雄八eさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

雄八e

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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

評判通り本当に良かった

原作は未読なので分からないが、時代の寵児と、時代に取り残された者の対比を、決してウェットにせず、主役二人の笑いのように軽妙に描いている

ラスト5分の擬似ワンカットが、このた
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ノクタ(2019年製作の映画)

2.0

OSOREZONEのみでの配信ということで観たけど

ゴア描写だけの映画は好きじゃないんだから、こういうのには手を出さないってのを、もういい加減学ぶべき

汚いのは無理なんよー

超人ハルク(1977年製作の映画)

3.0

子供の時にテレビで観てた「超人ハルク」のパイロット版
デヴィット(ブルース)バナーがハルクになる経緯、逃亡生活になるまでを描いてる

50年も前の作品なので色々ツッコむこともできるが、当時としてはかな
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おんぼろフィルム(1985年製作の映画)

3.0

手塚治虫記念館で視聴

古いフィルムの傷や飛びを演出に組み込んだ実験アニメ
非常に面白いし楽しめたのだが、演出や証言がクラシックなディズニーアニメ手法で、ディズニーのパロディのように見えてしまうのが残
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JUMPING(1984年製作の映画)

3.0

手塚治虫記念館で視聴

実験アニメで非常に面白いとは思うのだが1984年作とは思えない古さを感じるのは意図的なものか

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

日本が、あの東映アニメーションが、こんな凄まじいクオリティのアニメを作れるの!!??
という驚き

原作未読でネットミーム程度しか知らなかったが、まさかこんなに面白いとは思わなかった
思い入れがないか
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人斬り与太 狂犬三兄弟(1972年製作の映画)

3.0

絶対に好きになれないタイプの主人公ながらニヤケながら見てしまうのは菅原文太の魅力故か

「仁義なき戦い」の萌芽を感じる描写を所々に感じつつも、話よりもとにかく暴力を見せようという気概が心地よい
暴力を
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怪猫呪いの沼(1968年製作の映画)

2.0

なかなかにおどろおどろしいし、話自体も割としっかりしている

ただ、特に目を見張るような怖さや描写はなかったかな

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

2.0

前から観たかったけどなんか見逃してた

観ない間に色々聞いてたけど、まぁ聞いてた通りの内容で
思っていたよりも原作愛はあったが
MCU以前、「ダークナイト」「ウォッチメン」以降のそういう映画だな、とい
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地下鉄連続レイプ(1985年製作の映画)

2.0

若い時の大杉漣が出てる!
めちゃくちゃカッケェな!!!

以外特に見所がない
地下鉄レイプも一回だけだし
ゲリラ撮影的凄さはあるけど、演技がダメすぎてさっぱりだし

地獄の謝肉祭(1980年製作の映画)

3.0

ガキの頃から知ってた映画
思ったより悪くなかった
「哭悲」の元ネタ?

中盤、人喰いが感染するって前後は妙に雑だが、序盤や終盤の堅実な作りは悪くない
特にラスト、妻の元カレを射殺した主人公、元カレに噛
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懲罰大陸★USA(1971年製作の映画)

2.0

フェイクドキュメンタリーではあるものの
右翼側の権力者や警察は全員高圧的で極端に保守的
かといって左翼側の人間も異常に好戦的で理想論しか言わない

登場人物がカメラマン含めて全員カブトムシ程度の知能し
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吸血怪獣ヒルゴンの猛襲(1959年製作の映画)

2.0

オススメにやたら出てめんどくさいので作業BGVに流してた

時代を考えると思ったよりも悪くなかったが、着ぐるみの出来はひどい

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.0

共感性羞恥からなのか主人公が周囲から浮く話が苦手なんだけど、登場人物の半数近い何らかの罪人含めて、皆優しい良い人しかいない

そして、ちょっと甘いとはいえクリエイターには堪らない内容なんじゃないか
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

2.0

ガキの頃から名前だけは覚えてたけど内容はほとんど知らずで初観

風刺にしては登場人物がバカすぎるが、核兵器、軍の指揮系統の皮肉は面白い
ピーター・セラーズの三役は凄かった

アジョシ(2010年製作の映画)

4.0

まさかこんなに面白いとは思わなかった

韓国映画特有の誇張したキャラ、誇張故の無能な警察や役人、雑か或いは自己満的な展開、異常なスロー多様
そういったものが一切なく

韓国映画特有のソリッド感とウェッ
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トロール(2022年製作の映画)

3.0

堅実かつ誠実な作りの怪獣映画
登場人物の設定までも古いビッグバジェット映画のテンプレを守ってる

非常に堅実なのでストーリー的な驚きは全くないが、映像のクオリティも高く、こちらが期待するものはちゃんと
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女銀行員暴行オフィス(1985年製作の映画)

2.0

配信先や公式サイトでは随分息巻いてるけど、全然おとなしい内容

マザコン早漏主人公がもっと陰湿で偏執的だったら面白かっただろうけど、どれも中途半端

ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち(1992年製作の映画)

