Hipposkyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Hipposky

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グリース(1978年製作の映画)

2.5

51.2546

70年代アメリカ、陰湿な時代を反映したアメリカンニューシネマが台頭した中に現れた、底抜けに明るい青春ハイスクールミュージカル。舞台設定をアメリカ黄金の50年代とし、戻らない青春を観客
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女相続人(1949年製作の映画)

4.0

50.2545

前半のエリザベス父の憎たらしさ、中盤のモリスは来るのか?と手に汗握らせ、後半は闇落ちエリザベス!隙のないストーリーラインに思わず前のめりで引き込まれてしまいました!

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

3.0

49.2544

前半の狂気じみた戦場、カーツと同化していく後半と動と静が極端に線引きされた不思議な魅力。前半のアメリカの欺瞞/驕りが垣間見せながらのスペクタクル。後半、アメリカそのもが先住民を殺しつ
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病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

2.5

48.2543

坂の向こうへ消えていく金田一。過去一切ない本作のラストにぴったり。


ドラゴンボールのマイはこの作品の桜田淳子のイメージと確信。

女王蜂(1978年製作の映画)

2.5

47.2542

前3作のオールスターキャストで贈る金田一耕助の第4弾。
ヒット確実/安牌と言われ、既に話の格子や展開も決められた中でも市川崑の実験精神は失われず。全三作に比べるとおとなしいものの、要
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獄門島(1977年製作の映画)

2.5

46.2541

エンディングの美しいシークエンスとポカリと口を開けた坂口良子が可愛い。

地球最後の男 オメガマン(1971年製作の映画)

3.0

45.2540

64年版は現実が、本当に世界大戦間際までいった危機感が面白さの根底にあった。
では本作71年版の持つ意味は人種差別であった。白人&黒人のラブロマンスは言うに然り、ミュータントはアルビ
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劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年製作の映画)

2.5

44.2539

泣くのは人間だけ?ならポケモンは、、?

ポケモンに関しては初代ゲーム世代で、メディアミックス/アニメ化の頃には卒業していた世代です。アニメのヒットやなんとなくの概要は知っていたが、
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.0

43.2538

50年代の懐かしsf特撮愛に溢れ、大物俳優を雑に大胆にブチ殺していく。当時、大作sfが次々ヒットしている中、間隙を縫って現れた奇作。

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

3.0

42.2537

前作に比べ地味、舞台も冬の寒村のため輪にかけて地味。だがお話の完成度が高く、シリーズの格子をがっちり固めた作品でもある。やっぱり市川崑監督は映画が上手い。

前作では汽車に乗り込むシ
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.5

41.2536

セルフリメイク版は劇場で視聴、正直凡庸な印象、テレビドラマで良くない?という印象だったが、オリジナル版はダブルスコアの圧巻の面白さであった。舞台設定の戦後間もない昭和20年代の風景の
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天使の恍惚(1972年製作の映画)

3.0

40.2535

暴力とエロをジャズに乗せたエネルギッシュな印象。
反体制派の若者を主人公とし、性欲の表現も見事。パートカラーの先進さ、手持ちゲリラ撮影の生々しさ、すべてが時代とマッチした作品と言える
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第三次世界大戦 四十一時間の恐怖(1960年製作の映画)

2.5

39.2534

ほんの数年しか存続しなかった第二東映。若手の監督、役者が中心で作られた本作。今とは比べ物にならない危機感と米国への不信感。当時流行りの第三次世界大戦もの。大別すると軍/政府視点の当事
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アメリカの友人(1977年製作の映画)

2.0

38.2533

独特な色彩とフィルムの質感が素敵。ただストーリーは正直冗長に感じてしまった。

戦いとは終わりである(2023年製作の映画)

-

37.2532

ドキュメンタリーの内容よりも、カットの長さ、つなぎが非常に心地よい。

チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

2.5

36.2531

カジノの借金のせいで人を殺すことになったストリップ小屋の親父の話。
このコトが起きるまでにたっぷりとコズモを描写し、たっぷりとキャラクター性を見せる。見せるが故、彼の愛情がにじみ出て
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

3.5

35.2530

体育会系男の限界
ガサツな社会で育った夫。繊細な妻。
夫の愛はガサツで体育会系、短気で高圧的の怒鳴って命令。これが病気には通用しない。北風と太陽よろしく子供の愛情が、心をほぐすエンデ
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ブラジルから来た少年(1978年製作の映画)

2.5

34.2529

ヒトラーのクローンを大量生産し、環境も本人の物に近づける。よく考えれば穴だらけの設定を、シリアスに映画内のリアリティラインを保ち2時間描ききっている。

ケス(1969年製作の映画)

