saaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.6

「マルコはいつもハッピーエンドをせがんだ」で号泣した。

映画を通して涙が出そうになる場面は多くあったけど、それは感動の涙ではなく、残酷さや悔しさに対する絶望によるものだった。

差別や偏見に苦しみ翻
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A.I.(2001年製作の映画)

3.8

デイビットは人間になって愛されることを生涯夢見続けたけど、愛への執着それ自体が人間のようだなと思った。


愛を受け取る側には責任があるというのは人間の親子でももちろん同じ。

13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

4.0

これだけの情報量を100分に詰め込んだ作品は見る価値しかない。

正義と尊厳を重んじるはずの世界で不正がまかり通る様々な制度の実態を知った。

元受刑者の活動家という影響力を持ち辛い人々の声こそ取り上
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ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

4.2

『怒りではなく、言葉を伝えて。
花は雷ではなく雨で育つ。』

映画はタリバン支配下のアフガニスタンの首都カブールを舞台にした少女とその家族そして友人の物語。

この映画を見るまで、史実を知って
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THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション(2014年製作の映画)

3.2

想像していた話とは違ったけど、それでよかった。
今後は邦題とキャッチコピーの虚飾は無しで笑

素人家族に侵入されるような美術館はやばい。けど爺さんはかっこいい。

オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.6

奇抜なコメディ感から溢れ出す様々な怒りを感じた。

あくまでも人間中心主義的な自然/動物との関係や利潤だけに突き動かされる社会、蔓延しながらも見過ごされる人種差別など、構造化された悪に取り込まれずにい
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

4.0

サスペンスベースの物語を「怪物はささやく」的なダークファンタジーで脚色した感じ。

色んな要素を詰め込んでいるからファンタジーでカバーしている部分も多く、サスペンスとしての重みはない。
推理しがいに欠
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.3

緊急事態宣言が解除されたので気を引き締めるため鑑賞。
キャストが良い。
最後が…リアル

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

3.8

昼間から見るものではなかった。
夜に見たいわけでもないですが。

ダニエル・ラドクリフの迫真の演技から肉体以上に精神が蝕ままれて行く様子が伝わった。
実話ということで、そのサバイバル能力に感嘆すると同
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