすいけど、うまくミスリードしてあったと思う。テンポ良く、どんでん返しもありで、最初から最後まで
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野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.4

思っていたのと違う映画でびっくりしました。
ハリソン・フォードと愛犬が大自然の中をサバイバルするネイチャー・ムービーかと…

しかしハリソン・フォードはなかなか登場しないし、犬は、えっ、CGアニメ??
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隣の影(2017年製作の映画)

3.9

よくあるサスペンス、なんかじゃありません!
人と人との不和と気まずさ、行き違いが、これでもか!とじっくり描かれている。
観ていて気持ちのいいものではないけど、日常性とリアルさがある。

「フレンチアル
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だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

3.9

スペインで年間興行収入1位の大ヒットとなった映画。
こういうまっすぐで爽やかな映画がヒットするのはなんだかうれしい。

しかし、こういうの観たことあるな、笑。
「トスカーナの幸せレシピ」にもそっくり。
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

地下の住人はどう転んでも地下の住人。
体に染みついた匂いは消えることがない。
半地下の下にはさらに地下がある。

この数ヶ月、必死で前情報をシャットアウトしてきた甲斐あって、新鮮な驚きを持って観ること
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

全編ワンカット(風?)撮影と聞いていたので、少し不安だった。
もしかして、手ブレに酔う退屈なPOVでは…
そんな心配は無用でした。

まるで主人公とともに戦地を進んでいるかのような臨場感!
どうやって
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冬時間のパリ(2018年製作の映画)

3.7

会話、会話、ひたすら会話。
ワインかエスプレッソが似合う大人の映画。
日常を切り取ったさまざまなシーンと、そこで繰り広げられるとりとめのない会話。
その中から垣間見える人間関係、感情の機微、嘘、真実。
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