3.0

33.2528

働きながら学校に通うビリー、ひ弱な彼は学校ではイジられ、家族とは上手く行かない。ようやく見つけた趣味が鷹を飼うこと。陰惨な冬の英国の田舎、滅びゆく運命の炭鉱町の閉塞感。

サッカーの
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赤頭巾ちゃん気をつけて(1970年製作の映画)

2.5

32.2527

原作はライ麦畑の邦訳風が非難を浴びた青春小説。本作も負けず劣らず、主人公の心情を独特の文体のナレーションで綴ってくれる。これがまた、よくできており、なるほど主人公のキャラクター性を補
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ポリスアカデミー(1984年製作の映画)

3.0

31.2526

80年代は裸の銃を持つ男、ビバリーヒルズコップ、リーサールウェポンなど傑作警察モノコメディが作られ、本作は毎年のように続編が作られアニメシリーズも製作されるほどの人気作品になった。
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アタック・ザ・ガス・ステーション!(1999年製作の映画)

1.5

30.2525

少年たちの暴力性は元々は親や社会から受けたもの。終盤、警察の介入で国家からの暴力を受ける件は良い展開だったが、、、
結局、やったもん勝ちという話への着地はより薄っぺらい内容になってし
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赤い影(1973年製作の映画)

2.0

29.2524

ヨーロッパの冬という感じの曇り空と赤が映える。
シーン/カットのつなぎが印象的だが、過去作に比べマイルド。
しかし、あまりにも投げっぱなしスープレックスの様なラストはイマイチのれない
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.5

28.2523

ひょんな事から街全体の問題に巻き込まれていく探偵もの。ヒッチコックの様な、観客に寄せることはなく、徐々に明るみに出る事実を楽しませ、終盤にゴロッと展開。探偵の真剣な空回り、女の強さと
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小さな悪の華(1970年製作の映画)

2.5

27.2522

思春期の(やり過ぎ)悪ふざけが爆発!
ロールの可愛さが爆破!
2人で大炎上!!!

闇のバイブル 聖少女の詩(1969年製作の映画)

3.0

26.2521

映像系の学校の映画祭を覗くと、未だに本作にインスパイアされた作品に出会う。私が映像学生だった頃も、女性監督の4人に1人は本作のテイスト、つまり少女がかわいい作品を撮っていたように思う
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美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

3.0

25.2520

衝撃的な自殺から始まり、姉弟でオーストラリアの大地を彷徨う。そんな折、アボリジニーの青年と出会う。前半、廃屋を見つけるまでは観光PRというか、あからさまにオーストリアの自然や生き物を
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パフォーマンス(1970年製作の映画)

2.0

24.2519

前半のルノワール調、後半のトリップ体験調と大きく分かれるものの、画風やカットのつなぎが非常に個性的でいったい何を見せられているのやら、という気分。あなたには二つの心がある?という正に
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.0

23.2518

タバコを介してしか呼吸ができない主人公マーロウ。犬に嫌われ猫に好かれる。冒頭の深夜に猫から餌をねだられ、スーパーに買いに行く。がいつもの餌がなく、缶だけ替えて与えるが食べてくれない。
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ファイブ・イージー・ピーセス(1970年製作の映画)

3.0

22.2517

いい歳して大人になれない男、ボビー。その日暮らしで感情的なまま生きたい、けれど前半にヒッチハイクで拾った二人組の様な、何かに盲信し突き抜けた自由な生き方もできない。それでいて生きてい
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青い体験(1973年製作の映画)

3.0

21.2516

金持ち坊ちゃんの思春期を丁寧に撮り上げる。
思春期の男の子、もとい自意識の塊マンがエロに対しておっかなびっくりな様子をコメディ調に、美しく見せている。
お気に入りは中盤、親父がニーノ
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悪人と美女(1952年製作の映画)

2.5

20.2515

やっぱりモノづくり映画は良いね!
劇中劇を演じる難しい役どころラナタナーが光る。
ラストの電話に耳寄せ合うシーンは最高。

影なき男(1934年製作の映画)

2.5

19.2514

確かに各キャラが立っており、シリーズ化はしやすそう
本題とタイトルは全くあっていないが、劇中ない影の演出が非常に凝っている。軽いノリと犯罪物でとても見やすく、犬がキュートな作品。
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ハーダー・ゼイ・カム(1973年製作の映画)

2.0

18.2513

ジャマイカ初の長編映画。ご機嫌なナンバーと登場のジャマイカの様子、ニューシネマ的なストーリーライン。

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.0

17.2512

天才子役爆誕!ニタ ジョゼ ハンナ。なんという存在感。なんというドSっぷり!何というキュートさ!!

ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書(2019年製作の映画)

2.5

16.2511

アリスの眉毛にやられてしまった!青春映画としても抜群に良い。アリス、街をでろ!