ぴろぴろさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ぴろぴろ

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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8


劇場公開中に間に合って良かった。
シリーズ完結編、ラストを飾る今作も私は楽しめた♪
シリーズ初めの頃は、恐竜が怖くてデカくて本当に喰われる恐怖を想像してたんだけれど、いよいよ慣れてしまったのかイナゴ
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

4.2



銀行が舞台の映画やドラマは多いけど、今作は台詞の全てがとても響いた。
『半沢直樹』は、ドラマとして楽しめたけれど「こんな行員いないわ」と思ったり。
でも今作は「そうそう」頷くシーンが多かった。  
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.0


イギリス・ロンドンの人気レストランを舞台に、オーナーシェフの波乱に満ちた一夜をワンショットで映し出す。
面白かった。
一年で最も多忙なクリスマス前の金曜日、人気レストランの厨房はトラブル続きでてんや
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Zolaゾラ(2021年製作の映画)

2.0


これ観て本当に全米が熱狂(しかも大熱狂)したんだろうか。  軽いノリでスタイリッシュに描かれているものの、内容は薄くてアメリカンはイカれてる人は本当にイカれてるんだなぁという感想。
実話というんだか
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0


原作既読

楽しめました〜
東京発京都行の高速列車に乗り込んだ殺し屋・レディバグ。   疾走する車内で繰り広げられる死闘、徐々に明らかになって行く過去の因縁、各々の思惑。
日本を舞台に日本ぽくない感
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夜明けの夫婦(2021年製作の映画)

3.4


昼間から飲むビールは🍺確かに美味しいよね‼︎
二世帯住宅で暮らす親夫婦と息子夫婦。
意地悪やイヤミでは無いけど義母の「子供はまだ?」攻撃にはうんざりするし私ならメンタルやられてグッタリ。
お嫁さんの
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1640日の家族(2021年製作の映画)

4.0


里子を本当の息子のように育ててきた家族と、その子の実の父親。
2人の兄弟と共に『家族』として4年半の月日を過ごして来たシモンを、突然実父から引き取りたいと申し出があった。
シモン自身と、シモンを巡る
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おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

4.0


おばあちゃんに「バカ」だの「汚い」だの言って態度の悪いこのク○ガキ‼︎ に、最初のうちは観ていて不快でしかなかった。

でもこの少年はちゃんと見ていたんですね。
そしてちゃんと感じていたんです。
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0


スゴいの観ちゃったなと言うか、とんでもないモノ観ちゃったなと。
ドキュメンタリータッチで描かれるタイ発のホラー映画。   スピリチュアルなのが、タイの山村が舞台というのと相まって、分かるような、あり
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8


得体の知れない何かが、突然空から降って来る。  オープニングから「何が始まるんだろ」と引き込まれた。
予告で見ていた細身のカラフルな空気人形も、広大な大地に映えてイイ仕事していた。
得体の知れない巨
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.6


コロナ禍にウイルス感染モノ。
映画館を出た後の駅前の人通りが、今観て来たばかりの光景とダブり、とても怖かった。
グロい、容赦なくグロい、これでもかとグロい。  だけど、思い切りの良さとやり過ぎな欲望
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.6

とてもストレートな人生讃歌。
リアルで辛辣で、時間は待ってはくれない。
人生は選択の連続。
どんなに迷い、悩んでも、それでも後悔や間違いのない選択、「絶対」なんて事はない様に思う。
もがいて足掻いて後
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.2


市街地での銃撃戦、空中戦、ド派手なカーアクション‼︎ 世界各地で闘うライゴズがカッコいい‼︎ 惚れ惚れするお筋肉😆
ずっと闘いっぱなしで不死身なライゴズは、サクサク瞬殺して行くデンゼルさ
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.8


これは観て良かった。  面白かったです‼︎
ド派手な演出、アクションに加えて手に汗握る緊張感、ユーモアもあってエンタメ要素満載でありながら最後はヒューマンドラマに熱くなって泣けて来る。    余韻が
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.8


相変わらず楽しく過激にわちゃわちゃしているミニオンたちが可愛いくて可愛くて癒されました〜
ミニオン語もわちゃわちゃして、そこも可愛い。
舞台は70年代で怪盗グルーが少年グルーだった頃のお話。   今
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わたしたち(2016年製作の映画)

4.6


なんか知ってるなぁ、この感じ、女子の世界。
子供たちがあまりに自然なので、ドキュメンタリーを観ている様で切なくて胸が痛い。
小学生のイジメ、スクールカーストが描かれて、そこにはもうしっかりと力関係、
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.6


舞台は70年代ハリウッド近郊、素晴らしい音楽で彩られた青春映画。
容姿的には全くフツーな感じの主演2人は、本作がデビューらしい。  予告で観てた走るシーンが良かった。  とにかく若い2人が走ってまど
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.8

居た堪れないというか、身につまされるというか。   虚しさや怖さも感じた。
そんな気持ちと同時に、ドキュメンタリー観てるみたいに淡々と現実を見ている様で目が離せない。   思ってた以上に、この作品にし
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0


