いめーじさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

10thアニバーサリー 劇場版 遊☆戯☆王 〜超融合!時空を越えた絆〜(2010年製作の映画)

2.5

約50分でタイムスリップと3シリーズのコラボを実現するスピード感はスゴイ。
「何…白紙のカードだと!?」意味不明でウケる。
デュエルモンスターズは世界崩壊の原因だとか言って悪役が未来からやってくる意味
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.7

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眠気がある時に観ると確実に落ちるけど、めちゃくちゃ好みの作品だった。
ゴースト同士のコミュニケーションがちょっとかわいいけど切ない。呆気ない成仏にジーンとくる。
トボトボ歩いたりボーッとしてる間に時間
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.8

死ぬ度にフォーカスするキャラが移っていく序盤がおもしろい。
返り討ちにしまくる胸が大きめのオネーサンが時たま不思議な表情をするのが好き。
どちら側もセリフによる風刺がエゲツないので、誰が死んでも爽快感
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隣の家の少女(2007年製作の映画)

4.0

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ジャケが良い。序盤の雰囲気だけはジュブナイル全開のボーイ・ミーツ・ガールだが、ジワジワ露呈する最悪な家庭環境が嫌すぎる。気になってきた女の子の全裸を見てしまい、気になってきた男の子に全裸を見られてしま>>続きを読む

あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

4.2

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死期の近い医者が30年前に戻って未練を解消しようとしたり、30年後の自分が人生のネタバレしてくる構図。
自分自身だけど親子のようで兄弟や師弟にも見える良い関係。
彼女か娘かって状況は切実すぎる。
タイ
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トリプルX:再起動(2017年製作の映画)

4.0

アクション映画好きには嬉しすぎる豪華キャスト。みんなビジュアルが良い。
ネイマールがアベンジャーズへの勧誘と勘違いはワロタ。ほとんどニックだもんな。
魅せる気マンマンのパフォーマンス的アクションや急に
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トリプルX ネクスト・レベル(2005年製作の映画)

4.0

ダサかっこいいの極みだなぁ。
ヴィン・ディーゼルの次にアイス・キューブを起用するセンスの良さよ。ヴィン・ディーゼルが単体で無双してた前作とは音楽もノリも別種のパワー。
アクションの迫力は控えめになった
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トリプルX(2002年製作の映画)

4.0

ワイスピ以上に頭悪そうなノリを恥ずかしげもなく全力でやってる。
ダニー・トレホはすぐ退場。
敵幹部が皆して「んあ…?」って表情で死んでいくの笑う。
爆発も雪崩もハデすぎてサイコー。
正直長いけどおもし
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ワーニング その映画を観るな(2019年製作の映画)

3.4

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撮影の狂気。こういうテーマってほとんどがPOVでやってる印象だけど、これは一応劇映画。
前半のホラー映画探しはワクワクさせられるし、終盤で切りつけてくる時の主観ぽいカットは印象的。
メガネ美人な主役は
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.7

長いし舞台も狭いけどおもしろさが持続する。極端なキャラしかいない殺伐とした空間と展開は熱かったし、人が死ぬ度に驚きがあった。
別にハマりはせんけど。

フルーツバスケット -prelude-(2022年製作の映画)

4.0

良いとこ取りの総集編だけで泣いて満足しちゃうな。
勝也が本編の男キャラ以上に乙女ゲー要素の強いイケメンで笑う。
やっぱ恋愛至上主義なところはあるけど7割は泣いてしまう恐ろしい作品。

変態村(2004年製作の映画)

4.1

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男が男から酷い目にあわされまくる話なのでエロを期待してはいけない。
意外と過激な瞬間を見せない作りだったけど映像センスは普通に良い。
主人公が歌手なのもあって、アイドル映画としても観れた。
「俺と君は
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スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)

3.8

普通に熱くて盛り上がる内容だった。
ヤヤン・ルヒアンも暴れる。SFなのに格闘アクションが1番おもろい。
トレントがめっちゃ良いキャラで、あいつが本作を引っ張っていたと思う。
1作目から1発ネタとしか思
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.9

結局、金かかってるサメ映画っておもしれー。
海の美しさをセクシーサーフィンで魅せる序盤から、恐ろしいだけの狩り場に変貌する荒波展開に呼吸もままならない。
女性主人公だからとナメてはいけない。医学生でサ
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虚空門 GATE(2019年製作の映画)

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あんまりドキュメンタリーの形になっていないので楽しみづらいんだけど、そのおかげか非常に中立な作風を実現している。
息をするようにフェイクを生み出しているのだろうが、金にもならん夢を分け与えるのは優しさ
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シオリノインム(2019年製作の映画)

4.4

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まぁエロ映画だけど意外と雰囲気を大事にしていて、ふざけたB級よりは普通に怖い。とても短いのもナイス。
エロも唐突だとホラーになるね。
零れたミルクやアロマキャンドルの粘性もいちいち性欲に繋がる。それっ
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BUG/バグ(2007年製作の映画)

4.6

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展開が遅いというか丁寧で、おもしろくなるまでには時間がかかる。でも観終えてから振り返ってみると日常がズレていく重みを生み出すのに一役買ってる。カメラワークがドキュメンタリーに近いのも緊迫感があって良か>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

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ワンカット風映画は上映時間=物語の経過時間でもあるから非常に入り込みやすい(まぁ途中で時間飛んだけど)
逆に言うと全然タイトじゃないので、興味が薄れてしまう瞬間はそこそこある。つい息を止めてしまうよう
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.2

