Kantokuさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

透明人間と蠅男(1957年製作の映画)

3.0

悪人側が想像より凶悪だったのが驚き。透明人間も蝿男も特撮は凝ってるけど、上手くストーリーにハマりきってない感があって、そこがもったいなかった。

リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986年製作の映画)

4.0

ちょっとダークな雰囲気と時折始まるミュージカルに加えて上質なアナログ特撮が楽しめる良作。ラストが違うディレクターズカット版もあるみたいやから、それも見たくなった。

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.5

最近多めのブチギレた激強中年男性主人公のアクションかと思ってたけど、蓋を開けてみると勘違いコメディ色強めなところもあって、なかなか想像と違ったけど面白かった。エンドロールのキャスト紹介の演出が良い。

ブリット(1968年製作の映画)

3.5

カーアクションって車の進化とともに魅せ方が変わるから、どの時代でも違った楽しみ方ができておもろい。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.5

おもろかった。単純に物を作る狂気ではなくて、きちんと映画を製作する狂気が描かれてたのが良い。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

絵面が豪華で台詞回しが独特なアタオカアクション映画。トンデモ日本描写は突っ込むだけアホらしいけど、トンデモ感満載の割にあまり作品の面白さに寄与してない気がするのは自分だけなんかな。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

評判に違わず面白かった。あくまで何かしらの端末の画面に映ったものしか見えないという縛りの中で、あの手この手で情報を観客に提示して話を進めるのがとても上手い。

インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

3.5

思ったより面白かったけど、ストーリーは既に詳細を覚えてないくらいな感じ。アクションは結構豪華で見てて楽しかった気がする。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

被害者たちも取材する記者たちも、お互い傷つきながらも立ちはだかる巨大な権力に向かって一矢以上を報いることができたという展開ながら、見終わって気持ちが全然晴れなかったくらい現実の辛い重さを感じた。

DC がんばれ!スーパーペット(2022年製作の映画)

4.0

王道ヒーローものしてて想像より面白かった。人間のヒーローやヴィランを出し抜く動物ヒーローとヴィランというのもなかなか面白い。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.0

日本版と比べて主人公がジェントルマンな感じになってた。

知りすぎた少女(1963年製作の映画)

3.5

ヒッチコック風ジャッロといいたいところながら、あまりにジャッロの原点すぎてまだヒッチコックの真似くらいにしかなってなかったような…主人公の信じてもらえない感じ、信用しきれないサブキャラたち、事件を追う>>続きを読む

警官ジジのアドベンチャー(2022年製作の映画)

3.0

登場人物がほぼ全員地元の住人で、主人公ジジも実際に警官とのことで、作品紹介で記載されていた「現実とファンタジーの間」ってそういう意味やったんかいと見終わってびっくりした。映像中ずっとジジは勤務していて>>続きを読む

奇妙なこと(2022年製作の映画)

4.0

映画の着想元の演劇を知らないまま見たけど、全然楽しめる良作やった。主人公ピランデッロは全然表情豊かじゃないけど、微表情とか細かい所作とかでその時々の心情がなんとかわかりそうな感じがして不思議な感覚やっ>>続きを読む

乾いたローマ(2022年製作の映画)

4.0

クラッシュっぽい群像劇にコロナ禍らしい雨が降らないという危機を足して、イタリア風に味付けした映画。登場するキャラのほとんど全員が何かしらの問題を抱えていて、映画の中で乗り越えるべき問題のパターンとして>>続きを読む

フラッド(1998年製作の映画)

4.0

想像以上に面白い傑作アクションやったけど、画面上で洪水を意識しないタイミングがないのでそこは要注意。洪水シーンの迫力は言わずもがな凄いんやけど、増水していくにつれて、普段歩くところが浸水しているシチュ>>続きを読む

THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション(2014年製作の映画)

3.5

ポスターに完全に騙されたけど、全然クライムミステリーじゃなくてゴリゴリのヒューマンドラマやった。ショーン・コネリーのファミリービジネスを家族ドラマに振り切った感じ。主人公家族の3人の空気感が良かったお>>続きを読む

アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)

3.0

ロンドンの不良少年たちがたむろする団地(ブロック)にエイリアンが落ちてきて縄張り争い(?)を繰り広げる話。エイリアンのビジュアルは不気味さと凶暴さが合わさってて、良さげやった。でも、ゴアを求める人には>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

