NEWおっさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.5

「生まれ育った国か、新天地か」

アイルランドで育った1人の少女がアメリカのブルックリンへと旅立つ、言わば上京物語。そこで1人の男と恋に落ちるが、ある出来事をきっかけに故郷へと戻るが…。ってなお話。
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

「喋るだけの青春、シュールな75分」

原作は少年チャンピオンの同名漫画。池松壮亮と菅田将暉のコンビで、ただひたすらダべるだけの映画。一応全8話のオムニバス形式だが、一部を除き川の土手で漫才よろしくシ
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

4.5

「最後の贈り物は…」

俳優のジョエル・エドガートンの初監督作品。監督・脚本・製作全て手掛けており、出演もしている。ゴードと言う贈り物を上げ続ける不気味な男役。

超面白かった。シンプルながら背筋が凍
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

2.5

「まるで成長していない(褒めてます)」

まさかの20年振りの続編。前作でメインを張ったキャラは軒並み今回も出ているが、ギャラの関係だろと勘繰りたくなるウィル・スミスだけは出ていない。今作では何故か死
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

「音楽で未来を切り開く」

世間的には大絶賛されてる本作だが、自分はそれ程盛り上がったかと言われると首を捻る。いや、面白かったのは言わずもがななんだが、どうにもストーリー的に細かいトコロが気になって素
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.0

「取り戻せない日常」

是枝裕和監督最新作。阿部寛×是枝裕和は何個か作品があるが、その中でもだと「歩いても歩いても」の作風に割と近い。そういや樹木希林も出ていたな。近いとは言うけど、使い回しという意味
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.0

「恐怖感はバッチリ」

サメ映画。サメに襲われてからは終始恐怖感と緊張感が持続しながら観れてたので、面白かったんだろう。グロいトコもあるにはあるが、ハッキリ移すワケでもないしそんなに気にならない。それ
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.5

「13年ぶりの海洋大冒険」

前作「ファインディング・ニモ」から13年振りの続編。作中では1年後なんだが、現実で13年も経ってると前作のストーリーとか殆ど覚えてないので大丈夫かなと懸念してたが、まあ覚
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

1.5

「消化不良でグダグダな結末」

期待してたんだが、かなり消化不良な結末。終盤になるにつれグダグダになっていった。振り返って見ると事件に関係ない描写がやたら多かったな。記者クラブとか一体何だったんだ。最
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.0

「最後に笑うのは…」

エンタメではお馴染み、人工知能=AIを取り扱ったSF。しかしジャンルはサスペンス/ホラーに分類されるのが新鮮ちゃあ新鮮。わずか4人のキャラでほぼ話は展開する。

人里はずれた自
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.0

「粗削りだが泣ける箇所は完備」

大切なモノと引き換えに1日寿命を伸ばせたら、という変革タイムリープなお話。結論から言うと、泣けた。特に家族関係のエピソードは素晴らしいモノがある。しかし脚本としてみる
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フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

2.0

「未完のグダグダSF」

我らがクロエ・グレース・モレッツ主演の侵略SF。タイトル通り侵略の波が5段階に分かれて襲ってくるのが肝。開始30分足らずで既に3つ目の波が襲ってきておいおい尺大丈夫かといらぬ
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.5

「日本のゾンビ映画の最高峰」

同名漫画原作の映画化。いわゆるゾンビモノのジャンルになる。映画の中ではゾンビとは一切言わずあくまで「ZQN(ゾキュン)」だが。

日本でここまでリアルにエグくゾンビモノ
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.5

「昭和に取り残された人間模様」

このタイトル、ニンテンドウ64を思い出す人は多数いるはず。ロクヨンって劇中で言うたび思い出してしまう。

昭和64年の短い期間の中で起きた未解決殺人事件に関する人間模
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.5

「視聴者にも理解不能」

一応サスペンスなんだが、犯人は当初からバレバレで、動機などは理解不能なサイコパスの映画なんで、そういうの求めてる人は回れ右。ていうか香川照之の出てきた瞬間からの胡散臭さが凄い
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

2.0

「華やかさ満点。分かり辛さも満点。」

コーエン兄弟監督最新作。今回もあまりエグさは感じない、ゆるいコメディとなっている。

とにかく豪華キャストで溢れかえってる様は「バーン・アフター・リーディング」
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アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

3.0

「前作よりも面白さは向上。」

まさかの6年振りな続編。ファインディングニモといい、インデペンデンスデイといい、今年は昔の作品の続編が流行ってる年だったな。まあこの作品は昔という程では無いが。

前作
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二重生活(2016年製作の映画)

3.5

「尾行で埋まる心の隙間」

主人公が論文の為に隣家に住む既婚者の男を尾行していくドラマ。開始いきなり結構なベッドシーンがあるからビビる。てか門脇麦は「愛の渦」の印象が強いし他の作品でも汚れ役やダークサ
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