個人的にはエルヴィスと言ったらコステロの方が聞いたし馴染みがあるけど、史上最も売れた世界的なスーパースターと言ったら“プレスリー”
オープニングからキラキラと絢爛豪華なラーマン仕様で、煌びやかなスー
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.4


「あらららら〜」ウチのおばぁちゃんもよく言ってました笑
好きなもの(好きな事、好きな人も含めて)があるって良いですね。  17歳と75歳、歳の差はあれどバディもの。  好きなもので盛り上がれる、語り
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.7


ご存じ「トイ・ストーリー」のバズ・ライトイヤーはアンディ少年のお気に入りのおもちゃ。
この映画はアンディが子供の時に見ていた映画で、バズはその映画の主人公という設定で「トイ・ストーリー」好きには堪り
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8


きっかけは成り行きに過ぎなかった。
仕方なく「家族」のように振る舞ってるうちに、元々温かい気持ちを持った人間同士が仲間になり、お互いを思いやる。  家族以上に家族になった。
皆んな訳アリ。   過去
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.7


これPG12なの⁈
最初、凝視出来ないシーンが5分くらい続いて、「選択ミスった?」と少し後悔したのだけど、その後は阿部サダヲの物腰の柔らかさ、緻密さやら根気に私も操られて引き込まれて最後に「うわぁ😱
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.0


一杯のラーメンがこんなにも愛おしい。
”お も て な し”の国の現実。
非情というか無情というか。
お役所仕事、どうにかならないものか。
難民申請が通らない。
認定されなきゃ就労出来ない。
働かな
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0


モノクロの映像が優しい。  ジョニーとジェシーの会話がいい。 2人の間に流れる空気とホアキンの優しい眼差しや表情に、観ているこちらも愛おしさが満ちる。
子供は案外よく見てるし、よく分かっているもの。
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ふたつの部屋、ふたりの暮らし(2019年製作の映画)

3.6


南仏モンペリエを見渡すアパルトマン最上階に、向かい合わせの部屋で暮らすニナとマドレーヌ。
お互いの部屋を行き来して、助け合いながら暮らすご近所さんの2人は実はパートナーでもあって。
家族にも秘密だっ
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.2


どんなに言葉を尽くしても、文と更紗を第三者が理解することは難しいのだと思う。
2人が抱えて来た心の痛み、背負って来た埋められない孤独、知られたくない秘密。
2人にしか共有出来なかったかけがえのない時
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不都合な理想の夫婦(2020年製作の映画)

3.5


虚飾と野望。  「分相応な生活」というか「足るを知る」というか。
多少は誰にでも身に覚えがあるのではないだろうか。   遠い異国のお話ではない様に思った。
夫の出世欲、虚栄心に振り回されて家庭が崩壊
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

ファンタビもハリポタも大好きなので楽しめましたが、今回は少しダークな感じ?  ハリポタ感が強まった?  
何とか劇場鑑賞間に合って良かった。
マッツ・ミケルセンのグリンデルバルドは色気がヤバい。  ジ
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オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

4.0


綺麗な女優さんは沢山いるけれど、オードリー・ヘプバーンは別格というか。
スクリーンの中で華奢な体で大きな存在感を放つ、華があって綺麗プラスアルファがある、本当に妖精の様な女優。
晩年、深い皺が刻まれ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0


最高‼︎ にして完璧‼︎
これは『劇場で観る』一択です。
オープニングから『トップガン』これこれ、コレが観たかった。
この匠の技のオープニングは『スターウォーズ』か『トップガン』だけ。
見事に完璧な
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0


『ドクター・ストレンジ』2作目だけど、今回はもうほばほぼ主役はスカーレットウィッチ‼︎
エリザベス・オルセンがとても魅力的で全部持って行った。
凄まじい対決の中で彼女が見せた母性、哀しさ、切なさ、落
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.4


ティモテのCMに出て来たみたいな北欧の森の中。
そこでティンヤが見つけた謎の卵。
ジュルジュル、ドロドロ、ベットリドバーッ、オェーッの繰り返し。
怖いというのか気持ち悪いというのか、グロくて汚い。
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.6


サリンジャーは中、高校生の頃は読んだけど、全くハマらなかったので読み返したいと思っている作家の1人。   
仕事に対する夢と姿勢、情熱。  本当にやりたかった事と現実との葛藤って、働く以上は性別や年
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潜水艦クルスクの生存者たち(2018年製作の映画)

4.0


とても痛ましい事故だった。
注射を打たれた母親の映像は衝撃で、今でも強烈に記憶に残ってる。  記憶違いかもしれないけど、プーチンはバカンス中だった様な記憶が。
メンツばかりで生存していた自国民を結局
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.4


ジワる映画だった。  エンディングに向かってじわじわと… からの急展開。  ザワッと鳥肌が立つ様な予想しない展開に唸る。
高圧的で礼儀知らずで荒々しいが この時代に自分を封じ込めて生きるしかない
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