ひゃくさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.2

確かに低予算であのクオリティは素晴らしいと思うが、ハードルを上げ過ぎたせいか、序盤から深読みし過ぎたせいか、あまりハマる感じはしなかった。

原案が舞台だったこともあってか、あまり大きくない劇場で観た
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

5.0

前作より話のスケールは小さめだが、ゴーストや闇市場の商人、FBIと登場人物・勢力が増え、全体的な密度は高まった印象。特に後半戦は息もつかせぬ展開。 

VFX、映像美の進化で、息をのむような魔法や超能
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.5

これまでのパニックムービー的要素はもちろんそのままに、最後は新たなテーマを提示するという繋ぎ的作品。とはいえ様々なシチュエーションのドキドキがあって飽きはこなかった。

火山や肉食恐竜も怖いが、げに恐
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アントマン(2015年製作の映画)

4.5

Ant-manてただ蟻と同じサイズという意味だけかと思ったら、蟻と一緒に闘うヒーローだったとは。

MCUだと唯一の子持ちヒーローで、序盤のダメダメ感・全体を通してコメディタッチなので親しみを持って観
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.5

ペンギンが出せるおねいさんの謎を、天才少年アオヤマくんが科学的に検証して謎の解明を目指すというファンタジックで荒唐無稽な話なのだが、全編通していたって真面目なアオヤマくんのひたむきさ、おねいさんへの純>>続きを読む

名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年製作の映画)

5.0

シリーズ中唯一劇場で観られてなかった本作を劇場で観る機会に恵まれ感無量。

最近のアクション満載の作風もエンターテイメントとしてはおもしろいが、今作は推理・アクション・ロマンスのバランスが良く、テンポ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

いろいろぶっ飛んでるけど理屈じゃない。荒廃して終末的な世界、タフで頼もしい主人公、敵味方入り乱れてのハードな戦闘、美女との逃避行など男性受けするだろうなと。頭からっぽにして観られる。

映画館で観られ
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.2

トム目線で観ていたせいか終始サマーに振り回され続け、観終わったあともモヤモヤ感が・・・。人の心は移ろいゆくものだから理屈じゃないと言われればそれまでだが・・・。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.2

未鑑賞の時点ではアカデミー歌曲賞なんでかなーと思っていたが、観終わってみると納得。というかあのシーンはずるい・・・笑

ピクサー作品なので根本にある道徳的な観念(家族愛、友情、夢は素晴らしいなど)が苦
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.8

設定と世界観はおもしろいが、SFアクション映画としてはテンポとディテールが物足りない感。かといってストーリーもそこまで力強くなく・・・。

ただ現実にお金=時間で格差が広がっている点と重ね合わせて思う
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

おもしろいとか泣けるとか感動するとか陳腐な一言ではとても表せず、観終わってから数日はこの作品のことを反芻してしまった。

より凄惨、壮絶な物語はゴマンとあるが、豊かとされてきた現代日本を舞台に、日常の
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.8

シリーズ作品中Top3には入るおもしろさ。終始ジェットコースターに乗ってるかのような疾走感と緊迫感は劇場で楽しんでこそ。前作の登場人物や背景が出てくるので、観ておいた方がより楽しめる。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

原作コミックスに興味はあったが、45歳のおじさんに恋する女子高生ヒロインなんて成人向けラブコメかなという先入観からなかなか食指が動かずにいた。

しかし蓋を開けてみれば、タイトルよろしく雨上がりに冷え
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

4.8

公安警察とテロを主軸に、警察、検察、検事など組織のしがらみや、正義とは?と問い掛けるなど相棒に近い雰囲気。劇場版コナンシリーズとしては、黒の組織関連のように大人向け。ラスト30分は安室さんがとにかくカ>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

原作は完全にギーク向けだったが、本作は映画、ゲーム、アニメに少しでも関心があれば楽しめるエンターテイメント作品。それにしてもアルテミスかっこよすぎる・・・。

日本男児としてはメカゴジラ対ガンダムに胸
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

5.0

最初からクライマックスで中身が濃すぎて何と言ったらいいか・・・否、ネタバレを防ぐには何も言えない・・・。

次回作に期待。

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.5

ヒーロー映画の醍醐味であるアクションもさることながら、スパイ映画風味のサスペンス要素もあっておもしろい。SteveとWinter soldiorの闘いは切ない・・・