2.0

無限メタルクウラだけは知ってて、一体どうなるんやろって思ったら、戦うこともなく、本体をオーバーロードさせて終わりっていう肩透かし

せめて最後にもっとちゃんとしたバトルを見たかった

ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強(1991年製作の映画)

3.0

この手の東映アニメ映画はデジモンしか観てなかったんだけど、クウラがどんなヤツなのか知りたくて初観

クウラってもっと強いのかと思ったけど意外とあっさり

あと悟空以外のキャラは単なる当て馬かと思ってた
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セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)

3.0

オカルトのようで、実際は超自然的なものがいたのかいなかったのかが分からない作りの映画が好きなんだけど、ネタバレにはなるがまさしくこれがそういう映画

自分には無い、おそらく生まれることのない、信仰心と
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.0

キャストの怖がり方も顔も良かったし、ジャンプスケアばかりでなくちゃんと怖がらせるのも良かったんだけど、あまりにちゃんとしたオーソドックスな作りすぎて、しばらくしたら内容全部忘れちゃいそう

ゲーム・オブ・デス(2017年製作の映画)

2.0

かなり星三つ寄りの星二つ

カウントが結構な多人数で参加者以外もカウントされる、無関係者を殺す参加者の倫理観を揺さぶられる、ってのが斬新に感じた

が、肝心の大量殺戮は省略するなど、低予算故に設定を活
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新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争(1995年製作の映画)

3.0

ものすごギラギラしてる頃の椎名桔平を
バチボコギラギラしてる頃の三池崇史監督が撮ってる

三池監督の数々の傑作への萌芽は感じるものの、暴力もユーモアも荒削りで、やはり全ては磨かれて作り上げられていった
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X エックス(2022年製作の映画)

2.0

つ…つまんなかった…

「サクラメント 死の楽園」もそうだったけど、タイ・ウエストの映画は本当に中途半端
この映画も「若と老」「生と死」「貞淑と奔放」の対比と、ホラー映画へのオマージュはわかるけど、
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

2.0

面白そうなのに評判イマイチなのも観たら理由がわかった
トラウマ級の結末ってアオリ知ってたらもっとつまらなかったかも

全体的な意図は分かるけど、80年代、ジュブナイル、サスペンス、そして結末とどれも中
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血みどろの入江(1970年製作の映画)

3.0

ジャーロとかスラッシャー映画の歴史全然知らないんだけど「これ「13日の金曜日」じゃん!」となったぐらい、初代13金の全てが詰まってる

これをいきなり見せられたら確かに衝撃だよなぁ…

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.0

どうしても「恋はデジャ・ブ」と比較してしまうが、本作は完成度は非常に高くまた「恋はデジャ・ブ」も古い作品のためリメイクやリブートではないにしろ、同じテーマ、作風の映画もこうして作られるべきなのかな?と>>続きを読む

花の詩女 ゴティックメード(2012年製作の映画)

2.0

擬人化されない、ギミックの集合体としてのロボの動きや、音響などは良かったが
思ったほど映像美を感じなかったし
意図的とはいえ話がシンプルすぎてあまりに物足りない

このままのクオリティで物語の大半が戦
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃ面白かった

悪人が主人公だと最も悪い奴が出てきて悪としての筋を通せ、みたいになるのが、まぁ大筋そうなんだけど、マドンソクさんが最後まできっちり悪人でした

刑事までが正義感が暴走する悪人
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ある用務員(2020年製作の映画)

3.0

阪元裕吾監督作ながら、氏の独特のカラーや空気感を殺してVシネ風に仕上げてる
最も個性的な殺し屋勢や挟まれるブラックユーモアは阪元監督らしさを感じる

意識的だと思うが、ベースの話自体はありきたりなVシ
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消された女(2016年製作の映画)

2.0

実話を元にと言いながら思いっきりフィクションまみれな韓国人あるある映画

ラストの大どんでん返しのために整合性は一切ないし、設定が荒唐無稽すぎる

何故これを観たいリストに入れていたのか謎

11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

2.0

若松孝二監督の描く三島由紀夫ってどうなんやろって思ったけど、低予算なのはともかく画に全く迫力がないのはこれは

井浦新の演技にも響くものがなく

家族も同性愛も内面もなんなら政治的視点も描かれず
結局
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シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

3.0

噂に尾鰭のついた幻のホラー映画だけど、期待していた内容とは違って割と上品なミステリーだった
本来はテレビシリーズのパイロット版ということで納得

ただ幽霊のビジュアルは当時としてはかなり怖いと思う

チェイサー(2008年製作の映画)

2.0

犯罪に巻き込まれる理不尽さとか
不甲斐なさからの無力感とか
描きたいことは分かるんだけど、どこにも感情移入出来なくて全くノレなかった

あとはまぁ韓国バイオレンスのお約束の警察と市長のクズ描写が、犯人
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.0

悪評よりは誠実だったけど
評判通り中盤で息切れしたんだなって

ゴア描写が目的の映画は苦手なんで、そのギリギリのラインなのはともかく、中盤からは何がしたかったのかよくわからない

ゾンビ映画とはまた違
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