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ボイスドラマでも成立する話(実際、ポッドキャストで配信されたことがある)。
でも通話以外の音の良さにも拘ってるし主人公の表情から感じ取るのも重要だし背景に映る同僚の存在も良い雰囲気を作っているので映画
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海獣の子供(2018年製作の映画)

4.1

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海怖すぎワロタ、宇宙の神秘ヤバすぎワロタって感じ。

どんどん人間味が排されるので主人公のリアクションも薄くなっていくんだけど、おかげで日常に回帰するオチの尊さが際立った気がする。

暗黒物質がどうと
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告白(2010年製作の映画)

4.3

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先生が話してる間に話しまくってる動物園みたいな教室の雰囲気に懐かしさを感じてしまう。シンプルにテンポが良いし、序盤からクライマックス直前みたいな音楽が心地よく流れ続けるから一瞬で惹き込まれた。先生の語>>続きを読む

裸のランチ(1991年製作の映画)

3.9

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タイプライターくんがとてもキモいし、タイプライターの共喰いもキモいし、腰振りタイプライターもキモくて良かった。ゴキブリやムカデが頻繁に映るのは普通にキモイ。
主人公視点は常に正気ではないのに不思議と穏
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ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

3.4

「マジかよ」って感じのリアクションをし続ける櫻井翔。
死体に被さった布とか女性の踏みつけとかのシュミが妙に良い。
どんどんスケールが拡大してきてサイコサスペンスなどに二転三転したりもするけど全体的に冗
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エクスクロス 魔境伝説(2007年製作の映画)

3.1

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村人が片足を引きずっていて老人が多めなので逃げやすそうな村ホラー。
足フェチカルトって感じだけど、俺は足フェチではなく脚フェチなので恐ろしく感じましたよ。
安心させて睡眠薬でも盛ればいいのに恐怖を煽り
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初恋(2020年製作の映画)

4.2

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カタギのボクサー青年がシャブ中女と出会ってヤクザとチャイニーズマフィアに挟まれたりするカオス。
ヘタしたら超サムい話にもなりそうな設定をしっかりとおもしろく作れている。
荒ぶるベッキーが復讐を済ませた
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.4

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桐島が全然出てこなくて凄い。出てきても「桐島と思われる誰か」
橋本愛かわいすぎてヤバ。
陰キャ描写ガチすぎてヤバ〜。
個人の考え方もコミュニティもバラバラで、終盤の人間ドラマのアンサンブルとかサイコー
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

4.0

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前作の弟の裁判が中心なのだが、使者の掘り下げや地上の複雑な家庭とか壺に憑いたマ・ドンソクが絡んできて騒がしい。株とか社会制度の会話がシュール。
あのまま3人が長々と使者やってるのも良さそうだけど、いつ
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

4.2

死んだ消防士が生まれ変わりのために七つの地獄で裁判を受けるという、無駄に複雑なおもしろ設定。
人間に対して厳しすぎる仕組みだと思う。
アクションはハデすぎて逆に安っぽく見えなくもない。
140分と長い
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サマーゴースト(2021年製作の映画)

3.8

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主人公の名前の呼びが俺と同じなのでオトクな作品。
死に触れて生に一生懸命になるよくある話で作画のタッチや質からしても低カロリーMV的ではあるのだが、小瀬村晶とかGuianoが参加してる音楽はいちいち切
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.4

ロマンチズムの塊じゃ。
すれ違いシーンで止まって後ろを振り返させたのって絶対やめといた方がいいと思ってしまうんだけど、そのやりすぎな感じも馴染んじゃう。
好みの切なさだしラストの気付きで泣けたし美しい
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.2

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野生もバトルも無く、ペットというほど極端な関係でもなく、生活のパートナーとして共存してるのが素敵。
違法バトルの迫力やアングラ感もゲームとは違う面白味があるし、ポケモンたちのリアルな質感はキモイっちゃ
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.8

序盤は眠くなるくらい何とも言えんけどメイン2人の関係が始まってからはおもしろい。
愛想のない表情やベッドシーンの肉体美にしろルーニー・マーラだからこその凄みがあって、サイコミステリー要素よりもキャラモ
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.1

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カトリック警官がセックスカルト的な男根崇拝や謎文化に翻弄される話。
ほとんど音楽映画じゃないか。ミュージカルシーンが幻想ではなくリアルに行われている。ヘイホー名曲。
キリスト文化も少数派に回った途端に
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.7

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サスペンスなのかオカルトホラーなのか曖昧で奇妙なバランスを最後の最後まで引っ張ってひっくり返す。
「人を殺しておいてよく平気でいられたな」的なことを警部は言っていたが、復讐とはいえ人殺しをしてしまった
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蝋人形の館(2005年製作の映画)

4.3

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ジャレッド目的で観た。まさか最初にやられるとは…。
1番活躍するのが前科持ちの兄なのは意外性があったし、兄妹vs兄弟の構図がこの映画の主軸だと気付いた時にはアガる。
独特な蝋人形化がかなりエグいし、ダ
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レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙/刑事グラハム 凍りついた欲望(1986年製作の映画)

3.5

プロファイリングを映像ではなく独り言で描いているので、ホプキンス版のシリーズやドラマ版とかと比べると映像作品としてのインパクトに欠けるけど、これはこれでウィルの異常性が際立っている。音楽がそこそこ良い>>続きを読む