アクションも凝ってるし、設定も独特ながら面白いし、キャラとかセリフも楽しめたんやけど、なーんか見た後の感想で言うと自分にはあんまりハマらんかったなーという感じなのが不思議。わからんけど主人公2人のこれ>>続きを読む

ビッグ・ガン(1972年製作の映画)

3.0

ジョン・ウィックからガンアクションを抜いた感じの復讐もの。序盤のカーアクションとか主人公の派手すぎない殺し方とか結構面白かったけど、中盤から終盤にかけての復讐モチベがだんだん薄れてる感を演出から感じて>>続きを読む

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.0

史実でもフィクションでもレジスタンスものは任務遂行までの過程もドキドキさせられるし、遂行後に無事に帰って来られるかでまたドキドキさせられるしで、本当に映画の題材として打ってつけだなと改めて思った。ナチ>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

名作やったね。笑いあり涙ありアクションありのエンタメ娯楽作として満点やったと思うし、三部作の締めくくりとしてガーディアンズという家族が成熟した中でどういう方向に向かうのかというのも綺麗に上手くまとめ切>>続きを読む

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.0

家族の前ではしゃぎすぎて堪忍袋の緒が切れた妻から別居&離婚を言い渡された夫が、老婦人に化けて家政婦として家に戻ってきて…という奇想天外なストーリーなものの、案外展開も結末もまともでリアルという面白映画>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

3.5

自分が官僚主義的な働き方をしすぎてないせいか全然響かんかった。死が近づいていることを知ってなお、休んで何をすればいいのか、何をすれば自分が楽しいと思うのかわからないというのは、現代のコンテンツが豊富す>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

そこまでマリオをやりこんだ経験があるわけでもない自分が見ても気づける元ネタがいくつもあるくらい、豊富にオマージュが仕込まれてて、かつストーリーもきちんと面白いヒーロー物してて、めっちゃ楽しめる良い映画>>続きを読む

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジョニーの過去の記憶と現在の空想と第三者目線からのジョニーの現状とが混ざり合いながら映し出される幻想的な舞台演劇っぽさのある映画やった。最後のジョニーが周りと対話できると分かっているにも関わらず、ジョ>>続きを読む

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

4.0

イコライザー的な見た後のスッキリ感だけを求めて見てみたけど、思いの外シリアスなサスペンスっぽさがあって面白かった。メキシコを舞台にした甲斐あって、街中で銃やランチャー打っても違和感がないのも良い。(も>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

もふもふ描写がめっちゃもふもふ感が伝わってきて良かった。家族の因習の象徴であり封印すべき対象とされるレッサーパンダを使いこなす主人公の方が、レッサーパンダを封じ込めた親以上の世代たちよりも現代的で自由>>続きを読む

ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

3.5

内戦中のスリランカから家族を装ってフランスに脱出した擬似家族を描いた作品。主人公ディーパンが元兵士という設定を生かしながらも、ハリウッド大作のようにスカッとエンタメに昇華しすぎてないところが真面目だな>>続きを読む

アムステルダム(2022年製作の映画)

4.0

出てくるキャラのほとんどをそのキャラとしてではなく、そのキャラを演じてる俳優だなぁ、と全編通して初めて感じた映画かも。知り合いが出てる演劇を見てるような不思議な感じやった。戦間期という独特な雰囲気のあ>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

西洋ファンタジー版ガーディアンズオブザギャラクシーでめちゃ良かった。ジェームズガンはこういうはぐれもの集団をやると湿度高めのじっとり感が出る癖があると思うけど、本作は関係性が少しカラッとしている分、ク>>続きを読む

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

4.0

プレデターのことを現代兵器が簡単には通用しない屈強なバケモノとしか認識できてなかったから、プレデターというのは捕食者かつハンターであると捉え直した今作の企画者は賢い。現代人よりむしろ狩を日常的にしてい>>続きを読む

キッド(2000年製作の映画)

3.0

想像通りの話やし想像通りの展開やけど、ブルース・ウィリスやからなんとか見れたかなという感じ。頑張って客観的に自分を見た時に、思ってるよりも子供の頃の想像の延長線上に今の自分がいるからかもなとも思う。ま>>続きを読む

ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)

4.0

ジョン・カーペンターとカート・ラッセルコンビを見るのも数回目やけど個人的には本作が一番カート・ラッセルを生かせてる気がした。アクションもカンフーメインにすることで、武器の種類などでバトルシーンにバリエ>>続きを読む