「原作よりも激しく、そして哀しく」

古谷実原作の実写化。これで古谷実原作の実写化は園子温監督の「ヒミズ」に続き2度目になる。

平和な日常にジワジワと迫り来る異常みたいな、ある種ホラーテイストな雰囲
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神様メール(2015年製作の映画)

1.5

10.20 「設定は素晴らしいが、、、」

神様である父がクズなんで、その娘が下界に出て人々と交流するコメディ。こう聞くとバカバカしくも素晴らしい設定で、現に予告と相まって期待値高めで観たが、正直余り
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

4.0

「密室スリラーの怪作。」

「クローバーフィールド/HAKAISHA」の続編。続編と銘打っているが、時系列的にも後ってワケでも無いし、同じ世界観の別の事件と考えた方が良さそう。ジャンル自体もガラリと変
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パーフェクト・ルーム(2014年製作の映画)

3.0

「カタルシスが薄いドンデン返し」

ベルギーの映画「LOFT」をリメイク。オランダでも1回リメイクされているが、そんなにリメイクする程魅力を感じる題材なのかと期待しながら挑んだが、どうにもイマイチだっ
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ONE PIECE FILM GOLD(2016年製作の映画)

3.0

「豪華ながらもいつもの味」

ワンピース劇場版第13作目。原作者の尾田栄一郎が前作に引き続き、総合プロデューサーとして制作に参加している。「STRONG WORLD」の時にもう映画に関わるのは最初で最
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

4.0

「エッセンスは少年漫画」

前編である上の句も面白かったが、後編もその面白さは持続している。当たり前のコトかも知れないが、二部作で面白さを持続しているモノは多からずなので、それだけでも地味に凄い。
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.0

「軽さは否めないが、緊張感は有り。」

番組ジャックされ、その様子が生放送されるというサスペンス。リアルタイムで進行するので程良い緊張感が持続されて最後まで飽きずに観れた。株式バラエティ番組なんで、株
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

4.0

「利息で起死回生」

一切チャンバラが無い時代劇。風化寸前の宿場町を救う為にお上に金を貸し、その利息で町を再生させようという一発逆転の賭けに出る百姓達の物語。

一応主役は阿部サダヲ演じる穀田屋十三郎
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暗殺教室 卒業編(2016年製作の映画)

1.0

「更にチープな作りに閉口」

実写版暗殺教室の完結編。なんて言うか前作もエラく漫画的だったが今回は更に輪をかけて漫画的になっている。チープで安っぽい作りは更に増していて、観てるこっちが恥ずかしい演出の
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.0

「予想外の理不尽/狂気。」

「ホステル」や「グリーン・インフェルノ」で有名なイーライ・ロス監督最新作は1977年の映画「メイク・アップ」のリメイク。この監督は精神的にも肉体的にもグロさ方面で有名らし
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

2.5

「マジカルでもなんでもない」

スペインの新鋭、カルロス・ベルムトの監督デビュー作。日本大好きで、この作品を作る時に日本のアニメに色々影響されたらしい。まあタイトルとか冒頭とクライマックスで流れる長山
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

3.5

「サスペンスとしては×なれど。」

劇場版名探偵コナンもついに20作目に。映画だけで20本もやっているコトに素直に感服する。
今回は数年に1回あるかないかの黒の組織絡み。なんで自分も含めて黒の組織好み
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.0

「スポ根青春映画の新たな試金石」

競技かるた(百人一首)に心血を注ぎ込む高校生達の青春スポ根ドラマ。文化部の話なのに、何故スポ根なのかは、観れば分かる。体育会系にもヒケを取らない程熱いバトルが繰り広
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

「はじめまして、世界」

アイルランド出身の作家エマ・ドナヒューのベストセラー小説「部屋」を映画化。監禁された女性と、そこで生まれ育った息子が、長らく断絶されていた外界へと脱出し、社会へ適応していく過
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HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス(2016年製作の映画)

2.5

「下ネタ度増、面白さ減。」

まさかの続編。バカバカしさや下ネタ度は更に増し、やりたい放題やってはいるが、どうにも前作程の衝撃と面白さは無かった。

多分、小慣れて来た感があるからかなぁ。前作で味を占
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

「 リアル感を表現できたジャーナリズム魂」

カトリック教会の性的虐待を記事にするべく奔走したアメリカの新聞「ボストン・グローブ」の実話を元に作られたドラマ。あくまでドラマであってドキュメンタリーでは
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恋人たち(2015年製作の映画)

2.0

「話の重さの違いがイマイチ」

3人の主人公が織り成す人間ドラマ。オムニバス形式ではなく、場面が切り替わりながら進行していくが、その割にはこの3人が交わるコトはほぼ無いので、ザッピング的な楽しさを期待
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.5

「ミステリー? いいえ、違います(笑)。」

ご存知タランティーノの最新作。初の密室ミステリーと謳っているがそういう要素は余り無い。金田一みたいなのを期待してると肩透かしを喰らう。

予想する楽しみは
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