棟梁さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

十九歳の地図(1979年製作の映画)

5.0

何をやっても成功するしどうにかなると思い込んでいた10代後半。
20歳を過ぎたあたりにその無敵感がパタリと姿を消し、1人の夜には焦燥感と諦めが滲み出てくるようになる。
その、青春が終わろうとする香りが
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逆噴射家族(1984年製作の映画)

3.7

見てるこっちまで気が触れそうになる。
お父さんもこういう感じだったんだろうな笑

火まつり(1985年製作の映画)

4.5

もう年末だし断言できるけど今年イチ面白かった。
なんて事ないシーンがめちゃ緻密。
カメラがパンした先では必ず人がやってきたり、露天商が店じまいしていたり、電車が通過したり、絶対何か写っているので終始楽
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港へ来た男(1952年製作の映画)

3.5

嵐のシーンとか本当に荒波に繰り出してるよう。
どんなセットで撮ったんだろ?
意気消沈した志村喬が自暴自棄になり漁に出て満面の笑みで鯨に銛ぶち込む画が最高。
最後の資料映像集では鯨にの上を歩くペンギンが
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竜二(1983年製作の映画)

3.6

カタギとヤクザのコントラストが強烈。
ラストの商店街やヒロシが遊びに来るシーンに限らず、竜二が雑踏を歩くシーンでもそこだけ温度が違うような感じでとにかく対比が鮮明。

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

3.4

冒頭の上野公園シーンは南郷さんとアカギが出会ったシーンみたい。

ケンとカズ(2015年製作の映画)

4.2

この地方都市の閉塞感からどうしようとも抜け出せない感じ、まさに求めていたものそのもの。

誰かの花(2021年製作の映画)

3.6

初めての国際映画祭。
当然ながら網走のとは随分違った笑

こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

3.7

相変わらずの中国商業映画感だけど、贺岁片と考えれば悪くないのかな。
とりあえず退屈はしない。

仮面ライダー対じごく大使(1972年製作の映画)

2.7

見通しのいい荒野で次々と正面衝突していくショッカー達。
バイクに乗った経験があるのかどうかも怪しい笑

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.4

ポスターが好きで観に行ったけど想像以上によかった。
小泉孝太郎は某環境大臣の弟のせいかペテン師役がめっちゃ似合う。

子連れ殺人拳(1976年製作の映画)

3.6

手持ちカメラでごちゃごちゃしながらも最後はキマる構図がかっこいい。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

ヒステリカルな女の人が苦手だからしんどかった…。
演技うますぎ…。

愛・革命(2016年製作の映画)

2.5

夏菜うるせー笑
サムリー目当てで観たけどこっちもこっちでなかなか酷かった…。

ドアロック(2018年製作の映画)

3.3

100分とは思えないほどクドい。
ストーリーの起伏とクドさって表裏一体なんだなぁと思わされる。

少年の君(2019年製作の映画)

4.3

高校生役に全く違和感のない周冬雨、なんなん?
易洋千玺より8歳も年上とか信じられない。
中国の社会派映画はいつになったら最後に共産党の実績を紹介しなくなるんだろうか。
あれだけで結構冷めるからやめて欲
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.9

ビールとつまみを用意して見始めたのに、口をつける気にならないくらい壮絶だった。

なんだけれどどうしても「行政に頼れば良いのでは?」と思ってしまう。
もちろん兄妹が真っ当に生きられない背景はあるのだろ
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台風クラブ(1985年製作の映画)

2.7

おじさんが考えた思春期の危うい狂気って感じ。
言わんとすることはわかるけど、演出が寒すぎる。

失われた時間 〜被偷走的那五年〜(2013年製作の映画)

3.8

シリアスな感動シーンが定期的に配置されてるので、ラストシーンではもう俺の感動ポイントが不足していて、少し冷めたまま見てしまった。
ハッピーなシーンとシリアスなシーンのコントラストが強すぎる。
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