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

4.5

王道ヒーローで人によっては退屈かもしれないがそれがいい! Dr. Erskine が Steve を選んだ理由にグッときた。それにしても高潔さ具合、コスチューム、時代背景と Wonder woman >>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

5.0

児童文学の映画化とのことだが、大人が観ても感じることはたくさんあると思う映画。

人は見た目じゃないよねという認識でいるつもりだったが、この作品を観て本当に外見で判断していないかと考えさせられる。
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.8

友愛、異性愛、同性愛、自己愛など、水のように様々な形になり、人間になくてはならないものとして例えているのかなと。

誰もが楽しめる、感動するという作品も素敵だと思うが、今作のように賛否が分かれたりわか
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.5

アイアンマンやキャプテンアメリカと違い冒頭から既にブラックパンサーとして闘っており、また比較的順調に王位も継承してしまってこのまま連戦連勝の快進撃エンド・・・?と思いきや、挫折しながらも国王として、国>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.8

終始おふざけムードだった前作とひと味違い、各キャラクターに深みを持たせるストーリーで更に本シリーズに引き込まれた。

前作よりストーリーの厚み、テーマ性が高まりつつも音楽の存在感は健在で、特に要所要所
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インセプション(2010年製作の映画)

4.8

IMAXリバイバル上映ありがたや!
Christpher Nolan作品は劇場で観ると没入感が増してより緊張感が高まって良い。

もし劇中に登場するような鎮静剤があったら、現実から目を背けて夢に囚われ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

なんとも形容しがたいほどにいろんな感情を掻き立てられた

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

どの楽曲もダンスも良くて、まさにGreatest showmanによるGreatest showを観ている気分だった。

また、劇中に出てくる"Celebration of humanty"が今作のテ
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

5.0

テレビシリーズはほぼ観ていなかったが、目が赤くなるほど泣いてしまった。

ミステリーとしても人間ドラマとしても素晴らしかった。大切な人と、特に親子で観てほしい。

今回はこどもの立場として観ていたが、
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.2

どこまでが脚色かわからないけど、ほぼ目が見えない状態でハウスキーピング、厨房、レストラン等で研修をこなしたなんてまさに奇跡。夢への情熱と努力のほどは想像を絶するし敬服する。

サリーさん本人も素敵だが
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.8

おもしろかったんだけど、どうしても前作と比較してしまう・・・。

前作は序盤から最後まで徐々に盛り上がっていくこれぞエンターテイメント!な作品だった。でも今回はアクションなどの盛り上がりポイントが来て
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否定と肯定(2016年製作の映画)

4.0

『人種差別』や『歴史修正主義』という言葉をよく目にするようになった今だからこそ観て良かった作品。

それぞれ信条や信念は違って当然だし弾圧されるべきではないと思うけど、自分の望むように事実を曲解・改ざ
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.8

2時間半近くあるとは感じさせないほどおもしろかったんだけど、前作よりワクワク感がなかったのはなぜなのだろう。

期待が大きすぎた?ライトセイバーでの戦闘シーンが少なかった?映画全体のトーンがシリアスだ
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

4.2

観客おいてけぼりの超絶バトルがひたすら続くのかと思いきや、意外と観やすかった。
(あくまで"意外と"だけど)
前作と比べてフラッシュを中心にコミカル要素が増えたからだろうか。

全体的に明るい印象のM
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.2

人生前向きに楽しもう!って思わせてくれる映画。Jim Carrey のコメディ演技も最高。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.0

シリーズ初回としてはこんなものでは?という感じ。ちょっと説明不足感は否めないけども。

思えば Harry Potter とか日本の魔法ものって西洋魔術系が多い印象だけど、今回は自然の摂理、精神世界と
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

世界の終末(=ラグナロク)というシリアス展開のはずなのに、要所要所にお笑いポイントがあって気軽に楽しめた。
Gardians of the Galaxy もそうだったけど、音楽と戦闘シーンの調和が良い
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.2

自己とは、人間とは、命とは、科学技術の進歩の先にある未来とは、など様々なテーマを含みつつ、ストーリーも楽しめる作品。

3時間近い上映時間ながら考えるヒマがないくらい緻密に作られていて、鑑賞後に感想を
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